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カプセル内に”大量”のサンプルが入っていた!

JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル内に大量の粒子が入っている様子が公表された。
公表された写真を見ると、肉眼でも形がはっきりわかる大きさ(数mm程度)の”粒子”状のサンプルが入っている。
採取量の目標は0.1gだったが、それを上回る量があると思われる。
色は(写真では茶色っぽく見えるが)担当者曰く”真っ黒”だそうで、リュウグウの光の反射率が低いのを裏付ける形となった。
今回公表されたのはカプセル内の”A室”だけで、他に2回目の着陸で採取した”地下のサンプル”を収めた”B室”もあり、こちらは年明けに開封の予定とのこと。

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カプセル内にサンプルを確認!

JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルにリュウグウのサンプルが入っていることがほぼ確実となった。
昨日12/14にJAXAの発表によるとスコープカメラでカプセル内部を撮影したところ、黒っぽい砂粒状のサンプルが確認され、その写真が公開されている。
JAXAでは引き続き開封作業を行い、サンプルの取り出しと分析を行っていくことにしているとのこと。
前回は微粒子状のサンプルがほんの僅か(最大でも直径1mm程度のが数十個、マイクロメートル単位のが3,000個強)で、どれも顕微鏡(もしくは電子顕微鏡)レベルのものばかりだったが、今回は目で見て判るほどの量があるので、今度の開封作業でどれだけのサンプルが出てくるか興味深いな。

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あと177万キロ!

JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は現在地球から177万Kmのところまで来ている。
カプセルの地球帰還は今週末の12/3午前3時(日本時間)頃と発表されている。
帰還の為の最後の軌道修正のためのスラスタ噴射が今日の16時前に予定(TCM-4)されていて、ほんの少しの速度調整(4.5cm/s程度)が行われる。
今回は探査機本体は突入せず、試料を収めたカプセルだけが突入するので、残りの距離がおよそ22万㎞となる12/5の14-15時頃にカプセルを切り離し、分離の1時間ほど後に本体は地球圏離脱コースに移行するための軌道修正(TCM-5)を行うことになっている。
前回の帰還時は本体も大気圏に突入して燃えたために非常に明るい火球となったが、今回はカプセルのみなので前回のような派手さは無い(それでもマイナス7-9等級程度と推定されている)。
今回のミッションは大きなトラブルも無く進行していて、残るはカプセル内にどれくらいの試料が入っているかだな・・・

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「はやぶさ2」の地球帰還は12/6!

JAXAが小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還予定は12/6と発表した。
前回はカプセル分離後の本体は大気圏に突入して燃え尽きたが、今回は月軌道付近でカプセルを分離した後に地球離脱軌道に乗り別の天体(未定)に向かうとされている。
現在オーストラリア政府に対し宇宙物質の着陸許可を申請しているところだという。
前回は本体の燃え尽きる映像がきれいで衝撃的だったが、今回はカプセルのみの突入なのでTVクルーはインパクトのある映像を撮れなくてちょっと気の毒だな。

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いよいよ人工クレーター実験

小惑星「リュウグウ」の探査中の「はやぶさ2」は今日、いよいよ世界初の小惑星での人工クレーター実験を開始する。
既にインパクターの電源投入は確認されており、あとは切り離しと本体の退避、カメラの分離、そしてインパクターの爆発&突入を残すのみ!
この世界初の偉業をなんとか成功させて欲しいものだ!
インパクターの突入の様子はリアルタイムでは見られないが、明日以降に「はやぶさ2」から画像のダウンロードを始める予定とのことなので、その画像の公開が待ち遠しいね。

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「はやぶさ2」タッチダウンに成功と発表!

小惑星「リュウグウ」への着陸ミッションを実施中の探査機「はやぶさ2」が無事に着陸し(、その後離床し)たとの宣言が日本時間8:42にされた。
着陸したのは予定より早く日本時間の7:48とのこと。
記者会見での発表によると予定が早まったのは全てが順調に動作したためとのこと。
サンプルの採取が成功したかどうかは現時点では判らないが、とにかく無事に着陸が成功したのはおめでたいな!

上は「はやぶさ2」タッチダウン運用ライブ配信の録画、2:19:30辺りで嬉しさを”とある手段で”表現する人がいて笑った(笑)。

おめでとうございます!

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「はやぶさ2」が降下を開始

小惑星「リュウグウ」探査ミッション中の探査機「はやぶさ2」が明朝に予定している第一回目の着陸に向けて降下を開始した。
予定よりも4時間半ほど降下開始が遅れたが、高度5Kmまでの降下速度を予定よりも上げたことで5Km地点からのスケジュールは当初の予定通りとなる見込み。
予定通りに進めば明日の朝8:25に着陸となるが、30分程度は前後する可能性があるとのこと。
現在の地球と「リュウグウ」の位置関係から信号が届くまで片道19分ほどかかるので、高度約500m地点での着陸可否の最終判断以降は全て自律制御で行われる。
どうか無事に着陸を成功させて欲しいとろこだなー。

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「はやぶさ2」の着陸は2/22朝と決定

小惑星「リュウグウ」の探査に行った探査機「はやぶさ2」の着陸は2/22の朝8時過ぎ(日本時間)と決められた。
到着以前の予想よりも着陸地点周囲に岩が多いため着陸地点の決定に時間を要し、出発前の予定よりも着陸がかなり遅くなったがようやく決行されることになった。
着陸予定地点の大きさは6mほどで、これは「はやぶさ2」の太陽電池パネルの幅と同程度。
着陸に必要な精度が当初予定の+-50mの10倍程度の精度が必要になり、誘導方式も「ピンポイントタッチダウン」と呼ばれる方式が採用される。
地球との交信に往復で30分ほどかかるので地上からの誘導は不可能、自律誘導での着陸を実施することになり、途中で機体を傾ける(地表面の傾きに合わせる)ので高利得アンテナでのデータ送信が出来なくなり機体の状態が不明となる。
無事に上昇して機体の傾きを戻した後に着陸の成否が判明する(降下中か停止中か上昇中かの判別は低利得アンテナでの通信でも可能)。
どうか無事に着陸ミッションが成功しますように!

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「はやぶさ2」の着陸予定を延期

JAXAは小惑星「リュウグウ」上空にいる探査機「はやぶさ2」の着陸予定を今月下旬から来年に延期した。
着陸予定地点付近の地形が当初の予想よりも岩石の多い状態で、安全に着陸にさせるために着陸地点を慎重に決定するためと、自立誘導の精度を想定よりも高くすることを目的としての延期とのこと。
今月はリハーサルを2回にわたって行い、その際に撮影する画像から着陸地点付近の様子を精密に分析して着陸地点を決定する。
11月から12月にかけては探査機及び小惑星が地球から見て太陽の反対側に位置する”合”の状態に入るために通信が出来ず、その間は現在のホームポジション(高度20Km)から100Km以上の高度に上昇させる”合運用”の期間に入る。
そのため、着陸予定はそれが終了する来年になってからということになるということだ。
なお、「はやぶさ2」のリュウグウ出発の予定には変更なしとのこと。

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高度851mから見た「リュウグウ」

JAXAが運用する小惑星探査衛星「はやぶさ2」が日本時間の今朝方「リュウグウ」の表面を撮影して送ってきた。
JAXAのサイト「http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180807/index.html」で公開されている画像を見ると、数十メートル規模の岩がゴロゴロしている様子が見て取れる。
このどこかが着陸地点として選ばれるんだろうけど、どこに降りるにしても大変そうだな。

それにしてもこれほどの写真を撮影後数時間で送って来れるというのも凄いなぁ!

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