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日高線にDMV導入も検討か?

昨年(2015年)の高潮被害で一部区間(鵡川-様似間)が運休し、その後一部区間は運転を再開するも一月ほどで被害が拡大し再度運休し、昨年(2016年)の台風被害で複数の個所で路盤や橋梁が流失し、JR北海道が復旧断念を正式に発表したJR日高線に関して新しい動きがある。
沿線自治体の内、新ひだか町がDMVの導入を提案し、それを受けて沿線7町で作る協議会もその案を元に代替交通機関を研究する組織を設置することを決めたと報道されている。
DMVはJR北海道がローカル線区での実用化を目指して開発を始め、釧網線や札沼線で実車を用いた運行試験も行われたが、度重なる(DMV以外での)事故等で安全管理に問題ありとして国土交通省から対策を求められ、安全対策に資源を回さざるを得なくなって開発継続を断念。
そのDMVを日高線に導入し、線路上の走行が不可能な一部区間は並行する国道を通り、その他の区間は線路上を走行する案が浮上してきた。
仮に実現すれば沿線自治体にとってメリットのある話になるが、JR北海道としては保線費用等の負担もあり消極的にならざるを得ないのではないかな?

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DMVの導入も断念か?

新型気動車の開発中止を発表したJR北海道は「DMV」の導入も断念すると報道されている。
「DMV」とは「Dual Mode Vihcle」の略で、この場合は線路と道路の両方を走行することが可能な車両のこと。
JR北海道が開発中で2004年に最初の試作車が完成して以降運行試験等を行ってきたが、新型気動車「キハ285系」の開発を中止することになったのと同じ理由で今後の開発及び営業運転の開始を中止する方針だと発表したという。
ただ、このニュースソースは東電福島原発事故における「吉田調書」報道や、「従軍慰安婦」問題で捏造を繰り返した朝日新聞なのでイマイチ信用できないところがある。
9/10の社長記者会見で発表したとされているが、同じ記者会見で発表した「キハ285系」の開発中止に関してはプレスリリースが出されているが、DMVの導入断念については出されていない。
もし本当に断念するとなると非常に勿体無い話で、どこかの企業もしくは研究機関で開発を継続して、北海道だけでなく全国さらには海外で活用できるようになれば良いと思う。

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