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今夜は月と土星が接近

今日11/20の日没後から深夜にかけて月齢7(半月手前)の月と土星が南から西の空で接近する。
両者の間隔は7度未満で双眼鏡の同一視野に入る。
札幌の空は雲で覆われていてかなり遅くならないと晴れそうにないなぁ・・・
かといって月の入りが22:47、土星が23:05なので、遅くなると沈んでしまってやっぱり見えなくなるなぁ。

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うーん、誤解を招きそうな・・・

NASAが土星の最大の衛星タイタンで飛行させるべく開発しているドローン型探査機”Dragonfly”の開発状況を発表した。
そのことを取り上げた記事の中には動力源を”原子力発電”と書いてある記事もある。
決して間違いではないんだけど、原子力アレルギーのある人が多い日本では「(核分裂の連鎖反応を利用した)原子炉を積んでいる」と誤解する人が多くなりそうだ。
かつてNASAが太陽系の外側を目指して送り出した探査機(Voyger I/II等)は太陽から遠く離れ太陽光が弱いところでも安定した電力を得られるようにプルトニウムの崩壊熱を利用した電源「放射性同位体熱電気転換器(RTG)」を搭載したが、この電源は”原子力電池”と表記された。
ところが今回のDragonflyの電源も基本的に同じ仕組みなのに何故か「原子力発電」と書かれてしまっている。
もしかして元になる記事を書いた人があまり詳しくない人なのかな?
ちゃんと書いてあるサイトもあるのでもっと勉強して書いて欲しいよな。
それともわざと誤解されるように書いたのかな?

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衝の土星

先日8/28に太陽系で2番目に大きい惑星である土星がみずがめ座で衝(太陽から見て地球と土星が同じ方角に並ぶ)になった。
ちょうど札幌では天気が良かったのでカメラをセットして撮ってみた。

2023/08/28 みずがめ座で衝となった土星


新しく来た「EOS 5D Mark II」での初の天体撮影となったが、意外とセンサーにホットスポットが多いことが判った(汗)。
上の写真はダークフレームを使ってホットスポットの除去をし、さらに明度とコントラストを調整している。

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今夜は土星がみずがめ座で衝

今夜(7/28)は土星がみずがめ座で衝となり、地球から見て太陽の正反対の位置に見える。
この為、天候さえ好ければ一晩中観測することが出来る。
みずがめ座は最も明るいβ星であるSadalsuudでさえ3等星(2.89等級)なので、0.4等級の土星が最も明るく見つけるのは難しく無い筈。
天気が良ければ三脚とカメラを出してみるかな?

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明日未明に月と土星が接近する

今月1日に西矩(太陽から西に90度離れた場所に見える)を迎えた土星と月齢21の月が明日接近して見える。
太陽から西に90度離れるということは、太陽より6時間(実際には4時間半)ほど早く地平線から昇ってくるということで、下弦の月と同じように太陽に先行する形で空を動いている。
その両者が明日の未明から日の出前にかけて接近して見える。
札幌での土星の出が23:37、月の出が23:48で、高度の違いがあるので月の方が低い場所に見える。
日の出が3:55なので、その1時間前までが勝負かな?
とはいえ、今夜から明日未明にかけては雨という予報なので観るのは難しそうだ。

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土星が衛星数太陽系1位に返り咲き!

太陽系の惑星には水星と金星を除き衛星が存在する。
我々の住む地球の衛星は言うまでも無く”月”で、地球の衛星はこの月一つだけとされていて、太陽系で衛星を持つ惑星中最も衛星数の少ない惑星となっている(火星は2個)。
反対に多い方では太陽系最大の惑星である木星が9個で長らく(ガリレオ衛星発見後から4世紀ほど)最多となっていたが、パイオニアやヴォイジャーという探査機の探査や、地上の望遠鏡の発達・ハッブル宇宙望遠鏡の観測で2番目に大きい土星とともに多数の衛星が発見され、これまで木星と土星がトップの座を争って来た。
最近は木星の衛星数が95個でトップとなっていたが、この度土星に新たに62個(!)の衛星が発見されたと報告があり、総数で145個にもなりトップの座を奪還した。
同じ観測方法で木星を観測したらもっと見つかるかも?

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土星が間もなく衝

深夜の南天で明るく輝いている土星が8/15に衝となる。
これは太陽と地球と土星が一直線(と言うには語弊があるが)に並ぶことで、地球から見ると土星が太陽の反対側に来ることになる。
観測には良い時期になるんだけど、今年はちょうど満月に近い月が土星の近くにあるのでちょっと見辛いかも?
それでも数日待てば月の出が遅くなるので多少はマシになるかな。

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昨夜の月と木星の接近も見れず

日没後の南の空に並んで見えている明るい星は木星と土星。
一昨日(10/14)と昨日(10/15)と相次いで月がこの2惑星の近くを通過した。
どちらも見たかったんだけど、どちらも雲に阻まれて見ることが出来なかった。
昨夜はそれでも小さな雲の隙間から月も木星も見えたんだけど、それぞれ単独でしか見ることが出来ず接近している様子を見ることは出来なかった。
次回の接近は土星が11/10、木星が11/11の予定で、その時には貼れていて欲しいけど、札幌はこの先冬に向けて晴れの日が少なくなっていくから厳しいかも?

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今夜は月と土星が接近

今日10/14の深夜にかけて南から南西の空で月と土星が接近する様子が見られる。
ただ、月の高度が低いので南西の空が開けた場所で無いと早くに沈んでしまうので、出来るだけ開けた場所で見たいね。
問題は天気だなぁ、、、

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水星と土星が接近中

日の出前の東の空で水星が間もなく西方最大離角となる(3/6)。
そちらの空には土星と木星も見えており、土星と水星は一昨日(2/23)に最も接近し、3/5には木星に大接近(角度にして0.5度以下)する。
今朝は比較的天気が良かったので早起きすれば見れたかな?

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