More from: 脈動変光星

ベテルギウスが減光中

オリオン座の一等星ベテルギウスが暗くなってきている。
半規則型の脈動変光星であるベテルギウスはこれまでも減光と増光を繰り返しているが、2020年には1.6等級まで暗くなり2等星になったと話題になったこともある。
1年前の四月には0.2等級だったのが、今年に入って急激に暗くなり、この二ヶ月で0.3等級も下がって現在は0.7等級となっている。
原因に関してはいろいろと取り沙汰されていて、この減光は周期的な減光の一つとする向きもあり、そうだとするとピークは3/1頃とされ今後は増光に転じるとされている。
恒星としての寿命が終わりに近づいている(とはいえまだ数千万年は輝く)と言われているベテルギウスは今後もこれまでとは違った現象を見せてくれるかも?

←クリックしてくれると嬉しいです。

クジラ座の「ミラ」が極大近くで明るくなっている

クジラ座のο(オミクロン)星である「ミラ」の極大が近くなり明るくなっている。
「ミラ」は脈動変光星でwikipediaによるとおよそ2等級から10等級の間で明るさが変化する。
ところが最大光度は一定せず3等級程度のこともあるそうだ。
今回は10/14の時点でおよそ2.7等級まで明るくなっており、極大を迎えると予想されている11/7頃には2.5等級程度になるとの見通しがある。
この程度まで明るくなると札幌のような地上の光が多いところでも見えそうだな。

←クリックしてくれると嬉しいです。