熊本の短大で留学生が1単位不足で卒業できないのは外国人差別だと言い張っていると報道されている。
なんでも、学校の教務課からは「卒業要件を満たしている」と言われていたが、卒業式の3週間前になって1単位足りていないと知らされたとのこと。
さらに単位不足の学生を対象に三月上旬に補講を実施した際にはこの学生には連絡していなかったので、学校の落ち度だと主張しているとのこと。
学生は教授の配慮で補講を受講できたものの、卒業出来るとはされていない。
また支援団体は「外国人差別にあたる」としている。
いやいや、単位が足りていないのは本人が取得していなかったからで学校には落ち度は無いし、補講の連絡は掲示板等での告知であって個別に連絡が無かったとしても学校側に責任は無い。
大体、自分で単位の計算をしないで人任せにしているのがそもそも間違いで、これは日本人だろうが外国人留学生であろうが同じこと。
それを「外国人差別にあたる」とはちゃんちゃらおかしいよ(笑)。
そもそもこの件を報道しているニュースの中では学生と支援団体側の主張のみを取り上げ、学校側の見解としては「卒業判定は適正。外国人差別にはあたらない」とコメントした、としかしていない。
学生側の言う「卒業要件を満たしている」は実際にはどのような意味だったのか、この文言の前後の文脈が無く発言が切り取られているようにも思える。
学生側が自分の都合の良いように解釈した可能性だってあるのではないのか?
そのことに対して学校側は何と言っているのか、きちんと報道して貰いたい。
少なくともこの件を「外国人差別」だと主張するのは間違いだ。