最近はブラウザが進化してhttpsで接続する場合に古い接続方法で構築されたサーバーにアクセスすると
”安全な接続ができませんでした”
というエラーで接続をしないようになってきて、エラーコードとして
”SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION”
が表示される。
これはサーバーが対応しているTLSのバージョンが古いためで、現時点のFirefoxではバージョン1.2以降が必要なため。
このエラーを回避する方法もあって、その手順は難しくは無いがセキュリティ的に問題が無いと言えないので変更後は接続先によっては注意が必要となる。
手順は
・Firefoxのアドレスバーに”about:config”入力しエンターキーを押す。
・注意を促すダイヤログボックスが表示されるので、「細心の注意を払って使用する」のボタンを押す。
・検索窓に「tls」と入力。
・「security.tls.version.min」の項目を探し右端のペンのマーク(「値を変更」)をクリック。
・値を”1”に書き換える(私の場合は”3”だった)
これでTLSの古いバージョンにしか対応していないサーバーにも接続可能となる。
ただ接続先を選んで設定できるわけでは無いので、必要な接続が終わったら元に戻す(変更に使った画面に”リセット”のアイコンが表示されるのでそれをクリック)ようにした方が安全かと。
くれぐれも御自身の責任において実行されるように。