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日産「セレナ」の「キャップレス給油口」

先月発表された日産の新型「セレナ」は日本初の自動運転機能(というのはちょっと語弊があるかもしれないが)が搭載されたことがニュースになった。
他にも地味だが日本初の装備として「キャップレス給油口」がある(国内生産される日本車では初)。
これは読んで字の如くキャップの無い給油口で、普段は蓋が内側からスプリングの力で閉まっていて、給油時に給油機の口を挿しこめば開くので給油時に人間がキャップの開け閉めをしなくて済む。
「キャップの開け閉めなんてそんな手間じゃ無いだろう」
とも思うが、キャップを触ることで手が汚れることを嫌う人がいたり、恐ろしいことに給油後にキャップを閉め忘れる人がいるらしいので、そういった人達にはありがたい装備だ。
そもそも何故キャップを閉め忘れるのかだけど、推測だが外したキャップをタイヤの上や給油機の上に置いたまま忘れてしまうとかなのだろうか?
閉め忘れたまま走行すると最悪燃料(ガソリン・軽油)が漏れ出し、場合によっては火災につながる危険性があるので、「キャップレス給油口」はそれを防ぐには非常に有効な装備だと言える。
また、「セレナ」に装備された「キャップレス給油口」を製造供給しているのは豊田合成という会社の製品。
名前の通りトヨタ系の部品メーカーで、その中でも大手の会社だ。
ライバルである筈の日産への供給を行うことで、トヨタ一社に頼る体質から脱却しようとしているのだろうか。
というか、そうでもしないと国内での自動車生産量が減っている状況では今後の発展が望めないと言うことなのだろうな。

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