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土星に新たな衛星を発見

米・カーネギー研究所の研究チームが太陽系第2の惑星である土星に新たな衛星があることを発見したと発表した。
土星にはこれまで62個の衛星が確認されていたが、今回はさらに20個が新たに発見され合計82個となり、木星の79個を抜いて太陽系最多の衛星を持つ惑星となった。
発見に使われた望遠鏡は日本のすばる望遠鏡で、2004年から2007年にかけての観測結果から発見したとのこと。
今回見つかった20個の内、3個が巡行(土星の時点と同じ方向に公転)で、残り17個は逆行衛星。
軌道傾斜各や土星からの距離から17個の逆行衛星は「北欧群」と呼ばれる衛星群に属すると見られる。
残り3個の巡行衛星の内1個はどの群にも属さない可能性があり、同じく巡行でも軌道傾斜角の異なる2個は「イヌイット属」に属するとのことだ。

12-15年も前の観測結果からでも新たな発見があるなんて、データの解析は凄く大変なんだろうなぁ・・・

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