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ホンダが「クラリティ フューエル セル」の発売を発表

ホンダは今日の昼に新型燃料電池車「クラリティ フューエル セル」の発売を正式に発表した。
価格は消費税込みで766万円。
販売形式は事前に発表されていたようにリース販売で、当初は自治体や企業向けに行い、そこで使用状況や意見等を集めた後に一般向けの販売も始めるとのこと。
初年度販売(リース)予定は200台。

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ホンダ、新型燃料電池車の車名と価格を発表

ホンダは今日10/28から始まった東京モーターショー2015において、かねてから発売を予告していた新型の燃料電池車を世界初公開し、合わせて車名と価格、発売時期を明らかにした。
発表では車名は「クラリティ フューエル セル」で価格は766万円、発売時期は2016年3月。
車名は以前北米および日本でリース販売されていた「FCXクラリティ」から取られている。
価格は2014年暮れにトヨタが世界で初めて発売した量産燃料電池車「MIRAI」(723万6000円)をにらんで付けたとのこと。

この「クラリティ フューエル セル」に購入には国から208万円の補助金が出るので、ユーザーの実質負担は単純計算で558万円となる。
補助金には他にも自治体独自の制度もあり、東京都の場合は先行した「MIRAI」の場合はおよそ100万円が上乗せされているので、そういった補助金制度のある自治体に住んでいる場合はもう少し負担が少なくなる。
ということになるが、まだまだ一般人には手の出せる金額では無い。
ホンダはさらに燃料電池スタックの小型化及び低コスト化、小型化に伴いガソリン車と車体のコンポーネントを共有することで車体全体のコストダウンを図るための研究開発をしているということも発表された。

また燃料供給には水素ステーションが必須だが、現状埼玉県より北には一箇所も無く実質的に関東及び中京地区、九州北部(というか福岡市周辺)でしか使うことは出来ないのが実態だ。

それでもトヨタに加えてホンダもいよいよ発売することになり、これで少しでも水素ステーション等のインフラ整備に弾みがつけば、一回の充電で200Kmそこそこしか走行できない電気自動車よりは普及するかも?
というか普及して欲しいな。

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