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フリードは来年か?

昨日(7/19)ホンダが新型フィットハイブリッドの燃費と写真を公開したが、同じホンダが発売しているミニバン「フリード」も発売から5年が経過し、来年辺りモデルチェンジが予想されている。
現行の「フリード」はエンジンをフィット(の1.5L)と共用していて、ハイブリッドシステムも基本的には同じ(エンジンは1.5LでCR-Zやインサイトエクスクルーシヴと同じ)。
「フリード」のエンジンがフィットと違って1.5Lなのは、300Kg以上も重たくなった車重のためで、1.3tを越える車体には1.3Lのエンジンでは不足と言うのが理由。
昨日発表された新型フィットハイブリッドはエンジンが1.5L(のアトキンソンサイクル)なので、このシステムをそのまま「フリードハイブリッド」に使えないだろうか?と思う。
もちろん全く同じと言うわけには行かずにセッティングの変更は必要だろうけど、それでも現行モデル(21.6Km/L)よりは大幅な燃費の向上が期待できる。
もしかするとミニバンとしては驚異的な30.0Km/L超えも可能かも?

非ハイブリッドのガソリン車も現行の16.0~16.6Km/Lから上がって20.0Km/L以上になってくると思われるが、どこまで伸ばしてくるのかな?(新型フィットの1.3Lガソリン車はガソリン車国内最高の28Km/L程度との予想もあるし、1.5Lでも24Km/L程度と噂されている)。

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ホンダ、「フィットハイブリッド」の燃費を発表

ホンダは今日7/19に9月に発表予定の新型「フィットハイブリッド」の燃費を発表した。
それによると「フィットハイブリッド」の燃費(JC08モード)は現時点で国内最高のアクア(35.4Km/L)を1Km/L上回る36.4Km/Lとのこと。
現行モデルの「フィットハイブリッド」(26.4Km/L)と比較するとなんと10Km/Lも向上することになる。
これだけ大幅に燃費を向上させることが出来たのは、ハイブリッドシステムを現行モデルのIMAから「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive(i-DCD)」へと変更し、IMAでは不可能だったモーターのみでの走行を可能にしたことをはじめとする各種改良の結果といえよう。
「i-DCD」はモーターを変速機である7速DCDに内蔵し、IMAでは直結だったエンジンとの間にクラッチを挟むことにより、1モータながらエンジンとモーターを切り離しての走行が可能になっている。

また今回の発表と同時に外観写真も発表になっていて、見たところ雑誌等でスクープされていたデザインとほぼ同じように見受けられ、現行よりもシャープになったような印象がある。
気になる価格等は未発表。

以下はホンダによるリリース
——-引用開始——
Hondaは、今年9月に発表・発売予定の新型「フィット ハイブリッド」において、36.4km/L(JC08モード)という国内最高の低燃費を達成しました。

新型フィット ハイブリッドは、小型車に最適な1モーターの軽量コンパクトなハイブリッドシステム「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive(i-DCD、スポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を初めて搭載し、1モーターでありながらエンジンとモーターを切り離して走ることでモーターのみのEV走行を実現しました。
SPORT HYBRID i-DCDは、「楽しさ」と「低燃費」を高次元で両立させた新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つです。

新開発エンジンには、直列4気筒1.5Lの燃費に優れたアトキンソンサイクル(高膨張比サイクル)を採用し、高出力モーター内蔵の7速DCTとリチウムイオンバッテリーを内蔵したIPU(インテリジェントパワーユニット)を組み合わせました。さらに、電力回生効率を高める電動サーボブレーキシステムと、エンジン負荷を低減するフル電動コンプレッサーなどを採用し、従来のIMAハイブリッドシステムに比べ、35%以上の燃費性能向上を達成しました。

SPORT HYBRID i-DCDは、走行状況に応じて、エンジンとモーターを接続・切断することで、モーターのみの「EVドライブ」、エンジンとモーターの「ハイブリッドドライブ」、エンジンのみの「エンジンドライブ」という3つの走行モードを自動的に選択します。

ハイブリッドモデルとして国内トップの燃費性能に加え、従来モデルを超える力強い加速Gと、リズミカルで伸びのある加速感により、FUNな走りを実現しました。
——-引用終了——

正直、この時期に発表するとはちょっと驚いたな。

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「ワゴンR」だけでは無かった

スズキは7/17に登録車「スイフト」のマイナーチェンジを発表した。
今回のマイナーチェンジでは現行の「K12B」エンジンをベースに新開発したエンジン「デュアルジェットエンジン(各気筒にインジェクターを2本配置)」や軽自動車で採用している「エネチャージ」「エコクール」「13Km/hで作動するアイドリングストップ」を採用した新グレード(グレード名に「DJE」が付与される)を追加した。
この新グレードの内FFのCVT車のJC08モード燃費は1.2L以上のガソリン車としては最高の26.4Km/Lとなる(登録車中では三菱の「ミラージュ」(1L)が27.2Km/Lで最高)。
この26.4Km/Lはホンダの「フィットハイブリッド」と同じ値で、スズキはハイブリッドのような飛び道具を使わずにこの数字を達成してきたことになる。
軽自動車だけでなく登録車でも燃費競争のトップに躍り出たスズキに対し、ホンダは今年秋(9月が有力)に投入する新型フィットで対抗することになるが、果たして燃費で上回ってくることが出来るのか?
ますます新型フィットの発表が楽しみになってきたな。

ちなみに「DJE」の付かないFFのCVT車の燃費は20.6Km/Lで、「XG-DJEグレード」(FF、CVTモデル)の税込み価格139万7550円に対し、「XGグレード」は127万9950円となっていて価格差は11万6000円(価格は税込み)。
実燃費をカタログデータの80%と仮定して計算すると、走行1万キロ当たりで必要なガソリンは「XGグレード」が約607L、「XG-DJEグレード」が約474Lで、ガソリン価格を1L当たり150円とすると、1万キロ当たりのガソリン代は「XGグレード」が約9万1千円、「XG-DJEグレード」が約7万1千円と1万キロで約2万円の差が出る。
さらに「XG-DJEグレード」はエコカー減税が100%(免税)で「XGグレード」は50%なので、購入時の負担が「XG-DJEグレード」で0円で「XGグレード」が3万4,900円となる。
また翌年度の自動車税の軽減が「XG-DJEグレード」が50%なのに対し、「XGグレード」は25%なので税額は1万7,500円対2万6千円で8,500円違う。
これらの減税額の違いで購入時の価格差(11万6千円)は単純計算で7万2,600円にまで縮まる(実際の自動車取得税額はオプション等で異なってくるのでこの通りでは無い)。
ということは4万キロ弱で元が取れる計算になるが、実際にはアイドリングストップ搭載の「XG-DJEグレード」は交換用バッテリの価格も高くなると思われるので、4万キロ程度では元は取れないかもしれないが、それでも結構魅力的な価格設定ではないだろうか?
ここまで価格差が小さいとなると、スイフトは今後DJE付きのグレードを中心に売れることになるのかな?

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「ワゴンR」がマイナーチェンジで燃費アップ

スズキのハイトワゴン「ワゴンR」がマイナーチェンジして燃費がアップした。
今日7/16発表になった「ワゴンR」はエンジン内部の摩擦抵抗や車体の空気抵抗の軽減等で燃費アップを図り、NAのFF車(CVT)でJC08モードの燃費が30.0Km/Lを達成し、同クラスでのトップの座を奪った。
先月発表&発売(ついでに発売前にリコールを発表)した日産の「デイズ」及び三菱の「EKワゴン」の29.2Km/Lがこのクラスでのトップだったが、今回の「ワゴンR」はこの数値を0.8Km/L上回った。
ターボ車も27.0Km/LとなりCVT全車でエコカー免税対象となったのは販売上大きな意味があると思う。

「ワゴンR」が30.0Km/Lを達成したので今年の秋に出るといわれているホンダの「ライフ」後継車は厳しくなったかな?

それにしても軽自動車の燃費競争はどこまで行くんだろう・・・・・・

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ホンダが新型アコードハイブリッドを正式に発表

ホンダが今日6/20に新型のアコードを正式に発表した(発売は6/21から)。
以前から噂されていた通り国内ではハイブリッドのみが発売されることも併せて発表された(プラグインハイブリッドは企業及び官公庁向けを中心としたリース販売のみ)。
ハイブリッドシステムは新開発の「スポーツ ハイブリッド i-MMD」で、新開発の2Lエンジンとホンダ初となる2モーター(発電用と走行及び回生用)を組み合わせたもので、エンジン(143ps)よりも走行用モーター(169ps)のほうが高出力となっており、システム出力は199psとなっている。
注目の燃費はホンダ自身が先月末に既に公表していたように30.0Km/Lと、このクラスではダントツの低燃費となっている(トヨタのカムリが23.4Km/L、クラウンハイブリッドは23.2Km/L。全てJC08モード値)。
さらにプラグインハイブリッドはEV走行距離が37.4Kmで複合燃費は70.4Km/Lとなっている。
この燃費は同じプラグインハイブリッドであるプリウスプラグインの57.2~61.0Km/Lや大容量のバッテリーを搭載してEV走行距離が60.2Kmと長い三菱のアウトランダーPHEVの67.0Km/Lをも上回る数値だ。

ハイブリッド車の30.0Km/Lというのは現在の全ホンダ車(ハイブリッド及びガソリン車)の中で最高値で、軽自動車と比較してもアルトエコの33.0Km/Lには及ばないが、ミライース(FF車)と同じで、自社のヒット車であるN BoxやN-ONEを上回る低燃費だ(現在ホンダは燃費重視の新型軽自動車を開発中らしいが)。

価格はハイブリッドが365~390万円でクラウンハイブリッド(410万円~543万円)よりも安く、プラグインハイブリッドが500万円となっている。
まぁクラウンとの比較は車格が違うということであまり参考にはならないかもしれないが、今度のアコードは車体がクラウンよりも大きい(全長で20mm、全幅で50mm)ので、ちょっと比べてみた。
北米市場で直接のライバルであるカムリ(304~382万円)と比較した場合は装備等を考慮すると良い勝負かな?
エンジンの排気量が2000cc未満なので毎年の自動車税の税額がクラウンやカムリ(ともに約2.5L)より低くなるという点も多少は有利かも。

どちらにしても高価なので今の私には買えないけど、基本モーターで走る感覚は一度乗って味わってみたいな。
同じシステムをミニバンのステップワゴンとかに搭載してくれないかな?と思うけど、バッテリーやらの搭載スペースが問題になるかな。

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次期フィットの燃費が凄いらしい・・・・・・

ホンダのコンパクトカーである「フィット」は前回のフルモデルチェンジ(FMC)をしてから今年で6年目となり、今年の秋(9月というのが有力)に3代目が発売となる見込み。
モデル末期となる今でこそ販売台数は4位と日産ノートの後塵を拝しているが、去年までは(ハイブリッド専用車の)プリウス・アクアに続いて3位の座にいたホンダの主力車種だ。
現行のモデルも悪いとは思わないが、やはり燃費の数字だけを見るとハイブリッドのプリウス・アクアには遠く及ばないし、純ガソリン車であるノートがアイドリングストップ付きのグレードで25.2Km/Lなのに対し、フィットは1.3Gで21.0Km/Lと低く分が悪い。
なので次期フィットは燃費でクラストップを狙い、ガソリン車にもアイドリングストップを装着して26.5Km/Lになるという予想もある。
この数字はクラストップというだけでなく、現行のフィットハイブリッドの26.4Km/Lをも上回るものだ。
もちろんハイブリッドはこれを上回る燃費を狙い、複数のメディアで現在国産車で最高の燃費を誇るアクアの35.4Km/Lを上回る36Km/L台を達成してくるのではないと予想されている(一部のメディアでは36.5Km/Lという予想もある)。
そうなればもちろんトヨタも対抗上アクアの燃費を引き上げてくるだろうが(事実トヨタの役員からはそれを匂わせる発言が出ている)、その差は今までよりもずっと小さくなるであろうことは簡単に予想できる。
現行のフィットはガソリン車とハイブリッド車の燃費の差が5.4Km/Lしかないが、これが10Km/Lまで広がるということなら車体価格の差次第ではあるが、5年程度のスパンで元が取れるようになるかも?
現在ホンダで最も燃費が良いのはハイブリッド専用車のインサイト1.3だが、新型フィットが出たら立場がなくなるんじゃないかな?
来月(6月)にはハイブリッド専用車である新型アコードも発表になりそうだから、しばらくの間ホンダからは目が離せないかも。

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アコードの新型は6月発売?

車ネタが続くけど、ホンダの新型「アコード」日本国内での発売は6月になる見込みとのこと。
アメリカではハイブリッド及びプラグインハイブリッドの両モデルが発表になっているが、日本国内で一般販売されるのはハイブリッドのみとされている(プラグインハイブリッドは官公庁等向けのリース販売のみ)。
ガソリン仕様を無くしハイブリッドのみに絞ったのはアメリカでもライバルであるトヨタの「カムリ」(こちらも国内ではハイブリッドのみ)に対抗するためか?
気になる燃費はJC08モードでコンパクトカーである「フィットハイブリッド」を上回る30Km/L程度まで伸ばしてくるのでは無いかとの噂(期待)もある。
この数字はライバルである「カムリ」が23.4Km/Lに対して大きなアドバンテージになるだろう。
同じホンダの「フィットハイブリッド」や「インサイト」をも上回るのはハイブリッドシステムが現行のIMAではなく、新開発の「i-MMD」になるため。
これによりモーターのみでの走行も可能になり、燃費を大きく向上させることが可能となったとのこと(もちろんそれだけでは無いが)。
ミドルクラスセダンで燃費が30Km/Lを超えるとなるとインパクトが大きい。
トヨタも対抗上なんらかの手を打ってくるとは思うけど、発売当初は「カムリ」の客を結構奪うことになるのではないかな?

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ダイハツが「ムーブ」をマイナーチェンジし発表&発売

ダイハツが主力の軽自動車「ムーブ」のマイナーチェンジを発表し、同時に販売を開始した。
ミライースで採用した省エネ技術「e:Sテクノロジー」を改良した「e:Sテクノロジー第2弾」を採用し、燃費を27Km/Lからハイト系ワゴントップの29Km/Lを達成している。
この29Km/Lという数字はこれまでトップだったスズキのワゴンRを0.2Km/L上回る。
この0.2Km/Lの差というのは、ミライースの30.0Km/Lと(スズキが後から出した)アルトエコの30.2Km/Lの差と同じ。
もしかしてダイハツがスズキにやり返したってこと?(笑)

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15.65

車のタイヤを交換するついでにガソリンを入れた。
今回は長距離を高速道路で移動したので、燃費が比較的良くてタイトルの数字となった。
これからの時期は雪も積もるし、タイヤも転がり抵抗の大きいスタッドレスになるからこんな良い数字は出なくなるなぁ。

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「アヴェンタドール」に気筒休止とアイドリングストップ   ってねぇ・・・・・

イタリアのスーパーカーメーカー「ランボルギーニ」は同社のフラッグシップモデル「アヴェンタドール LP 700-4」の2013年モデルにアイドリングストップと気筒休止システムを搭載したと発表した。
気筒休止システム「CDS」は速度が135Km/h以下で負荷の小さい時にV12エンジンの片側バンクを休止し、ストレート6として動作させるもの。
元々最高出力が515kW(700PS←車名にある「LP 700-4」の700はこれからとってる)もあるので、半分になっても十分すぎるパワーだ(単純に半分になるわけでは無いが)。
しかも動作条件が 「速度が135Km/h以下で負荷の小さい時」ということであれば、日本国内の公道を走る時はほとんど気筒休止状態じゃないんだろうか?(笑)
一方のアイドリングストップはエンジンの再始動にバッテリでは無く、「スーパーキャップス」と呼ばれるコンデンサーからの電力でスターターを回すとのことなので、大型バッテリを積むことも無く軽量化に成功しているとのこと。
これらのシステムの搭載で平均燃費は約7%向上し、高速走行時は20%の燃費向上と排気ガスの20%低減に成功しているとのことだ。
そうは言っても、そもそもこの車の燃費は市街地で3.66Km/L、郊外で8.85Km/L、複合燃費で5.81Km/L(全てメーカー公表値)と良くない(というか悪い)ので、焼け石に水のような感がある。
つーか!こんな高価な車(税込み本体価格¥41,973,750)を買うような人は燃費なぞ気にしないのでは無いか?燃費を気にするような人はこんな車は買わないよね(笑)。
今回このようなシステムを搭載することで「一応環境のことも考えてますよ。」とアピールしたいだけじゃないんだろうか?
買う人にとっても周囲に対する免罪符にしたいのかな?

しっかしスーパーカーにもアイドリングストップとはねぇ、、、、、、、、悪いことでは無いと思うけど・・・・・・・・

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