2021年に発見された彗星「バーナーディネリ・バーンスティン彗星」は発見当初は核の直径が200Kmにも及ぶ(かもしれない)観測史上最大の彗星ということで話題になった。
その後、地球に接近してきているので新しい情報が無いかと探していると2022年初頭にハッブル宇宙望遠鏡(HST)で観測されていて、その後のシミュレーションやALMA望遠鏡での観測等でさらに詳しい数字が出ていたようで、それによると85miles(約140Km)程度となっている(それでも観測史上最大クラス)。
で、この彗星が地球に衝突して災害をもたらすと書いてあるブログを発見、そこには
「地球をかすめただけで、大災害が起きてしまう
2031年に太陽に最接近する」
と書かれているが、軌道計算からこの彗星の近日点はおよそ16億Km(太陽―地球間の距離の10倍以上で土星軌道の少し外側)で、地球をかすめることは無い。
もし、その距離で大災害が起きるとすれば、もっと大きくて重たい木星がもっと近くにあるので毎年大災害が起きても不思議は無いことになる(それ以前に太陽の方がはるかに近くはるかに重い)。
しかもこのブログの日時を見ると2023年の12月になっているので、直径が当初予測よりも小さくなった後に書かれていることになり、書いた人は新しい情報を知らずに(調べずに)書いていることと思われる。
要は他人を煽っているだけの”愉快犯”のような人で、こんな人の書く内容は全く信用できないという見本のようなブログだな。
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今日最接近の筈なんだが・・・
昨年発見されたZTF彗星が今日2/2に地球に最接近することになっている。
近日点でも地球軌道の外側だったのであまり明るくはなっていないようだけど、天気の良いところだと20時前後には北極星の真上の方に見えるかも?
札幌はあいにくの天気で観る(撮る)のは難しいかな?
曇ってたorz
今日の札幌は青空が広がって好い天気だった。
19時頃でも空を見ると晴れていたので現在地球に接近中のZTF彗星を撮るには良い機会だと思っていた。
帰宅して21時頃にカメラの用意をして外に出てみたら、北の方の空には雲が出ていて北極星すら見えないorz。
予報では21時頃までは晴れとなっていたのになぁ・・・
レナード彗星が明るくなりつつある
今年(2021年)の1/3に発見された新彗星「レナード彗星(C/2021 A1; Leonard)」が太陽に接近して光度を増している。
発見時の等級は約19等だったが、ここにきて明るくなってきており、12/12の地球への最接近(3491万Km)前後には肉眼で見える4-6等級くらいまで増光すると見られる。
12/12頃までは日の出前の東の空に見え、12/6頃はうしかい座の一等星アークトゥルスの近くを通過するので目印になりそう。
その後は日没後の西の低い空で見られるようになり、年内は段々と南西の方角に移動していく。
光度も5-6等級を維持するものと予想されているので、3週間くらいは観測の機会がありそうだ。
去年は夏に「ネオワイズ彗星」が観られたので、2年続けて目視彗星が観られることになりそうだ。
今夜はペルセウス座流星群が極大
3大流星群の一つであるペルセウス座流星群が明日未明に極大となる予報が出ている。
そのため今夜遅くから明日未明にかけてが観測の好機となる。
残念ながら札幌では今夜は曇りという予報が出ているので、あまり期待は出来無さそうだorz。
昨夜のネオワイズ彗星
一昨日に続き昨日昨夜も天気が良かったのでネオワイズ彗星の撮影に挑戦。
自宅からだと札幌市内の灯りが空に反射して条件が良くないので、市の外れの海岸近くまで行ってみた。
多少は地上の光の影響はあるものの、自宅付近よりは遥かに条件が良かったので三脚をセット。
多少の雲はあるものの障害にはならないと思っていたところ、後からこれが効いてきた(汗)。
到着したのは日没直後でまだまだ明るかったんだけど、1時間少々経つと暗くなってきたのでネオワイズ彗星が見えると思われる方向にカメラを向けて撮ってみるとなんとかフレーム内に写っていたのでカメラの向きを微調整しながら撮影開始。
撮った中の2枚が下の写真(リサイズ済み)。


露光時間を長めにしたのもあって背景の空が青っぽくなっているけど、右上に伸びる尾の様子は一昨日の写真より判りやすいと思う。
相変わらず肉眼での目視は難しく、双眼鏡を使ってようやく見ることが出来た。
撮影をしている間に尾の写り方が悪くなってきたと思ったら薄い雲がかかりはじめていて、すぐに彗星自体も写らなくなってしまったorz。
しばらく待っていると雲の隙間や薄い部分を通して写る様になってきたんだけど、寒くなって来たので21時過ぎには撤収して帰宅した。
少しだけど遠くまで行った甲斐はあったな。
北西の空には雲が少ない!
今日は昼頃から晴れてきた札幌。
陽が沈んでもまだ空は晴れていて雲は少ない。
特に北西の空には高いところには雲があるが、地平線近くに厚い雲は無いので、暗くなったら星が見えてくるかも?
ネオワイズ彗星が見えたら良いなぁ・・・
アトラス彗星が分裂した様子が撮影された
昨年最後に発見されたアトラス彗星は三月半ばころまで急激に明るくなり、五月の地球接近時には肉眼でも見えるくらいまで明るくなると予想されていた。
ところがその後は明るさの増し方が衰え、さらには暗くなり始めていた。
専門家は核の分裂や崩壊と考えていたが実際にアマチュア天文家が撮影した写真では核が三つに分裂していた。
さらにハッブル宇宙望遠鏡が4/20と4/23に撮影した画像では20個以上に分裂した様子が捉えられた。
しかもわずか三日間で様子が異なっており彗星の崩壊が現在進行中であることも示された。
これで5/23の地球接近時やその前後にも明るく光る様子を見ることは出来なさそうでちょっと残念。
二つの彗星が見ごろだとか
今月は複数の彗星が夜空に見えているらしい。
その中の二つの彗星「パンスターズ彗星」「ラヴジョイ彗星」は明るさが4-6等級程度まで明るくなっているらしいので、条件さえよければ肉眼でも観ることが出来るかも?
とはいえ、実際には双眼鏡や望遠鏡が無いと観測は難しいと思われる。
どちらの彗星も明け方の東から北東に空に見えるらしいので、早起き出来たらカメラを持ち出してみようかな?
「K-50」の出番が無い・・・
ヨドバシカメラの夢のお年玉箱に入っていたPENTAXの「K-50」。
当初は未使用のまま売却も考えたけど、エントリー機とはいえ手持ちのデジタル一眼レフカメラの中では最新モデルだし、「O-GPS1」を付ければ簡易的ではあるけど星の自動追尾も出来るようになるし、高感度耐性も一番期待できるので星空を写すために使うことにした。
そのために充電式のバッテリー(D-LI109)と充電器の互換品も購入した。
いつでも撮影できる状態になったんだけど、未だに出番が無い・・・
北極星とおおぐま座の間を移動している「カタリナ彗星」を撮影してみたいんだけど、このところ夜になると北の空は雲に覆われることが多く、北極星すら見えない夜が続いているため。
他の方角も雲が多くて最近はオリオン座も見えないorz。
昨夜も時々空を見たんだけど、結局日の出前になっても雲が多くて星なんか殆ど見えないので諦めた。
そのくせ昼間は晴れることがあり、今も北のほうを含めて青空が広がっている。
この調子で夜も晴れて欲しいけど、予報では今日も雲が広がる見込みなので撮影のチャンスは無いかも・・・
このままだと「カタリナ彗星」は減光していって望遠鏡でなければ見えなくなってしまいそう・・・
