More from: コンピュータ

ボイジャー1号の復旧に成功!

NASAはジェット推進研究所(JPL)が太陽系外を航行中の探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」の復旧に成功したと発表した。
Voyager 1から送られてくるデータが昨年十一月から読み取り不能な状態になっていて、NASAは原因が46年前に製造された搭載コンピュータのメモリチップの一部が破損したことと公表していた。
今回の復旧作業は破損したチップ上にあったソフトウェア(プログラムやデータ)を他のチップに移動し、さらに破損したチップにはアクセスする必要が無いようにしたソフトウェアに置き換えたということだ。
この作業内容だけでも判る人が聞いたら「うへぇー、面倒」と思ってしまうだろうなぁ(汗)。
今のソフトウェア開発はメモリのアドレスなんか意識すること無いからなぁ・・・
昔は物理アドレスを意識してメモリマッピングをしたりするのが当たり前だったし、プログラムだってマシン語でジャンプ先やリード/ライトのアドレスを絶対アドレスで指定することもあった(通常はリロケータブルにするので相対アドレス指定)。
デバッグだってメモリダンプを取って16進数のデータを読むのが当たり前だった。
でも今の時代にそんなことはしたくないなぁ(汗)。
今回はそれに加えて「Voyager 1」との通信に片道約22.5時間もかかることがネックになっている。
つまり、新ソフトウェアに置き換える命令群を送信しても、結果を知ることが出来るのは最低でも45時間後になる。
いやぁ、NASA(JPL)の技術陣は凄いなぁ。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズがスパコン大手買収を発表!

HPE(ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)はCray(クレイ)を13億ドルで買収すると発表した。
クレイと言うと昔はスーパーコンピューターの代名詞みたいなもので、特に「Cray-2」というと発表当時世界最速のスーパーコンピューターだった。
その時のCrayは「クレイリサーチ」という会社だったが、その後紆余曲折があって現在は後を継いだ形の会社となっているようだ。
「Cray-2」の頃はHPはパソコンやビジコンを売っていたと思ったけど、日本ではそれほど知られたメーカーでは無かったような・・・
その後パソコン大手のCompaqを買収した時は話題なったなぁ・・・
そんなHPが今度はCrayを買収とはねぇ、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。

IBMがレッドハットを買収?

米IBMがLinux ディストリビューターのRedHatを買収すると発表した。
法的な問題がクリアできれば買収は2019年中に完了する見込みとのこと。

RedHatと言うとLinuxの普及に大いに影響を与えた企業で、現在はデスクトップ用のLinux開発はFedoraプロジェクトに移管し本体は企業向けエンタープライズ事業及びクラウド事業を進めている。
IBMとは以前からエンタープライズ事業で協力してきており、今回の買収はIBMがRedHatのもつクラウド事業に目を付けたものと報道されている。

私も何度かRedHatLinuxをPCにインストールしてサーバーとして使ったりしていたが、まさかIBMが買収するとはねぇ、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。