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札幌市が市電延伸断念へ

札幌市が今日9/21の市議会で市電の延伸を断念することを報告した。

札幌市電は以前から「札幌駅方面」「苗穂方面」「桑園方面」への延伸計画があった。
そんな中で2015年の12月には都心線を開通させてループ化されたが、その後も先の3方面への延伸計画は検討が続けられていた。
ただし、延伸しても黒字化は難しいことが問題とされていて、結局赤字を避けられないどころか、延伸した場合収支が悪化し経営に悪影響を与える可能性が高いとして「延伸は極めて困難」との報告になったらしい。
利用者増加が見込まれていたループ化だけでも費用対効果が疑問視されていたのに、それほど利用者の伸びが期待できない方面への延伸はやっぱり無理だったな(乗ってみたいとは思ったけどね)。

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札幌市電8502号車が車内外をリフレッシュ

札幌市電の8502号車がラッピングを剥がして運行され始めている。
以前はロッテのガーナチョコレートのラッピングを施されていたが、気付いたら元の緑色に戻っていた。
合わせて車外装備の一部と車内のシートが新しくなっていた。

外観で変わったのが前照灯と尾灯で、前照灯は3300型に似た角形で灯火色もこれまでの黄色味を帯びたものから白色になっている。
尾灯も角形になったが横幅が3300型のものよりも狭くなって縦長のタイプなので、灯火ユニットそのものは同じものでは無いと思われる。

上は3300型(3302,3304号車)で、灯火類が角形。

こっちが新しくなった8502号車の灯火類で、尾灯の形が上の3300型のものと異なる。

ラッピングされていた頃の8502号車で、灯火類が丸型となっている。

シートは表面が張り直されていて色褪せの無い真新しい表面がまぶしいが、早くも一部には汚れと思われる黒いものが付着していたのがなんとも残念。

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A1201号車がフルラッピングされた

札幌市電のA1201号車(低床車両)が初のフルラッピングを施されたのを見かけて驚いた。

初のフルラッピングを施された札幌市電A1201号車


上はその車両がすすきの交差点を札幌駅方面に向けて左折しているところ。
車両を見て判るようにラッピングのテーマはスマートフォンゲームの「Pokémon GO」で、今日から三日間札幌で開催されるリアルイベント「Pokémon GO Fest 2022 Sapporo」に合わせて運行されるらしい。
札幌駅前通りでチラシ等の配布も行われており、スマートフォンを見ながらプレイしていると思われる人もちらほら見かけた(危ないからプレイしながら歩くのはやめてね)。
今日は天気も良いからポケモンを探して歩き回るのには良いかもね(笑)

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新しいラッピング電車

札幌市電には色とりどりのラッピング電車があるが、また1両新しいのを見かけた。

この七月からラッピングされた車両。


ベースになったのは札幌市電252号車で、広告主は地元の大手不動産会社である株式会社ビッグ。
この会社は以前から214号車と254号車の2両をラッピングしていたが、この252号車が3両目になるのか他の2両のどちらかもしくは両方のラッピングをやめたかは未確認。
今後214/254号車を見ることがあれば確認できると思う。

またこの252号車は少なくとも6/30までは基本の塗色で運用されているのを確認しているので、ラッピングされたのは今月に入ってからのこととなる。

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”ささら電車”の揃い踏み

札幌市交通局の電車事業所では現在(2022/05)「ロータリーブルーム式電動除雪車」所謂”ささら電車”を敷地外から見ることが出来る。
しかも所属5両の内4両は屋外に置かれていて、間近に見ることが出来る。
下はその5両が並んでいる様子を敷地外から撮影した様子。

ささら電車

敷地外から見たササラ電車5両


向かって左奥の工場内に留置されているのが”雪11”で、それから右に向かって”雪2”、”雪22”、”雪3”、”雪21”の順に並んでいる。
通常この時期は工場の奥に入れてあるんだけど、現在工場は建て替え工事中で一部が使えない状態なので仕方なく外に出してあるそう。
中央図書館前からの引き込み線もこの留置部分に向かう線は撤去してあって電車事業所の入り口からは最も奥の行き止まりの線になっている。
降雪時期になると出入りしやすい場所に移されるんだろうけど、それまでの間はこの場所に置かれるんだろうなぁ。
また、”雪11”より奥の屋根のある場所には3304号車と251号車が留めてあったけど、運転手さんに訊いたところ故障車だそうで、他の車両の出入りに邪魔にならないようにこの場所に置いてあるということだった。
さらに洗車装置も使用不可になっていて洗車は全て手作業とのことで大変そうだ。
早く工事が終われば良いと思うが、予定では今後5年くらいかかるそうな・・・

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札幌市電3303号車

先日の夜に新しいラッピングに身を包んだ札幌市電3303号車を見かけていた。
その後、昼間に走行しているのを見かけたので写真を撮ることが出来た。

”白いブラックサンダー”のラッピングを施された札幌市電3303号車

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札幌市電3303号車がラッピングされた

先日の夜のこと、車で移動中に札幌市電の3300型が走っているのを見かけた。
3300型は前照灯/尾灯の形状と色が他の型と異なるのと、行き先表示がLED化されていない車両があるので見分けるのが楽。
この時見かけたのはLED化されていたので3301号車か3303号車のどちらかだと判ったんだけど、車体の色がなにか変。
3301号車は白を基調とした”ワミレス”のラッピングだし、3305号車は水色と茶色を基調にした”国分北海道”のラッピングなのに、見かけたのはどちらでも無かった。
かといって札幌市電の元々の色である緑でも無い。
近付いてよく見ると車体に描かれていたのはお菓子の”白いブラックサンダー”。
車番を見るとLED化されている3303号車だったので、この四月からラッピングされたものと思われる。
3303号車がラッピングされるのは、私の記憶では2011-12シーズンの”雪ミク電車”が最後なので、10年ぶりにラッピングされたようだ。

下は2011/12に撮影した”雪ミク電車”で、この年が2回目の”雪ミク電車”で初めてフルラッピングになった。

2012年の雪ミク電車

2012年の雪ミク電車(3303号車)。
2011年バージョンと違ってフルラッピングと気合が入っている。

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先日の「雪2」

北海道では日曜日(2/19)から大雪が降り交通網が混乱している。
札幌でも路面電車の軌道を除雪するための”ロータリーブルーム式電動除雪車”通称”ササラ電車”が運転していた。

2/21の夜に運転していたササラ電車(雪2)


明るいところ(車体上部の前照灯の前とか)が白っぽく見えるのは雪が激しく降っていたため。
こういった作業のおかげで市電はあまり運休しないで済んでいたようだ。
それでも昨日(2/22)はトラブルかなにかで走れなくなった車両がいたようで外回りは運行できなかった時間帯があったようだ。

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「雪ミク電車」の運行は見送られた

札幌の冬の風物詩の一つとなったのが市電の「雪ミク電車」。
毎年十一月から翌年の三月にかけて運行されているが、今年の運行は見送りとなった。
原因は新型コロナ・・・ではなく、今年の10/11に発生した市電と自転車の接触事故で自転車に乗っていた中学生が頭の骨を折る重傷を負わせたこととしている。
残念だけど仕方が無いよねぇ・・・(写真は昨年度の雪ミク電車)

南4条通りを西進する「雪ミク電車」(進行方向は向かって左になる)

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市電1104号車もラッピングされていた・・・

下は先日市内で見かけた市電の低床電車1100型の一両である1104号車。

札幌市電1104号車

札幌市電1104号車


全体的に納入時と同じカラーリングなんだけど、運転台後方に「&the villa」と書かれている。
なんだろう?と思って調べてみたら「一般社団法人 北海道民泊観光協会」が運営しているサービスらしい。
”民泊”というと、利用者の中にはモラルの低い人がいて周辺住民に迷惑を掛けたり、物件の所有者に被害があったりとか、反対に運営者が利用者に不利益を与えたりとマイナスのイメージが強いが、それらの問題を改善していこうというのが設立の趣旨らしい。
誰でも安く泊まれるというイメージの民泊だけど、それだけにとどまらず”別荘”感覚で泊まれる施設の紹介なんかもしているらしい。
「うん、だからどうした?」という感じだな(汗)

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