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ホンダが「VEZEL」に1.5Lターボエンジンを搭載

ホンダが同社のSUV「VEZEL」に1.5Lターボエンジン搭載モデルを設定し発売した。
コンパクトSUVとして発売当初から同クラスで販売台数トップを走っていた「VEZEL」だが、トヨタの「C-HR」の発売後は後塵を浴びており、そのテコ入れの意味合いもあるのだろうか。
今回搭載されたターボエンジンは以前から開発されていて同社の中では「CIVIC」等に搭載されているのと基本的に同じもの。
最高出力は127kW(172PS)で2Lクラス以上の実力があり、これまでパワー不足を感じていたユーザーにパワー感を訴えることが出来る。
ただ残念なのは今回追加されたのはFFモデルのみで積雪地で需要の多い4WDの設定は無い。
ライバルの「C-HR」のターボモデルは4WDなので、このことが販売にどの程度の影響を及ぼすのかちょっと気になるところだな。

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ホンダ、「フィット」に1Lターボを搭載か?

先の記事でこの秋にも発表される「フリード」の新型には1年後に1Lのターボエンジンが追加される可能性があると書いた。
この3気筒1Lターボエンジンは所謂”ダウンサイジングターボ”と言えるもので、最高出力は129psと1.5~1.6Lクラス、最大トルクは20.4Kgmと2Lクラスを上回るスペックとなっている。
このエンジンを「フリード」だけに搭載するのは勿体無いと思えるが、実はこのエンジンを同社の一番人気のモデルである「フィット」にも搭載するという噂もある。
現在「フィット」のグレードの中で最もハイパフォーマンスなグレードは1.5RSということになるが、このグレードに搭載されている1.5Lのスペックは132ps/15.8Kgmとなっている。
ところが販売の主力のハイブリッドはシステム出力が137ps/17.3KgmでRSよりも高くなっている。
新開発の1Lターボエンジンは最高出力こそ若干下回るが最大トルクは圧倒的に大きく、しかも低回転(発生回転数は2,500回転)から発生するのでアクセルを踏んでからの反応が良いと言うことになる。
このエンジンを「フィット」に搭載すれば1.5RSよりも走りに振ったグレードになることは想像に難くない。
一般的にはファミリカー的な位置づけとされる「フィット」だけど、6速MT搭載の1.5RSというグレードがあるようにホンダとしてはボーイズレーサー的な位置づけもしているということなので、この1Lターボエンジン搭載というのも単なる噂だけでは無いかも?
また反対にチューニングしだいでは現行の1.3Lのガソリンエンジン搭載モデルよりも燃費を良くすることも可能だろうから、1.3Lエンジンを置き換えるということも考えられる。
どちらにしても単なる噂で終わらないことを願いたいな。

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LEXUSのISに2Lターボが追加される・・・かも?

トヨタがLEXUSブランドで販売している小型セダン「IS」に2Lのターボエンジン搭載グレードが追加されるかもしれない。
アメリカで「IS200t」という言葉が商標登録出願されたのが根拠。
LEXUSではSUV「NX」に2Lのターボエンジンを搭載する「NX200t」があるが、このエンジンを「IS」に搭載することが考えられる。

スカイライン(アメリカではインフィニティQ50)にも2Lターボが搭載されるので、これに対抗する意味もあるのかな?

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次期「ステップワゴン」は1.5Lターボになる?

ホンダの2Lクラスミニバンの「ステップワゴン」は現行モデルが出たのが2009年10月。
初代が出たのが1996年で、その後4年から5年間隔でフルモデルチェンジしてきている。
現行も既に4年が経過し今年の10月で丸5年となるので、そろそろフルモデルチェンジしてもおかしくない。
ライバルであるトヨタの「ノア」「ヴォクシー」がつい先日フルモデルチェンジをし、日産の「セレナ」は2010年11月に現行が出ているのでもう少しでフルモデルチェンジの予定らしいという噂。
そこでホンダも本来は来年(2015年)に行う予定だったフルモデルチェンジを前倒しして今年の秋に行うのでは?という話も聞こえてきている。
そこで気になるのがパワートレーンだ。
ライバルの「ノア」「ヴォクシー」が2Lクラスのミニバンとして初めてストロングハイブリッド(プリウスに搭載されているTHSII)を搭載してきたのだから、対抗上ホンダもハイブリッドを搭載すると思われた。
ちょうどホンダには「アコードハイブリッド」に搭載したi-MMDがあるので、これをミニバン用にセッティングして載せるのかな?と思っていた。
「アコードハイブリッド」のシステム出力199psというのは現行モデルの150psに比べて大きすぎる感はあるが、これは調整次第で何とでもなると思うし、なんと言っても「ハイブリッド」という響きはユーザーへの訴求力は大きいからだ。
ところが、最近になってi-MMDではなくホンダが開発中の3種類のターボエンジンの内真ん中の4気筒1.5L直噴ターボエンジンを搭載するのでは?という話も聞こえてきた。
この1.5L直噴ターボエンジンは発表では1.8LのNAエンジンに比べてトルクが45%以上、燃費で15%以上向上したということで、トルクは2.5LのNAエンジン並ということになる。
これは重たいミニバンの車体を引っ張るには十分すぎるし、しかも燃費が良いとなれば採用されても不思議は無い。
コスト的にもi-MMDを搭載するよりずっと安く済むはずで、重たいバッテリやモーターも必要無いので元々重たいミニバンをさらに重くすることも無いと良いこと尽くめ(トヨタの「ヴォクシー」は1.8Lハイブリッドと2Lガソリンで重さで50Kg、価格で40万円弱の違いがある)。
自動車税も2Lエンジンのi-MMDや他社の2Lクラスミニバンに比較して5千円ほど安く済む(新車購入時は購入翌年のみ”エコカー減税”で軽減されるので差額はもっと小さい)。

こうやって考えていくとi-MMD搭載よりもずっと現実味があるような気がしてきた。
今年の秋と予想されているモデルチェンジが楽しみだ。

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