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トヨタ「センチュリー」の納車が終了

トヨタの、いや日本の高級車のトップに君臨し続けることおよそ半世紀。
その「センチュリー」の生産が今年の1月に終了した。
「センチュリー」はおよそ半世紀前の1967年10月に発売され、その30年後に初のフルモデルチェンジを受け、そこから既に20年近くが経過していた車。
大量生産をする必要がないこともあり、製造は熟練した職人による手作業で行われており、車体各所の溶接も手作業で行われ溶接痕を目立たなくするためにやはり手作業での研磨も行われていたという手間のかかった車。
この辺はイギリスの高級車であるロールズ・ロイスと同様。

すでに昨年10月をもって受注を終了していて、この2月に最後の一台が納車され長い歴史に”一旦”終止符を打った。
”一旦”というのは次期モデルが既に開発中で、早ければ来年(2018年)にも発売されると思われている。
この度生産を終了した二代目モデルは国産乗用車唯一のV型12気筒エンジンを搭載していたが、次期モデルはV型8気筒5Lエンジンをベースにハイブリッド化されるという話もある。
そのため12気筒エンジン搭載車は二代目のみとなる見込み。
日本を象徴するような高級車なので、今度のモデルも熟練職人による手作りとなるのだろうな。

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やはり「FJクルーザー」は生産中だった

昨日「トヨタの「FJクルーザー」ってまだ売ってるんだね(汗)」という記事にトヨタの「FJクルーザー」は今でも生産しているらしい、と書いた。
再度確認してみたが、某雑誌がトヨタの広報に確認したところ、生産終了の事実は無く、昨年一部で報道された「2016年8月で生産終了」という記事は事実無根であるとのこと。
広報もどこからそのような報道が出たのか見当が付かないとのことだ。
Wikipediaの「FJクルーザー」の項目にも生産が終了していて現在は在庫販売のみと書かれているが、これも間違いということになる。
ホント、誰がこんなデマを流したんだろうね?

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「CR-Z」の販売台数

6/9に今年一杯での生産終了が発表されたホンダのハイブリッドスポーツ「CR-Z」。
このことは既に記事にしたけれど、その時に販売台数を”月間三桁”と書いたが、調べてみると間違いだった(汗)。
2010年2月25日に発売された直後は月間販売目標の1,000台を大きく上回る売れ行きを見せたが、その年の10月には早くも目標を大きく割り込む554台と低迷を始めることに。
結局その後は翌2011年の3月に1,050台と四桁に乗せたものの、四桁販売はこの時が最後となった。
その後も波はあったものの着実に販売台数は減り、2013年10月には初の二桁となる81台まで減少。
その後の五ヶ月間は三桁に復帰するものの、2014年4月からは二桁が当たり前のようになり、以降の25ヶ月間で三桁に乗ったのは4回だけ。

今年(2016年)に入ってから4月までの月別の販売台数も66-69-102-53台の合計290台と低迷している。
この290台と言う台数はフラッグシップセダンの「レジェンド」とほぼ同じ。
価格が高く利益の大きい「レジェンド」ならまだしも、270万円程度の「CR-Z」がこんな台数なら生産打ち切り終了も無理は無いかなぁ?

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ホンダ、ハイブリッドスポーツ「CR-Z」の生産終了を発表

ホンダは同社のハイブリッドスポーティーカー「CR-Z」の生産を12月で終了すると公式に発表した。
この発表を知って、「後継モデルの噂もあったんだけどなぁ、、、でも、無理も無いか、売れてないしなぁ・・・」と思ってしまった。
事実月間の販売台数は三桁の前半もしくは二桁という状況ではモデルチェンジも難しいかと。
それでもスポーツモデルと言うこともあって毎年なんらかの改良をしていたのはホンダらしいと言えようか。

今回の生産終了を受けて記念モデルが発表された。
この「α・Final label」はベースとなる「α」グレードに特別装備を加え、価格は10万円アップに抑えた280万円。
発売は今日6/10からとなっている。

貴重なハイブリッドスポーツと言うこともあって自動車雑誌等では後継モデルに関して囁かれてもいたけど、それらが具体化する前にメーカーが終息宣言をしてしまった。
だからと言ってホンダがハイブリッドスポーツを止めるわけでは無いのは北米で「NSX」の販売を開始していることからも明らか。
「NSX」の下位モデルとなるスポーツモデルの噂(「S2000」後継?)もあるので、そちらに期待かな?と思うけど、こちらは価格が500万とも700万とも言われていて「CR-Z」とはターゲットが全く違うような気がする・・・
入門用のスポーツモデルの需要があるのはトヨタの「86」スバルの「BRZ」がある程度売れているので確かなので、ホンダにも次の手を考えていて欲しいな。

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トヨタの「FJクルーザー」が生産終了予定

トヨタのオフロード用SUV「FJクルーザー」がこの8月で生産を終了すると発表された。
「FJクルーザー」は元々北米向けに企画され、日本でも導入の要望が多かったために日本国内向けにも生産された車種(他にはオーストラリア向け等もある)。
デザインモチーフが昔の「ランドクルーザー(FJ40型)」なので、一定以上の年齢の人には懐かしく感じられるデザインが特徴。
中身は先代の「ランドクルーザープラド」なので、悪路走破性に関しては実績があり、恰好だけのSUVなんかは足元にも及ばない。
日本での販売もそこそこで街中でも時々見かけることがある。

既に北米向けは2014年に生産が終了しており、今回発表されたのは日本を含むその他地域向けの生産。
後継車種に関してのアナウンスは無いので、このまま”絶版車”となってしまうことになりそうだ。

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トヨタ「iQ」の生産終了か?

先日トヨタが「RAV4」の生産を終了するかも?と書いたが、他にも生産を終了する車種があるかもしれない。
それはタイトルにも書いた「iQ」で、月間販売台数が二桁で厳しい状況。
「iQ」は全長3m未満を達成するためにコンポーネントのかなりの部分が専用品となっていて量産効果でのコストダウンがあまり見込めないある意味”実検車”。
実質的に二人乗りの車だけど、スポーツカーでも無いのに150万円も出す人はそれほどいないのだろう。
他に「カローラルミオン」も終わるかと思っていたら、既に9月でオーダーストップになり生産が終了していた。
こちらは「カローラ」の名前を冠してはいるが、ベースになったのは国外向けの「カローラ」で、現在販売中の「カローラアクシオ/フィールダー」とは別物。
発売当初は売れたが、昨年辺りは月間販売台数が三桁台の前半と量産車としては厳しい状況だった。
このどちらも生産終了をしても販売店にはあまり影響が無いのだろうな。

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日産が「フェアレディZ ロードスター」の生産終了を発表

日産は2シータースポーツカー「フェアレディZ」のオープンモデル「ロードスター」の生産終了を発表した。
生産を終了するのは日本国内向けモデルで、9月末のオーダーを最後に生産を終了する。

2008年12月に発売されたZ34「フェアレディZ」に2009年10月に追加された「ロードスター」は2014年4月末までの累計国内販売は798台と販売が低迷。
もともと国内ではそれほど売れる車では無い「フェアレディZ」だが、ベース車(クーペ)へ開発リソースを注ぎ込むために今回の生産終了の発表となったらしい。

オープン状態で走るのは気持ちの良いものだが、「走り」を求める人にとっては車体の剛性確保のための補強等で60Kgほど増える車重がネックとなる。
なんてことよりも趣味性の高すぎる車が日本でそれほど売れるはずも無く、今回の生産終了はある意味当然と言えるのかも。

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光岡「オロチ」の最後となる限定車を発表

光岡自動車は2007年から販売しているフラッグシップモデル「オロチ」の生産を今年の9月で終了するのに伴い、最後の特別仕様車を5台限定で4/25に発売すると発表した。
ボディカラーで2種類発売され、「ゴールドパール(限定3台)」と「不夜王(限定2台)」の計5台となる。
基本的なスペックは標準車と同じとなるが、ボディカラーの他内装の仕上げ等が専用となり、ホイールも専用の19インチとなるとのこと。
価格は1,270万円で、過去に最も高かった「兜」よりは110万円ほど安いが、標準車(872万円)よりは398万円高い価格となっている。

発売当初からトヨタから供給される3.3Lエンジン(3MZ-FE)の台数の関係で400台の完全限定生産の予定だった「オロチ」だが、今回の生産終了については「変化する法規への対応や市販部品の供給面等を考慮して決めた」とのこと。
って、ことは400台は売れていない?

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