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別荘地

北海道は広い!
だから土地は沢山ある(ように思える)。
中には別荘地として売られていた土地もかなりある。
(いや、今でも売られている土地もあるけど)

一時期は「原野商法」とも言われた売り方もあり、実際にはなにも建てることの出来ない土地が高値(といっても宅地よりは安いけど)で売られていて、現地の状況も見ずに買われた人も多くいるらしい。
そんな土地は転売しようとしてもまず売れることはないので、買った人はどうしているんだろう?

きちんとした別荘用として分譲されている土地でさえかなり売れ残っているところもあるし、買ったはいいけど持て余している人もいて、そういう人の中には売りに出している人もいる。
そういった土地にはある程度共通点があり、概ね生活に不便な所であることが多い。
・近くに商店が無く、買い物に行くにも公共交通機関が無いので車が無いと困る。
・学校が無い。
・病院が無い。
・JRの駅はあるけど、ローカル線なので本数が少ない。
等々・・・・・
「別荘地」として売り出しているので、景色が良かったり静かな所だったり、冬の生活に影響のある雪が少なかったりと利点もあるけどねぇ、、、、、、

別荘として使うのであれば車で来るだろうし、学校の休み期間中に来るだろうから学校は無くてもよいだろうけど、定住するには不便。
リタイヤ後にのんびり暮らすには向いているかもしれないが、車に乗れなくなったら途端に不便になる。

なので、このような土地は安価で売りに出されることがあり、観光地まで車で30分くらいの場所でも坪単価が3,000円もしないところもある(100坪程度の土地が二筆で60万円とか)。
中にはただでもいいから手放したいという人もいるけど、貰っても仕方が無いところばかり。
ある程度便利な土地はそれなりの価格で売られているので、安い土地にはやはりなんらかの事情があるということ。
くれぐれも値段だけで買わないほうがよろしいかと(笑)。

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