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HDDでも500MB/秒を記録?

インプレスのAKIBA PC Hotline!の記事「500MB/sは最新HDDなら3台で、ショップが検証」によると、HDDをRAID0(ストライピング)環境で接続してシーケンシャルアクセスで500MB/秒超を記録したとのこと。
検証に使用したHDDは1TBプラッタを採用した日立製の「HDS721010DLE630」で、3台以上でRAID0を構築した場合に500MB/秒超を記録したとのこと。
同記事によるとHDDが1台の場合(非RAID、つーか1台じゃRAIDは組めないわな)で177MB/秒前後(これでも速い!)、2台の場合で350MB/秒前後、3台の場合では522MB/秒前後ということで、ここまでは台数の増加と速度がほぼリニアに連動しているように見える。
さらに4台にした場合にはリード時に636MB/秒、ライト時に705MB/秒とライト時の方がリード時よりも70MB/秒程度速くなっていて、リード時の速度が台数とリニアに連動しなくなっているがライト時はリニアに連動している。

これは下手なSSDよりも速いということになり、容量単価の安い(しかも大容量)のHDDでここまでの速度が出るということは用途によってはこっちのほうが良いかも(先日発売になった地上デジタル放送用のチューナーユニット等の録画用とか)。
ただ騒音&熱の発生源になるHDDを多数積むとなると静穏性は犠牲にしなくてはならないだろうし、消費電力もSSDより格段に増加するのは覚悟しなくてならないなぁ。

日立 HGST HDS721010DLE630 3.5インチHDD 1TB 7200rpm 32MB SATA-6Gbps
B005NF4HE2

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