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audiが都心に急速充電用施設を開設

ドイツのaudiの日本法人「アウディジャパン」が東京都心に充電設備「Audi charging hub紀尾井町」を開設した。
充電ステーションなら既に全国各地に増えてきているが、この「Audi charging hub紀尾井町」は大容量蓄電池を備え高圧受電装置無しで最大150kWの超急速充電を可能にしている点とのこと。
ここでは同社の「Audi Q8 e-tron」なら約8.5分間、「Audi e-tron GT」なら約6.5分間で100Km走行可能にする分の充電が可能ということだが、CHAdeMO規格に対応しているので他のメーカーのEVでも利用可能となっている。
利用料金はPCA(アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンの3ブランドのディーラーネットワークを中心に展開する「プレミアムチャージングアライアンス 」)月額会員は75円/分、PCA都度会員は200円/分、一般利用は250円/分とのこと。
つまり、6.5分なら1,750円(一般利用)、8分なら2,000円(同)で100Km分の充電が出来るという計算になる。
ん?1,750円あればガソリンを10Lは入れられるから、燃費が10Km/L以上の車ならガソリン車の方が安く済むということになるな。
しかもガソリン車なら10L入れるのに20秒もあれば十分だから、わざわざ高い金を払って余計な時間がかかるEVに乗る必要はないってことだ。

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これだったのか・・・

先日のこと、車を運転していたら信号待ちで後ろに止まった車のエンブレムが”BYD”(”ビーヤーディ”:中国の自動車メーカー)だった。
なんでこんなところに?と不思議に思っていたら、BYDではEV「ATTO 3」の無料貸し出しキャンペーンを実施中らしいのでその車だったのか?
札幌にはまだ販売代理店はオープンしていないので、その準備の一環で売り出し中の「ATTO 3」を走らせていたのか?
札幌市内の市街地だけを夏の間に限って走らせるだけで長距離を乗らないんだったらEVでも使い物になるかもしれないけど、冬に遠出するには使いたくないな。

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日産の新型「リーフ」

去る9/6に日産が発表したのは国産で唯一と言って良い電気自動車(EV)の「リーフ」のモデルチェンジ。
先代モデルは2010年12月の発売だったので、7年弱でのフルモデルチェンジとなった。

今回もモデルチェンジの最大の目玉は航続距離が400Km(JC08モード)と大幅に伸びたこと。
先代モデルの最初期型の航続距離が200Kmだったので、今回のモデルは2倍の距離を走れるようになったわけだ。
これはバッテリーの改良で同じ大きさで容量を今までの24Kwh(最終型には30Kwh版もあり)から40Kwhに拡大することが出来たことと、日産が蓄積したバッテリーマネージメントのノウハウで電力制御がさらに緻密になったことで達成されたと言われる。
実走行距離も伸びていると思われるので、一日でそう遠くまで行かない人なら十分に使えるようになったとは思う。
ただ、実際に何キロ走れるかは解らないけど、時には一気に400Km近くも走ることがある私にとってはまだ足りない。
いくら急速充電を利用すれば40分で80%の充電が可能で、高速のSAに充電器の設置が進んでいるとはいえ、移動に必ずしも高速を使うわけでもないし、そもそも航続距離に不安を感じた状態で走るのはストレスが溜まってしまう。
今回のモデルチェンジで航続距離が500Kmに達するのではないかという噂もあって、そこまで伸びるなら北海道で実用になるかなぁ?と思ったが、残念ながらそこまでは伸ばしてこなかった。
さらに冬の北海道ではヒーターが必需品なんだけど、電気で暖房というのは(いくらヒートポンプとはいえ)効率が悪く、ヒーター動作状態でどれだけ航続距離に影響が出るのかも不安。
街中だけで使うとかなら別として、遠出を考えるとやはり実走行距離でガソリン車並みの500-600Kmは走ってくれないとねぇ、、、
要は、EVはまだまだ実用性が足りないということだな。
あ、短距離を走ることの多いタクシー(一日の走行距離制限があるため)とか、カーシェアリング用途なら使えるんじゃないかな?

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日産の「リーフ」が来年後半にモデルチェンジか?

日産の電気自動車(EV)「リーフ」の発売は2010年の12月なので今年の暮れで満7年となる。
これまで内部の仕様変更等は何度かあったものの、あの”ボテッとした”デザインは変更が入っていない。
そんな「リーフ」だが、来年(2018年)の秋か冬にフルモデルチェンジするのではないかと言う噂が聞こえてきた。

EVの欠点はその航続距離!
なにせ現行の30KWhモデルでも航続距離が僅か280Km(JC08モード)しかないのが最大の欠点だ。
これでは首都圏等の狭い地域だけで使うならまだしも、北海道で遠出をしようとすると充電設備の状況を事前に調べていかないとならない。
それでも発売当初は200Kmだったのに比べれば進化しているとは言えるだろう。
発売直後は日産のディーラーでさえ「遠出をするときはレンタカーを借りてください」と言ってた位なんだから(笑)。
私は先週、札幌と帯広を日帰りで往復したが、その時の走行距離がおよそ400Km強なので、少なくともこれくらいは余裕で走ってくれないと安心して遠出は出来ない。

その航続距離の問題も来年のモデルチェンジで解決されるかもしれない。
というのは新型の航続距離は400-500Km程度になるという話もあるからだ。
カタログ値(発売が来年の暮れになるなら新しいWLTPでの表記になる)で500Kmとなると、実際にも400Km近くは走れるということになり、そうなるとガソリンエンジン車に比べてもそう劣ってはいない。
実際にどうなるかはまだまだ不透明だけど、技術的には航続距離を大幅に延ばすことは可能なレベルに達しているそうなので、これは是非実現してもらいたいな。

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BMWの「i3」がモデルチェンジ、航続距離が1.5倍に!

BMWの小型電気自動車(EV)「i3」にバッテリ容量を増やした新型を追加し発売する。
現行モデルはバッテリー容量が60Ahで、航続距離(カタログ値)は190Km。
これでは都市部で日常の短い移動なら問題無いかもしれないが、ちょっとした遠出には全く持って向かない。
特に北海道では充電設備が普及してきたとはいえ、ちょっと田舎の方に行くと充電設備までは数十キロもあるようなことはざら。
この航続距離の短さがEVの普及に障害となっているのは間違いないわけで、今回BMWはこれまでのものと同サイズで94Ahまで容量をアップさせた新型バッテリーを開発。
そのため航続距離は300Km以上となった(計算上では300Kmに僅かに届かない筈なんだけど・・・)。
この新型モデルにも旧型にあったレンジエクステンダー(発電用エンジンを搭載し、100-150Km程度航続距離を延ばしたモデル)を用意したので、これだと航続距離が一般のガソリンエンジン車にはまだ敵わないが少なくとも実走行距離で300Km以上にはなり、多少の遠出には使えるようになると思う。

実は、この新型に関して凄いなと思うのはこの点では無く、この新開発のバッテリーと旧型のバッテリーとの換装メニューを用意したことだと思う。
これにより旧型ユーザーも新型バッテリーの恩恵を受けられるというものだ。
日産の「リーフ」もバッテリ容量を増大させたモデルを追加したが、こちらは容量が24Kwhから30Kwhへと「i3」ほどの増加ではない。
それでも巷の噂では初期型の「リーフ」に30Kwhのバッテリを搭載することも可能らしいので、考えることは同じかと。
「i3」も「リーフ」も単にバッテリーの交換だけでは無く、充電制御ソフトウェアの書き替えも必要なのではないのかな?(場合によっては充電回路周りも交換?)
「i3」のバッテリー交換費用は判らないが、「リーフ」の場合でおよそ60万円ということらしいので、それと同程度としても車両価格(ドイツ本国で36,150ユーロ:日本円で411万円)を考えるとやはり低所得者層には縁の無い車なんだなぁ(汗)。

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テスラのEV「モデル3」の受注がとても好調

アメリカのEVメーカー、テスラモーターズが3/31に発表した新型EV「モデル3」が大人気。
発表後24時間での受注が18万台に達し、その1日後にはさらに上乗せして27万台に達したと発表された。
もともとアメリカの環境問題に敏感な富裕層等に人気があるテスラモーターズのEVだが、この「モデル3」は価格を同社のモデルとしては35,000ドルという低価格に設定したのも一つの要因かと。
EVでは日本で最も売れている日産の「リーフ」が発売5年でようやく20万台(しかも全世界で)に達したばかり。
これと比べるまでも無く「モデル3」の受注ペースは異常に早い。
テスラの生産体制について良く知らないけど、こんな大量の受注を受けても生産が全く追い付かないんじゃないだろうか?

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日産「リーフ」の無料モニター

日産は同社の電気自動車「リーフ」の無料モニターを募集している。
WEBサイトで申し込むことが出来るのだけど、借りられる日数が見当たらないので何日間借りられるかが不明。
”長期”と書かれているので数日程度とは思えないんだけど、実際どれくらいの期間借りられるのかなぁ?

自宅はマンションで充電設備が無いので、充電できる場所が気になるところだが、札幌市内にも何か所かあるし、幸い自宅からそう遠く無いところに24時間稼働の充電ステーションがある。
うーん、保管場所さえクリア出来たら申し込んでみようかなぁ?

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日産がEV「リーフ」を値下げ

日産は電気自動車(EV)の「リーフ」全グレードを対象に値下げを行った。
最も安い”S”グレードの価格は消費税が8%になっても税込みで2,872,800円となり、値下げ前の価格3,062,850(消費税5%込み)よりも安価となる。
最も上のグレードとなる“Gエアロスタイル”でも値下げ後の価格は税込み3,927,960円で、値下げ前の税込価格4,088,700円より下がることになる。
消費税が上がるこの時期に値下げをすることでEVの普及に弾みをつけたいというところか。

札幌市内でも時折見かける「リーフ」は、僅かながらタクシーにも採用されている(石狩のダイコク交通で採用)。
私もリーフには興味があるが、いかんせん広い道内での移動を考えると航続距離の短い(と言っても初期型よりは伸びてはいるが)点で選択肢には入ってこない。
やはり満充電でガソリン車並の航続距離(400Km程度)は走ってくれないと不安で遠出には使えない(現在の228Kmという航続距離では札幌から帯広までも走れない)。
一度日産のディーラーでそのことを話したら、
「遠出のときはレンタカーをご利用になって下さい。それが日産としてのスタンスです。」
と言われたことがある。
この時は売っているほうも近距離用と割り切っている車だということが良く判ったよ。

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三菱の「アイ・ミーブ」の売れ行きが良かったようだ

三菱の軽EV「アイ・ミーブ」の2月の販売台数が多かったようだ。
発表された数字は2月に239台を売ったとなっていて、これは1月の販売台数(55台)の334.5%増し。
昨年の2月には377台売れているのでそれには届かなかったが、なかなかの数字だと思う。
日産の「リーフ」もそうだけど、EVは購入時に補助金が出るとはいえまだまだ高価だし、航続距離が短いのがネックでそれほど売れていない。
そんな中でこれだけ売れたということはまとまったオーダーでも入っていたのかな?

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シボレーのEVが発火

報道によるとアメリカGM社製の電気自動車(EV)である「シボレー ボルト」が衝突実験後に発火したとのこと。
そのため米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)はEVに搭載されているリチウムイオン電池の安全性に関する調査を開始したとのことだ。
発火した「シボレー ボルト」は韓国LGケミカルからリチウムイオン電池の供給を受けているらしいので、この朝鮮メーカー製の電池の問題なら良いけど、他社製の電池でも同様な危険性が無いか調査しているらしい。

そもそもボルトは純粋なEVではなく、バッテリー残量が減った場合にはエンジンを始動して発電し、その電力で走行する「シリーズ」タイプのEVなので、リチウムイオンバッテリーとガソリンと言う燃えやすいものを搭載している(これはトヨタのプリウスα7人乗りも同じ)。
そのため衝突→漏電→燃料漏れ→引火、または衝突→漏電→ガソリン以外(バッテリーそのものを含む)が発火、という二つの可能性が考えられる。
どちらにしても衝突の衝撃でバッテリーからの漏電があったとすれば、乗員にとって非常に危険なので、きちんとした調査を行って原因を究明して欲しい。
それこそ以前行ったプリウスの急加速現象に関する調査のように徹底した調査をね。

それにしても衝突実験の3週間後に発火とはねぇ、、、、、、

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