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Latitude C400のメモリ

今日(既に昨日か)引き取って来たDELLのLatitude C400のメモリは本体の仕様が古いのでDDRですら無いSDRのSO-DIMM。
それでもチップセットが830MPであるおかげで256Mbitチップを載せたモジュールに対応していて、512MBのモジュールが使用可能。
この512MBのモジュールを最大で2枚搭載できるので合計で1GBのメモリが搭載できる。
メモリスロットは2枚分用意されているが、本体裏の蓋を開けてもスロットは一つしか無い(蓋の大きさだけを見るとメモリ2枚分が収まるサイズなのだが、メモリ1枚とモデム(?)が収まっていた)。
実はもう一つのスロットはキーボード下にあり、標準搭載のメモリはこのスロットに収まっている。
引き取って来た本体はこのスロットに128MBのモジュールが入っていて、本体裏の増設用スロットに入っていた128MBと合わせて256MBのメモリが搭載されていた。
流石にメモリがたったの256MBでは辛いのでとりあえずThinkPad R31に入れておいた512MBモジュール2枚と交換した。
そのためにはキーボードを外してメモリモジュールを入れ替えなくてはならないが、これはそれほど難しいことではない。

ACアダプタとバッテリを外しておいてキーボード奥のパネル(電源SWやHDDアクセスLED等が付いている部分)をマイナスドライバを使って持ち上げるように外し、キーボードを固定しているビス3本(?)を外せばキーボードが浮き上がるので、マザーとキーボードをつないでいるフィルムケーブルを端子から抜けばキーボードを外すことが出来る。
メモリを交換するにはさらに銀色の金属のプレートを外さなくてはならないが、ご丁寧にもビスの近辺に1から6までの番号が振られているので、その順番でビスを緩めて抜けばプレートを外すことが出来る。
後はメモリを交換して外したプレートやキーボードを元に戻せば終わりだ。
慣れた人なら10分もかからないのではないだろうか?

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AT5IONT-Iで16チップモジュールが使えるように?

先月発売になったばかりのASUSのマザーボード AT5IONT-Iで16チップのメモリモジュールが使えるようになったのかもしれない。

9/8の記事「AT5IONT-I用のメモリモジュール」で「仕様上使えるメモリモジュールはDDR3のSO-DIMMなのだが、1モジュール当り8チップのモジュールはOKだが、16チップのモジュールはNGとのこと。」と書いたが、その後9/21付けでBIOSのアップデートがあり、16チップモジュールにも対応したらしい。
メモリモジュールの仕様はBIOSレベルではなく、CPUそのもの(に内蔵のメモリコントローラ)の仕様だと思うけどBIOSだけの対応でOKなのだろうか?
IntelはD500/400シリーズを16チップにも対応させるつもりだという記事をどこかで見かけたが、現時点では対応させたという話を聞いていない。

さらにBIOSのアップデートをすれば16チップが使えるとは言うが、現在市場に出回っている製品は未対応品であり、対応させるためには一度8チップモジュールを取り付けなければならない訳で、あまり意味が無い様な気がする。

まぁ、8チップのモジュールも
AT5IoNT-I用メモリ HYNIX(ハイニックス)チップ使用 PC3-10600 (DDR3 1333) SO-DIMM 2GB
のように入手し易くなってきているからAT5IONT-Iと一緒に購入するのも一つの手段かも。

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