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トヨタ「ヴィッツ」が大きなマイナーチェンジ&ハイブリッド追加

トヨタが同社のコンパクトカー「ヴィッツ」のマイナーチェンジを行い発売した。
同時に以前から噂されていたハイブリッドグレードも導入。

今回のマイナーチェンジで最も注目されるのは先にも書いたハイブリッドの追加。
搭載されるシステムは1.5LエンジンベースのTHSII(アクアと同じ)だが、制御関係を「ヴィッツ」の最適化し、燃費は34.4Km/Lを達成している。
またエクステリアデザインも大きく変わり、フロントマスクはグリルの開口部を大きくとった”G’s”モデルにも似たデザイン。
リア周りもコンビネーションランプが大型化する等かなり手を入れられている感じ。
このデザインの大幅な変更の為か全長が60mmも伸び3,945mmとなり、専用のエアロパーツが付いたマイナーチェンジ前の1.5RSレーシング(3,930mm)よりも長くなった。
またハイブリッドの追加の為、1.5Lエンジン搭載グレードが無くなり、ガソリンエンジンは1Lと1.3Lのみとなった。
駆動方式も雪国で需要の多い4WDはハイブリッドには設定されず、マイナーチェンジ前と同じく1.3Lエンジン搭載グレードに用意されただけ。

価格は1.0F”Mパッケージ”(1L、FF、21.6Km/L)の1,181,520円からHYBRID U“Sportyパッケージ”(1.5L+モーター、FF、34.4Km/L)の2,237,760円まで(価格は税込み)。

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「ヴィッツ」にWRC特別限定Ver.が登場するか

トヨタが今年(2017年)から世界ラリー選手権(WRC)に参入することは以前から発表されている。
競技に使用する車は「Yaris(日本名”ヴィッツ”」で、参加するクラスは最も上位のWRCで車両クラスはRC1。
参加車両は2,500台の市販車販売が義務付けられていて高性能でも少量生産車では参入できない。
この度WRC参戦を記念した限定車が発売されるようで、トヨタはこの車両でホモロゲーションをを取得する目論見らしい。
公式には未発表だが、「ヴィッツ」の車体にスーパーチャージャーで過給され220ps程度の最高出力と25.4Kgmの最大トルクを発生するDOHC1.8Lエンジン(2ZR)を搭載。
ミッションは当然ながらマニュアルで6速ミッションが搭載されるとの噂も。
販売予定台数は最低でも2,500台になるだろうが、日本向けにはその内の500台しか割り当てられないとの観測もあり、予想価格が350万円と高価な車にも関わらず争奪戦が必至か?
日本での販売名は「スーパーヴィッツ」「ヤリス」となる可能性もあるとか?
公式発表が気になるところだ。

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トヨタの「ヴィッツ」にハイブリッド追加

ちょっと前の話になるけど、昨年暮れに一部の新聞等でトヨタの「ヴィッツ」にハイブリッドが追加されると報道された。
「ヴィッツ」はダイハツからOEM供給を受けている軽自動車の「ピクシス」シリーズを除くとトヨタの中で2番目にコンパクトな車で、現行モデルは三代目となる。
初代と二代目はヒットしたが、現行モデルはデザイン路線を変えたためかいまひとつ売れ行きが良くないうえ、ハイブリッド専用の「アクア」が出たので目立たない存在となっている。
現行モデルが出たのが2010年なのでそろそろフルモデルチェンジをしても良い頃なのだが、今のところその予定は無く来年(2017年)には大掛かりなマイナーチェンジを行うとされている。
注目のハイブリッドモデルはこの時に追加される予定で、ハイブリッドシステムは「アクア」と同じ1.5LエンジンプラスモーターのTHSIIとなる。
実は「ヴィッツ」のヨーロッパ向け輸出モデル「ヤリス」には既にハイブリッドが設定されていて、これが日本にも導入されることになるわけで、新規に開発するわけではない。

実は私は「アクア」の発表直後に展示車を見に行ったことがあり、その時に後部座席に座ってみて幻滅したため現在日本で一番売れている「アクア」には全く魅力を感じない。
「これなら「ヴィッツ」にハイブリッドを設定すれば良いのに」
と思っていたのがようやく実現することになったわけだが、今となっては遅きに失した感は拭えない。
車体サイズがほぼ近い「アクア」と競合するためだろうか「ヴィッツ」にハイブリッドを設定してこなかったトヨタがようやく重い腰を上げたわけだが、販売上位がハイブリッドとミニバンでほぼ占められている状況を考えれば無理も無いところか。
実際昨年11月の販売台数上位10車種の内、ハイブリッドの設定が無いのは「ヴィッツ」と日産の「ノート」だけ。
これでハイブリッドが追加されれば同じく後からハイブリッドが追加された「カローラ」のように販売台数が上向くことは間違い無いと思われる。
なにせ「ヴィッツ」は「アクア」よりデビューが1年早く、その翌年(2011年)一年間で月間販売台数が1万台を下回ったのは東日本大震災の影響を受けた4月と5月(この2ヶ月はトップのホンダ「フィット」でも一万台を下回っている)及び12月の3ヶ月だけ。
ところが2011年12月に「アクア」が発売されると直後の2012年1月から販売台数は逆転し、「ヴィッツ」の月間販売台数は常に1万台を割り込むこととなったということはユーザーが「アクア」に流れた証拠。
それ以降の販売台数が横這いと言うのはさすがトヨタの販売網の力と思うけど、かつての勢いが無いのは確か。
来年のハイブリッド追加で「アクア」(だけでなく他社のコンパクトカー)のユーザーを取り戻すことが出来るか?

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トヨタの次期「ヴィッツ」は「iQ」ベース???

トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」は「スターレット」の後継車種として1999年に発売され、国内外での好評に支えられ好調なセールスを記録した。
現行のモデルは2010年の暮れに発売された三代目で、今年の暮れには丸五年となるので来年辺りにフルモデルチェンジすることが予想される。
初代/二代目が曲線ベースのどちらかというと”女性向け”のデザインだったのに比べ、現行モデルはフロントマスク等を男性好みのデザインに変更したためか当初の目論見よりも販売面で苦戦していたが、発売から4年以上経過した現在でも月間販売台数は5,000-7,000台程度と「マーチ」や「ミラージュ」を遥かに凌駕している。
この「ヴィッツ」の次期モデルに関してちょっと驚きの情報が某自動車雑誌に掲載されていた。
件の記事によると次期「ヴィッツ」は同社の車種の中では異色の小型車「iQ」のプラットホームをベースに開発されているとのことだ。
「iQ」はトヨタが小型車のパッケージングを極限まで追い求めるようにして開発され、全長が僅か2,985mmと軽自動車より40cm以上も短い中に大人3人と子供一人が乗車出来るスペースを確保したモデル。
流石に運転席後ろの座席には大人が座るのはほぼ無理で子供専用となるようだが、それでもこの短い車体の中に4人分のシートを収めたのは凄い。
私の自宅の近くにも所有している家があって時折目にするが、とてもあの中にリアシートがあるようには思えない。
このパッケージングを実現するために専用の機器(例えば超小型のエアコン用電動コンプレッサー等)を開発する等しているが、現状では他のモデルへの技術転用は進んでいないようだ。
トヨタとしても折角開発した小型化技術を他のモデルに活かさないのは勿体ないのだろう。
先の記事を書いたライターによると「iQ」の発表時に小型化技術の「ヴィッツ」への流用をしないのか問うたところ、「(現行の三代目に当たる)次期モデルでは難しいが、次の次のモデルでは」というような言葉が返って来たとのことだ。
もしそれが本当だとしても発売から7年近く経つ(「iQ」の発売は現行「ヴィッツ」よりも前の2008年)もののプラットホームをそのまま流用するとは思えず、当然改良を施してくるとは思う。
現在トヨタでは”TNGA(Toyota New Global Architecture)”と呼ばれる新しい技術基準を開発しており、その一部に「iQ」で培った小型化技術を盛り込んで来るのではないだろうか?
この”TNGA”が適用される第一弾は今年秋にも発表される予定の次期「プリウス」だが、トヨタは2020年までには全車種の半分程度で適用する心積もりのようなので、次期「ヴィッツ」にも適用されるのは間違いないだろう。
「iQ」の小型化技術を流用すれば現行モデルではライバルより劣っていると言われる車内の広さ&使いやすさで優位に立つのはそれほど難しくは無いだろう。

さらに次期「ヴィッツ」には国内では販売されていないハイブリッドモデルもあるという予想もあり、その場合の燃費は次期「プリウス」の予想値である40Km/Lを大きく上回る46Km/Lとする予想もあるが、そうなると現在国内で最も売れている同社の「アクア」の存在意義が無くなってしまうのではないだろうか?
事実、ヨーロッパでは現行の「ヴィッツ(現地名:ヤリス)」に「アクア」と同じハイブリッドシステムを搭載して販売しているが、「アクア」はヨーロッパでは販売しておらず、日本国内では反対に「ヴィッツ」のハイブリッドの販売は行っていない。
もしも次期「ヴィッツ」にハイブリッドを設定し国内で販売するとなると、「アクア」のモデル廃止もしくは「アクア」自体が発売から3年以上経過しているので次のモデルチェンジ時に上級車種への移行がされるのではないだろうか?

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トヨタが「ヴィッツ」をマイナーチェンジし発売

トヨタ自動車は昨日4/21にコンパクトカー「ヴィッツ」をマイナーチェンジし、発売した。
今回のマイナーチェンジの目玉は新開発した1.3Lエンジンで、先日マイナーチェンジした「パッソ」同様アトキンソンサイクル化したエンジン(1NR-FKE)を搭載したグレードが登場。
この新エンジンとアイドリングストップ(スマートストップ)を搭載したグレードの燃費は21.8Km/Lから25.0Km/Lに向上。
従来と同じ1Lエンジン(1KR-FE)にもスマートストップ搭載グレードを追加しその燃費は24.0Km/Lと向上、非搭載グレードも従来の20.8Km/Lから21.6Km/Lと僅かながら向上している。
さらに1.5Lエンジン(1NZ-FE)にもスマートストップ搭載グレードを追加し、燃費を従来の18.8Km/Lから21.2Km/Lへと向上させ、スマートストップ非搭載グレードも19.6Km/L(CVT車)と僅かながら燃費がアップしている。
従来型の1.3Lエンジンを搭載し、なおかつスマートストップ非搭載の4WDは従来と同じ18.0Km/L(オプション等の装着で車重が1,090Kgを超える場合は17.4Km/L)で変化なしとなっている。
#これじゃ4WDを買う人がいなくなっちゃんじゃぁ、、、

外観もフロントグリルとフロントバンパーのデザインを大胆に変更し、より精悍な顔つきになったのが目に付く。

価格は1,155,600円(消費税抜き1,070,000円)~1,994,073円(消費税抜き1,846,364円)で、売れ筋となると思われる1.3U(FF)は1,698,545円と意外と高い・・・
これじゃコンパクトハイブリッドの「アクア」の中間グレードである”S”の1,861,715円と20万円も違わない・・・燃費の差を考えると「アクア」のほうが長い目で見て得なのかも?

なんにせよそれなりには売れている「ヴィッツ」がこのマイナーチェンジで販売に火がつくのかな?

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トヨタ「ヴィッツ」の限定車の発売を発表

昨日カローラハイブリッドを発売したトヨタが、今度はコンパクトカーである「ヴィッツ」の限定特別仕様車の発売を発表した。
発表されたのは以前から自動車雑誌等で取り上げられていた「ヴィッツ GRMN Turbo」で、8/25の21時からインターネット限定での商談予約を”先着”で受け付けるとのこと。
発表された「ヴィッツ GRMN Turbo」はその名前が示す通り、トヨタのGazooRacingがチューニングした(というか別物として作った)バージョンで、ベースはヴィッツだがボディは日本未導入の3ドア(ヨーロッパ仕様の「ヤリス」3ドアのボディ)を強度を増す等して使っている。
パワートレインは1.5Lエンジンをベースにターボ化し、最高出力は43psアップの152psとリッター当たり100psオーバーとなっている。
足回りも専用のパーツを使用する等して、パワーアップしたエンジンの性能を活かせる様になっているとのこと。
ホイールもノーマルの4穴から5穴タイプに変更する等、かなり気合の入った仕様となっている。

気になる価格は税込みで270万円と決して安くはないが、本格的なホットハッチが欲しい人にはたまらないかも?
販売台数は200台で運良く200名に入れても申し込み後一ヶ月以内に成約しなければキャンセル扱いにされることもあるとのことで、先着200名以降の人は基本的にキャンセル待ちとなる。
ちなみに同じGRNM仕様で出た「iQ GRNM」(限定100台)は受付開始後僅か3分で申し込みが打ち切られて完売しているので、今回も躊躇しているとあっと言う間に受付が終わってしまう可能性が高い(運がよければキャンセル待ちになるかも?)。

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箱根駅伝の伴走車

昨日と今日と箱根駅伝の中継を見ているが、各選手の後ろにいる伴走車は「プリウス プラグインハイブリッド」ばかり。
一部には発売されたばかりの新型ヴィッツの姿も見える。
その他にも燃料電池車(いくらするんだ?億単位だろうな)も投入されているが、いったいトヨタは何台の所謂「エコカー」を提供しているんだろう?
そしてその総額はいくらになるんだろう?(笑)
それにしてもこんなに多くの「プリウス プラグインハイブリッド」を目にする機会はしばらく無いだろうなぁ。

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新型ヴィッツ発売

今日(12/22)の午後にトヨタ自動車は小型乗用車ヴィッツをフルモデルチェンジして発売したと発表した。
燃費は1.3Lエンジン搭載の”F”グレードの“SMART STOPパッケージ”でクラス最高となる26.5Km/Lで、同クラスのフィット(24.5Km/L)やマーチ(26.0Km/L)を上回る。
一番燃費が低いのは1.5Lエンジン搭載のRSグレードのMT仕様で、それでも18.0Km/Lを記録。

気になる価格は1.0LのFグレードの”Mパッケージ”106万円からで、最高は1.5LのRS(CVT)の179万円(共に消費税込み価格)。
売れ筋となると思われる1.3LのFグレードの“SMART STOPパッケージ”は135万円となっている(北海道では寒冷地仕様込みで1,362,600円、沖縄は別価格)。
他のグレードでは北海道向けは12,600円(1.5Lエンジン車)~16,800円ほど高くなる。

全体的なフォルムは前モデルと似ているが、フロントマスク(俗に言う”顔”)は、随分と男性向けになったように感じる。
この顔で女性ユーザーに受け入れられるのだろうか?と、ちょっと心配になる。
走りのモデルであるRSだけをこのデザインにするという手もあったのではないだろうか?とも思うが、別デザインにするとコストが嵩むから仕方無かったのかも。
と思ったけど、よく見たらRSはグリルとフロントバンパーが専用品だった(全長もリップスポイラーの分だけRSのほうが45mm長い)。
それならRS以外はもっとおとなしいデザインでも良かったのではないのかなぁ?

なんにせよアイドリングストップ付きで135万円という価格は安いと思うので、結構売れるのではないだろうか?
(アイドリングストップ付きで単純に比較するとマーチの方が安いけど、装備の違いとかを考慮するとどうかな?)

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明けて今日22日は

新型ヴィッツの発表予定日。
事前にいろんな情報が流れているけど、TOYOTAの公式発表は今日行われる筈。
TOYOTAの発表では「トレッサ横浜」にて発表会が13:55から行われることになっている。
その模様がTOYOTAが運営するバーチャル都市「GAZOO METAPOILIS」でも生中継されるらしい。
利用には利用者登録(無料)が必要なので、見たい人は事前に登録を済ませておくのが良いかと。

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新型ヴィッツの価格

某自動車雑誌の記事によると、今月22日頃に発表になるらしいトヨタの新型ヴィッツの価格帯が判ったとのこと。
それによると最安グレードが約106万円で、最上級のスポーツグレードは約175万円とのこと。
最安価格は現行と比べて僅かなアップらしいけど、全体的には2~3万円程度のアップらしい。
現行モデルは11月一杯でオーダーストップで、後は在庫整理のための販売となるらしいので、今からでは好みの色やオプションを指定するのは難しいかも。
反対に在庫でよければ安く買うチャンスかもしれない。
新型は出た当初は細かいトラブルがあり得るので、別に新型に拘らなければ現行モデルを選択するのもありか?

ヴィッツクラスのハイブリッドが出る噂もあるので、それを待つのも一つの手か?

追記:12/22に正式に発表になったので、それについての記事も書きました→「新型ヴィッツ発売

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