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トヨタ「パッソ」がもうすぐマイナーチェンジ

トヨタが販売する登録車の中で最も小型の「パッソ」がもうすぐマイナーチェンジする。
今回のマイナーチェンジでの注目は新開発のエンジンで、「アクア」等に搭載されているハイブリッド用エンジンと同じアトキンソンサイクルとなり、その結果燃費が大幅に向上する見込み。
特に1Lエンジンを搭載するグレードでは現在登録車(非ハイブリッド)最高の三菱「ミラージュ」の27.2Km/Lを上回ってくることになりそう。
1.3Lエンジン搭載グレードでも26Km/Lを超えてくるとの噂もあり、こちらもクラストップとなりそう。
この1.3Lエンジンは「ヴィッツ」にも搭載されるとのことなので、「ヴィッツ」の燃費もかなり向上することになりそうだ。
最近の「パッソ」は月間販売台数が3千台~5千台程度(3月は6,665台)で、コンパクトカーとしてはあまり芳しくない状況(それでも「マーチ」や「ミラージュ」よりはずっと多いけど)。
今回のマイナーチェンジでどれくらい上積み出来るのかな?

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トヨタ「86」をマイナーチェンジし6月から販売

600万台以上のリコールを発表したトヨタが、スポーティーカー「86」のマイナーチェンジを発表した。
内容はダンパーのセッティング変更とルーフアンテナをポールタイプからシャークフィンタイプへの変更程度。
このシャークフィンタイプのアンテナにはトヨタ車として初めてラジオのアンテナが内蔵されたとのこと(今までのトヨタ車では内蔵されていなかった)。
昨年1年間で12,406台を販売した「86」だが12月以降は月に700台前後しか売れていなかったので、このマイナーチェンジでてこ入れ出来るかな?

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トヨタが全世界で600万台以上のリコールを実施へ

トヨタの発表によると、ステアリングコラムやワイヤーハーネス、座席レール等に不具合があり世界総計で600万台以上、最終的には約639万台にのぼるリコールを行う。
対象となる台数が多いのは車種が多いのとそれらの製造期間が長いためで、対象となるのは2005/01-2010/08に製造された欧州向けの「ヤリス(日本名ヴィッツ)」「アーバンクルーザー(日本名ist)」と2004/06-2010/12にかけて製造された「RAV4」「ランドクルーザー」等。

日本で国土交通省に出された届け出は3種類。
一つは「ヴィッツ」(製造期間2005/01-2010/05の553,683台)「ラクティス」(同2005/09-2010/05の256,755台)「ベルタ」(同2005/11-2010/05の81,562台)「ist」(同2007/06-2010/05の27,684台)の計919,684台で、
・「座席レールの破損による座席の固定不良」
・「ワイパーモーター付近の排水不良による雨水の侵入によるワイパー及びブレーキランプの動作不良」
・「ステアリングコラム固定用金具の強度不足による破損でのステアリングコラムの固定不良」
でのリコール(車種や製造時期により上記三つのどれかもしくは全てが該当)。

二つ目は「RAV4」(製造期間2005/10-2010/03)「ヴァンガード」(同2007/07-2010/02)「マークX」(同2004/09-2009/09)の計146,678台に関して「エアバッグの動作不良の恐れ」でのリコール。

もう一つはアイドリングストップ機構付き1NZエンジン搭載の「ポルテ」「スペイド」(製造期間2012/06-2013/06)「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」(同2012/03-2013/08)「オーリス」(同2012/06-2013/08)「ラクティス」(同2012/07-2013/08)の計18,574台に関して「スターター用リレーの不具合で最悪発火する恐れ」でのリコール。

現時点では今回のリコールの内容を原因とした事故の報告は受けていないとのことだが、該当する車種に乗っている人は一度ディーラー等で確認したほうが良いと思われる。

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地味に売れている

ホンダの乗用タイプミニバン「オデッセイ」が昨年11月のフルモデルチェンジ以降結構売れている。
1994年に初代が発売された時にはホンダの業績を一気に回復させるほど売れていた「オデッセイ」だが、最近は背の高いボックスタイプミニバンに押されて売り上げが低迷していた。
昨年10/31に発表された現行モデルはホンダのLクラスミニバンである(と同時に売れ行き不振の)「エリシオン」と車種統合を行い、それまで立体駐車場に入る車高だったのを一気に150mm程度高くし、加えてヒンジドアだった後席ドアを左右ともスライドドアに変更している。
これが当たったかどうかは今後の売れ行きがどうなるかで判断されると思うが、少なくとも発売後の5ヶ月間は順調に売れている。
発売一ヵ月後の12/1には月間販売計画の3倍に当たる1万2千台を受注したと発表されているし、事実昨年11月から今年の3月までの5ヶ月間は4千台以上を販売している。
昨年11月からの毎月の販売台数は
2013/11 4,527台
2013/12 5,006台
2014/01 5,278台
2014/02 5,176台
2014/03 5,215台
2013年度の合計が29,080台だが、この内25,202台は11月以降に売れているので、その前の7ヶ月合計の僅か3,878台と比較すると大違いだ。
ホンダとしてはもっと売りたいのだろうが、月に5千台強というのは生産ラインの限界なのだろう。
かといって発売から5ヶ月しか経っておらず、今後受注ペースが落ち着くことを考えると生産ラインの増強もおいそれとは出来ないだろうから、売れ行き好調も痛し痒しと言ったところか?

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軽自動車はダイハツの「タント」が4ヶ月連続でトップ

2014年3月の軽自動車販売台数が発表され、ダイハツの「タント」が3万台あまりを販売し、昨年12月からの連続トップ回数を4に伸ばした。
販売台数は30,688台で登録車を含めても「フィット」の31,921台、「アクア」の31,146台に次ぐ3位となる。
2位はホンダの「N BOX」が26,627台(登録車を含めると5位)で続き、以下「デイズ」「N WGN」「ワゴンR」「ミラ」「ムーヴ」「スペーシア」「アルト」「eK」というのがトップ10となっている。

今月は同時に2013年度(2013/04-2014/03)の合計台数も発表されていて、「N BOX」が前年比で4.4%の減少ながら2年連続で唯一20万台を越えトップとなっている。

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ホンダの「フィット」が2ヶ月ぶりに月間販売台数トップに返り咲き

今日発表になった2014年3月の自動車販売台数を見ると、2月に3位だったホンダの「フィット」3万台あまりを販売してトップになった。
2月は販売の主力となっているハイブリッドの変速機(i-DCD)のリコールで生産を中断した関係で販売台数が伸びなかったが、生産が再開されたので本来の売り上げに戻ったようだ。
2位はトヨタの「アクア」で「フィット」との差は僅か775台、3位は同じくトヨタの「プリウス」、4位は日産の「ノート」、5位はトヨタの「カローラ」とここまでの顔ぶれは2月と同じ(順位に変動はあるけど)。
6位に入ったのはフルモデルチェンジをして販売好調なトヨタの「ヴォクシー」で、このクラスでは2011年の1月からトップを堅持していた日産の「セレナ」を久々に上回った。
その「セレナ」は前月の6位から二つ順位を落として8位となっている。
7位に入ったのは三ヶ月連続となるトヨタの「ヴィッツ」で、9位にはこれまたフルモデルチェンジ後好調なトヨタの「ノア」。
10位にはスバルの「インプレッサ」が昨年11月以来のトップ10に返り咲いている。

「フィット」は新車効果での受注残がまだまだあるのでトップを取るのは不思議では無いけど、発売から5年を経過した「プリウス」が未だにトップを争う位置にいるのは凄いな。
しかも4位の「ノート」には1万台以上の差を付けているわけで、「フィット」の受注残が解消されるまでは今月の上位3車でのトップ争いが続きそうだな。

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3月の軽自動車販売台数が過去最高を記録

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した3月の軽自動車販売台数は302,350台で、前年同月比で22.8%の増加となり過去最高の2007年3月の279,675台を上回った。
メーカー別でもダイハツ・ホンダ・日産の3社が過去最高を更新(日産は2ヶ月連続で更新)している。
ダイハツは昨年11月にモデルチェンジした「タント」が、ホンダは「N-BOX」「N-WGN」が、日産は「デイズ」「デイズルークス」がそれぞれ好調で台数を伸ばしたと思われる。
スズキもニューモデルの「ハスラー」の受注が好調らしいが、生産が追いつかなくて台数を増やせなかったと思われる。
ちょっと目に付いたのが全軽自協が「その他」として扱っているメーカーの車が25台も売れて前年同月比525%増となっている。
これってもしかしてケータハムなのかな?と思ったが、セブン160は発売が4/1なので計上されていないはず。
似たような車にニュージーランドのフレイザーコンパクト(FC-4)があるけど、発売から10年以上経った今になっていきなり売れ始めるとも思えないし・・・
もしかしてケータハムがセブン160を試乗用に先行で登録したとか?

平成25年度(平成25年4月~平成26年3月)の新車販売台数も2,261,839台(前年度比14.7%増)となり、過去最高となった。
内訳は以下の通り。
乗用車:1,821,086台(前年度比15.9%増)過去最高
貨物車:440,753台(同9.8%増)

この3月は消費税アップを控えていたこともあり、各社とも販売に力を入れていたのが販売台数の大幅な増加に繋がったと考えられる。
4月は例年台数を減らすが、今年は例年以上に台数が減少するのでは無いかと思われる。

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あー、勿体無い・・・


上の動画はロンドン市内で起きたランボルギーニ アヴェンタドールの事故の模様を捉えたもの。
道路右側から右折で出てきたデミオに車体右側が浮き上がるくらい勢いよく右のフロント部分を接触させ、そのまま左側に駐車していたBMWの320dにフロントの左側を接触させてから停まっている。
事故直後の映像を見るとこの事故で怪我人が出た様子は無い模様。
動画に映っている人の顔は判別できない用に処理されているが、事故を起こしたアヴェンタドールの運転席から降ろされたのは長い金髪の人物でどうも女性のようだ。

アヴェンタドールのフロントの両サイドがつぶれているけど、これって修理費用にどれくらいかかるんだろう?
万が一カーボンモノコックに歪みが出ていたら修理するより新しく買った方が良いかも。
価格は日本円では43,173,000円(消費税8%込み)で、イギリスでも20万ポンド(3400万円)以上するらしい、、、

あー、それにしても勿体無いな。

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アウディに対抗してBMWは・・・

ビー・エム・ダブリューは同社が3/25にフルモデルチェンジをしたMINIに4/1限定販売の限定モデルを追加した。
この限定モデルは特殊機構として
「ボタンを押すだけでスタイリングを2000年まで製造されていた旧型ミニに変身させられる」
機構を持つ。
室内のセンターにあるマルチ・インフォメーション・ディスプレイ上の“クラシックミニボタン”を押すことでボディ外板が分割して裏返り、僅か32秒で旧型MINIへ変身する。

開発担当のA.プリルフール設計主任によると新型を旧型ミニに変形させる機構を開発するのは大変だったとのことで、一点注意する点として「安全な変形のためにドライバーが車外へ排出されてしまうこと。」を挙げている。
またそのため「雨天での変形には気をつけてほしい」とのことだ。

外板を変更することで違った外観とする機構は6月発売予定のダイハツ「コペン」で採用される予定だが、このMINIはサイズまで変えてしまう点が「コペン」よりも大胆だ(笑)。

ネタ元は「ボタンひとつで旧型に変身するMINIが発売」(カービューニュース)

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日産がEV「リーフ」を値下げ

日産は電気自動車(EV)の「リーフ」全グレードを対象に値下げを行った。
最も安い”S”グレードの価格は消費税が8%になっても税込みで2,872,800円となり、値下げ前の価格3,062,850(消費税5%込み)よりも安価となる。
最も上のグレードとなる“Gエアロスタイル”でも値下げ後の価格は税込み3,927,960円で、値下げ前の税込価格4,088,700円より下がることになる。
消費税が上がるこの時期に値下げをすることでEVの普及に弾みをつけたいというところか。

札幌市内でも時折見かける「リーフ」は、僅かながらタクシーにも採用されている(石狩のダイコク交通で採用)。
私もリーフには興味があるが、いかんせん広い道内での移動を考えると航続距離の短い(と言っても初期型よりは伸びてはいるが)点で選択肢には入ってこない。
やはり満充電でガソリン車並の航続距離(400Km程度)は走ってくれないと不安で遠出には使えない(現在の228Kmという航続距離では札幌から帯広までも走れない)。
一度日産のディーラーでそのことを話したら、
「遠出のときはレンタカーをご利用になって下さい。それが日産としてのスタンスです。」
と言われたことがある。
この時は売っているほうも近距離用と割り切っている車だということが良く判ったよ。

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