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Windows7ProでのXpモードセットアップメモ

最近Windows7Pro上でXp用のソフトを使う必要があり、新規にセットアップしたのでその手順をメモ。

ますは手順をGoogle様に問い合わせ。
検索語句を「xpモード インストール」とすると真っ先にマイクロソフトのページ(http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/install-and-use-windows-xp-mode-in-windows-7)が出てくるので、そこからリンクされている「Windows XP モードをインストールし、使用する(http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/install-and-use-windows-xp-mode-in-windows-7)」に行き、そこに書かれているようにダウンロードセンターからXpモードとWindows Virtual PCをダウンロードしてインストールすれば使えるようになる。
ここで一つ注意しなければならないのは、Windows Virtual PCをインストールする時にはWindows Updateサービスが動作している必要があること。
なんらかの理由でWindows Updateサービスが停止しているとWindows Virtual PCをインストールするのに必要な「Windows 用の更新プログラム (KB958559)」のインストールが出来ない。
普通はWindows Updateサービスが停止していることは無いと思うが、もし停止している場合はコンピュータの管理からサービスを開始する必要がある。
・スタートボタンもコンピューターを右クリック。
・「管理(G)」をクリック。
・左ペインの「サービスとアプリケーション」をクリック。
・「サービス」をクリック。
・右ペインの下のほうにある「Windows Update」をダブルクリック。
・スタートアップの種類を「無効」以外にして、適用(A)をクリック。
・「開始(S)」をクリックすればWindows Updateサービスが起動する。

複数のPCにインストールする場合でも1台でダウンロードして、そのファイルをコピーすればインストール可能なので600MBを超えるXpモード用のイメージファイルを何度もダウンロードする必要は無い。

いやぁ、たまにしかやらないんですっかり忘れてた(汗)。

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Windows7のXPモードでRidocのサーバに接続する

Windows7ProとUltimateで利用できるXPモードでRicohのRidoc Document Systemの配信管理ツールを使おうとしたらサーバに接続出来ない。
そもそもこのソフトはWindows7非対応なのでインストールすら出来なく、仕方が無いのでXPモード上でインストールして使おうとしたわけだが、同一セグメントに存在するサーバに接続できない。
コマンドプロンプトからサーバにpingを打つと応答があるので、ネットワークには繋がっているようなのだが、配信管理ツールから管理サーバを選択しようとしても接続が出来ない。
XPモード上のコマンドプロンプトでIPアドレスを調べたら全く違うネットワークアドレスが割り付いていたので、それをホストOS(今回の場合はWindows7Pro)と同じネットワークアドレスになるようにIPアドレスを割り付けたが、今度はサーバどころかホストOSに割り付けてあるIPアドレスからもpingの応答が返って来なくなってしまった。

そもそもXPモード上のネットワークアダプタは(デフォルトでは)仮想のアダプタで、外部にパケットを流す場合にはホストOSが使う実デバイスにパケットを流すような処理をしているようだ。
ネットで情報を探すとXPモード上で実デバイスを利用する方法があったので、それを試したら問題無くサーバに接続できるようになった。
やり方は
1.スタートボタンを押し右の列の一番上に表示されている(筈の)Windowsユーザー名をクリック。
2.そのユーザーのドキュメントやフォルダが入っているフォルダ(実際にはc:\ユーザー\”Windowsユーザー名”フォルダ)が開くので、そこにある「仮想マシン」フォルダを開く。
3.その中に「Windows XP Mode.vmcx」というファイルがあるので、それを右クリックして「設定」をクリックするか、メニューバーにある「設定」をクリックする。
4.「Windows XP Mode – Windows Virtual PC の設定」というWindowが開くので、左ペインにある「ネットワーク」をクリック。
5.右ペインにネットワークアダプタが1つ以上表示され、デフォルトでは「共有ネットワーク(NAT)」となっているので、それを実デバイスに変更して「OK」を押す。
実デバイスがどれか判らない場合はホストOSのネットワークアダプタの設定を見て同じ名前のアダプタを選べば良い(筈)。
これでホストOSを同じネットワークアドレスを割り当てられるので、早速XPモード側でIPアドレスを設定し直して試すと無事にサーバに接続できた。
この方法の欠点はホストOSとXPモード上で同じIPアドレスを割り付けることが出来ないので、1台のPCに2つのアドレスが必要になりノードの多いネットワークではIPアドレスが足りなくなる可能性があることかな?

ともかくこれで正式にはWindows7に対応していないRidocの配信管理ツールをWindows7(のXPモード上)で使うことが可能になった。
実は昨年も同様なことがあり、その時はサーバにリモートデスクトップ接続で接続してサーバ上の配信管理ツールを使うようにしたけど、今後はクライアント上で使えるのでこのやり方でやっていくつもり。

本当はRicohさんがこれらのソフトをWindows7に対応させてくれると一番良いんだけど、一切対応しないと公言してるから無理だよなぁ。

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Xpモードが活躍

先の記事でも書いたとおり昨日Windows7を入れたPCではNTT docomoの携帯電話のデータ管理ソフトが端末(N703iD)を認識せず、実質使えない状態。
Xpでは使えていたのでWindows7 Pro(とUltimate)で使用可能な「WindowsXpモード」を試してみた。
WindowsXPモードは初期状態ではインストールされていないので、Microsoftの「Windows XP Mode および Windows Virtual PC」からダウンロードしてインストールした。
インストール及びWindowsXP(Professional Edition)の初期セットアップに少々時間がかかるが、特に問題無くインストールは完了。
一度再起動すると、スタートメニューに「ヴァーチャルPC」の項目が出てくるので、そこからWindowsXpモードを起動し、問題のソフトをインストールし、携帯電話を繋ぐとドライバを要求してきたので、以前ダウンロードしておいたUSBのドライバをインストールした。
モデム代わりとなるデバイスなのでポートやモデム等複数のドライバが必要だが、全て無事にインストールされ、問題のソフトで携帯電話がきちんと認識され使用可能となった。
試しに携帯電話内のデータ(電話帳や着メロ)を読み込んでみると問題無く読み込むことが出来た。
Windows7 Proを購入する時には使うことは無いと思っていたXpモードが思わぬところで活躍することになった。
Proを買った理由の一つがこのXpモードを使ってみたいということだったが、まさか実用にするとは思わなかった(苦笑)。
でもまぁ使えないと思ったソフトが使えるようになったのは良かった。Home Premiumを買っていたら、このソフトは諦めなければならなかったのだから、Proを買って正解ということか。

#docomoのサイトで確認すると「ドコモケータイdatalink」はWindows7ではN703iDに対応の予定は無いらしい(705,905以降の機種は対応予定有)。
#さっさと機種変更しろってことかぁ?(笑)

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