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ホンダ、新型ハイトワゴンの「N-WGN」を先行公開

ホンダが11/20からの東京モーターショーで発表し、11/22に発売する予定の新型軽自動車「N-WGN」及び「N-WGN カスタム」のデザインや内装をWEB上で先行公開している。
この「N-WGN」はホンダの軽自動車「Nシリーズ」の第三弾にあたる車種となる。

外観は軽自動車でも人気のジャンルのハイト系ワゴンで、スズキの「ワゴンR」やダイハツの「ムーヴ」に対抗するモデルということになる。
現在軽自動車で最も売れているのは同じホンダの超ハイト系ワゴンの「N-BOX(N-BOX+を含む、以下同じ)」で、もう一つの「Nシリーズ」の「N-ONE」はちょっと高級感のある「プレミアム」クラスと位置付けられ、それなりに販売台数は多いがやはりメインとなるハイト系ワゴンが必要ということなのだろう(「ライフ」ではちょっと背が低すぎて「ワゴンR」等の対抗にはなれなかった)。
軽自動車販売でトップを競っているスズキとダイハツにはハイト系と超ハイト系の車種があって両方とも売れているので、ホンダもそれを狙っているんだろう。
実際超ハイト系ワゴンでは背が高すぎると感じるユーザーに丁度良い車種が無かったわけで、そういうユーザーを取り込むには良い展開だと思う。

この時期にデザインを先行公開したのは正式発表前にユーザーを繋ぎとめようとする意図があってのことだろうな。
果たしてその思惑通りに売れ続けてくれる車種になってくれるだろうか?

個人的には外観は「N-WGN カスタム」よりも「N-WGN」のほうが好みだけど、内装や装備は「N-WGN カスタム」のほうが良さそうに思えるな。

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萌えタクシー(長栄交通)

札幌の街中を走る「萌えタクシー」を見かけた。

萌えタクシー(北乃カムイバージョン)

萌えタクシー(北乃カムイバージョン)


先日見かけた「魔法少女まどか☆マギカ」バージョンとは異なる「北乃カムイ」バージョン。
本家の「北乃カムイ」はつい先日活動終了となってしまったが、こっちのほうはしばらく走っていて欲しいな。

「北乃カムイ」とは?→公式サイト
ここによると上の写真のタクシーは「カムタク」というらしい。

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「フィット」と「アクア」の燃費

9/6にホンダから新型「フィット」が発売され、ハイブリッドの燃費はベースタイプで国内自動車の最高となる36.4Km/Lで、それまで最高だったトヨタ「アクア」の35.4Km/Lを1.0Km/L上回った。
ところが、「フィットハイブリッド」で燃費が36.4Km/Lというのは最も安価(=装備が少ない)ベースタイプのみで、各種装備が付いている「Fパッケージ」「Lパッケージ」は33.6Km/Lと燃費が落ちてしまう。
対するトヨタ「アクア」が全グレードとも35.4Km/Lという数値だ。
この点だけを見ると「フィットハイブリッド」のベースタイプは燃費スペシャルのグレードで、実際には「アクア」のほうが燃費が良いように見える。
たしかに「フィットハイブリッド」のベースタイプは燃料タンク容量を他のグレードより少ない32L(他は40L)にする(アルトエコと同じ手法)等燃費の数字を上げるために工夫がされている。
ところが、カタログの細かいところを見ていくと、「アクア」はオプションの装着等で車重が1090Kg以上になる場合の燃費は33.0Km/Lになると書かれている。
つまり重たくなる装備はメーカーオプションとすることによってカタログ上の燃費を良く見せているというわけだ。
では何故重たくなると燃費がいきなり下がるのか?
これは現在の燃費測定方式である「JC08モード」の測定方式による違いがあるからだ。
燃費の計測は実際に車両を道路上で走らせて行うのではなく、「シャシダイナモ」という装置に車両を載せて行われる。
「シャシダイナモ」とは前後2本の大きなローラーの上に車両を固定して、駆動輪でローラーを回すことで走行状態を再現する装置で、以前から最大出力等の測定に使われていた装置だ。
測定時には車両が回すことになるローラーに負荷を掛けるのだが、当然ながらこの負荷が大きいほど燃料を沢山消費することになり、燃費の数字が低くなる。
国土交通省のJC08モードの測定方式では、車重(測定時重量は車両重量+110Kg)に対する負荷(等価慣性重量=ローラー軸に付いているフライホイールの重量)は
966~1,080Kgまで 1,020Kg
1,081~1,190Kgまで 1,130Kg
1,191~1,305Kgまで 1,250Kg
となっている。
「フィットハイブリッド」のベースタイプは車重が1080Kgだが、その上の「Fパッケージ」「Lパッケージ」は共に70Kg重い1150Kgとなっている。
そのため測定時の負荷がベースタイプよりも120Kgも多くなるので、測定される燃費も低くなるというわけ。
「アクア」の場合は最も軽い「1.5L」の車重が1,050Kgで、その上の「1.5S」及び「1.5G」は共に1,080Kgとなっている。
そのためJC08モードでは同じ重量区分となり燃費も同じ数値となるが、以前使われていた10・15モードでは「1.5L」のみが40.0Km/Lで他は37.0Km/Lとなっているので、「1.5L」は「アクア」における燃費スペシャルモデルと言えないことも無いと思う。

実際にどちらの燃費が良いのか興味のあるところだけど、同じ条件では極端に違いが出るとも思えないので、季節や使い方によって出る差の方が大きいと思う。

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「痛レンタカー」

札幌では「萌えタクシー」の他にも「痛レンタカー」もある。
これはタイムズレンタカーが6/24から10/31までの期間限定で提供しているサービスで、現在2種類の痛車(車種はマツダのデミオ)がレンタカーとして使用されている。
残る期間は短いけど「痛車を運転してみたい!」とか「痛車に乗ってみたい!」と言う人は利用してみては?
詳しくはタイムズレンタカーのサイトでどうぞ。
「痛レンタあります | レンタカーならタイムズカーレンタル」

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新型「アクセラ」は明日から予約受付開始

マツダは「アクセラ」を4年ぶりにフルモデルチェンジし、明日(10/10)から予約を受け付けると発表した(発売はディーゼルエンジン車を除き11/21の予定)。
車種構成は現行モデルと同じくハッチバックの「Sport」とトランクルームを持つ「Sedan」。
今回のフルモデルチェンジで今までのガソリンエンジンとディーゼルエンジンに加えて、トヨタから技術供与を受けて新開発したハイブリッドシステムを搭載したモデルも加わっている(セダンのみ)。
トヨタのハイブリッドシステム(THSII)とマツダのスカイアクティブ技術を組み合わせたハイブリッドの燃費は同じ2Lエンジンのハイブリッドであるホンダのアコードハイブリッドを上回る30.8Km/Lを達成。
その他のエンジンはガソリンが1.5Lと2L(Sportのみ)、Sportのみに設定されたディーゼルが2.2Lの合計3種類のエンジンが用意され、燃費は1.5LのFFが19.0~19.6Km/L、2LのFFが19.0Km/L(オプション設定によっては18.4Km/L)、4WD車とディーゼルの燃費は現時点では未定となっている。
価格は最も安価な15CのSport及びSedanの1,711,500円からディーゼル(XD)のSportの2,982,000円までと幅広い価格帯となっており、注目のハイブリッドは2,373,000円(HYBRID-C)からとなっている。

今回のモデルチェンジで幅が広くなり(現行クラウンの1800mmに迫る1795mm)、それに伴い最小回転半径も5.1mから5.4mに拡大しているので、狭い道での取り回しが悪化していると思われる。
この車に限らないがモデルチェンジの度にサイズ(特に幅)が大きくなるのはどうにかならないものだろうか?

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「パガーニ」が日本でTVCFを流す・・・

イタリアのスーパーカーメーカーである「パガーニ」の日本での正規輸入代理店パガーニ・ジャパンを運営するビンゴスポーツが日本国内向けのTVCFを製作し、10/12からのBSフジ「F1グランプリ 2013日本GP」で放映する予定とのこと。
「パガーニ」は同じイタリアのフェラーリやランボルギーニのような知名度は無いが、一昨年発表した「ウアイラ」は730hpを発生するAMG製の6LV12ツインターボエンジンをミッドにマウントし、この手の車としては軽い車重(1,350Kg)とあいまって最高速度は360Km/hを誇るスーパーカーだ。
この「ウアイラ」は年間生産台数が20台と少なく、その内日本に割り当てられるのは僅か2台という希少な車。
価格も1億5千万円から(オーダーによって価格は変動する)となっており、TVでCMを流したから売れるという車では無い(笑)。
もちろん売るためのCMではないんだろうけど、なんのために流すんだろう?単なるイメージ戦略にしかすぎないような・・・・・
F1放送のサポートのためなのかな?

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ホンダ「フィット」が一ヶ月で6万2千台を受注

ホンダは9/6に発売した新型「フィット」の発売一ヶ月での受注台数が6万2千台となったことを発表した。
月間販売目標は1万5千台なので、およそ4倍の台数を受注した計算だ。
事前予約が2万7千台とのことだったので、発売後の受注は差し引き3万5千台ということになるのかな?
だとしても目標の2倍以上の台数ということになる。
受注した内ハイブリッドの割合が7割にもなるということで、少々高くても燃費が良い方が売れるということになっているようだ。

個人的にも新型のハイブリッドには興味があるので一度試乗してみたいと思うが、それよりも来年行われると思われるフリードのフルモデルチェンジ時に同じハイブリッドシステム(i-DCD)が搭載されるのを期待している。

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「フィット」は売れたねぇ

9月の自動車販売台数の速報値が発表された(登録車、軽自動車とも)。
それによると9月に最も売れた車種は登録車がトヨタの「アクア」で、軽自動車はホンダの「N BOX(N BOX+を含む)」。
登録車の2位以下は
「プリウス(プリウスα及びプリウスプラグインハイブリッド含む)」
「フィット(ハイブリッド及びフィットシャトル・フィットシャトルハイブリッドを含む)」
「ノート」
「セレナワゴン」
「カローラ(フィールダー、ハイブリッド等を含む)」
「ステップワゴン」
「フリード(スパイク及びそれぞれのハイブリッドを含む)」
「ヴィッツ」
「インプレッサ(XV及びVXハイブリッドを含む)」
となっている。
相変わらず「アクア」は売れ続けているが、9/6に発売されたホンダの「フィット」は期待通りに売れているようで、車種別ランキングで8月の6位から3位にランクアップしている。
「フィット」は昨年の8月から今年の8月まで13ヶ月連続で対前年比100%を切っていて、月によっては前年度比で50%未満となることもあり、特に昨年10月から今年の1月にかけては月間販売台数が1万台を割り込むほどの不振だったが、9月は新車効果もあり対前年比で155%となる19,388台を販売している。
販売会社もほっと一息と言ったところだろう。
発売10日後までの受注台数が4万台を超えたと発表されているが9月の販売台数が2万台に少々届かないので、受注残が2万台以上あることになり、今月も少なくとも同じ位は販売されることになりそう(生産能力の問題もあるけど、少なくとも販売日数が少ない9月より少なくなることは無いだろう)。

一方の軽自動車は「N BOX」が相変わらず好調で、8月に続いて販売台数トップとなった。
登録車1位の「アクア」には及ばなかったが、登録車2位の「プリウス」を上回り全体の2位にあたる23,723台を販売している。
昨年のように4~8月及び10~12月の合計8回もトップとなったようなことはなく、今年に入ってからの月間トップは4回目だが、それでも3位以下に落ちたことが無く、1月からのトータル販売台数もトップとなっている。
月間販売台数の順位は1-1-2-2-2-2-2-1-1となっていて、2位になった月のトップは3月が「ワゴンR」だった以外は「ムーヴ(ラテ・コンテ等派生車を含む)」となっている。
この分だと昨年は僅差(1位の「ミラ」との差は約7千台)で逃した年間販売台数のトップも狙えそうだな(4~3月の年度での集計では昨年度もトップだった)。

余談だけど、日産の「セレナ」の表記が9月から「セレナワゴン」に変わっている。
一体どんな理由で変わったんだろう?特にモデルチェンジしたとか商用タイプ(バン)が追加になったとかというわけでも無さそうなんだけど???

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ダイハツ「タント」新型発売

ダイハツから超ハイトワゴンの「タント」がモデルチェンジして発売された。
「タント」は今回のフルモデルチェンジで3代目となる。

ライバルのスズキから「パレット(現在はスペーシアにモデル変更)」が発売された際には超ハイトワゴンとしての売り上げトップを死守したが、ホンダから「N BOX」が発売されてからはトップの座を譲り渡していた。
今回のモデルチェンジで巻き返しはなるのだろうか?

個人的には「N BOX」には多少使いにくい点があったので、買うなら「タント」のほうが良いなと思っている。

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次期「GT-R」はハイブリッドか?

海外のサイトで日産の次期「GT-R」はウィリアムズとの共同開発によるハイブリッドシステムを採用する(可能性がある)との記事が書かれている。
これには日産のモータースポーツ部門を担当するNISMOがウィリアムズの子会社と高性能市販車の開発で協力すると発表したことが影響していると思われる。
まぁホンダの次期「NSX」は3モータータイプのハイブリッドになることは発表されているし、ポルシェも918のようなハイブリッドモデルを発表しているし、時代はスーパースポーツもハイブリッド化する方向へ進んでいると言えよう。

次期型の「GT-R」は2015年秋にも発表されると予測されている。

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