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男子は小林陵侑が総合首位をキープ

スキージャンプの男子ワールドカップで今季は日本の小林陵侑選手が総合首位に立っている。
北京五輪で金銀2個のメダルを獲得した小林選手には2度目の総合優勝の期待がかかる。
その小林選手は先週末のフライングヒル選手権では個人で13位に沈み、団体でも日本は7か国中6位と奮わなかった。
今季の試合も残すところ今週末(3/18-20)と来週末(3/25-27)の合わせて4戦のみ。
総合順位では2位の選手との差が58ポイント、3位との差が302ポイントで、総合優勝の可能性が残っているのはこの2選手と小林選手のみ。
特に2位のKarl GEIGER選手との差は僅か58ポイントで、順位次第では1試合で逆転される可能性もあるので負けないで欲しい。
先ずは今週末のOberstdorf(オーベルストドルフ、ドイツ:HS=235m)で勝って欲しい。
その後は小林選手が自己最長記録の253mを飛んで得意としているPlanica(プラニツァ、スロバキア:HS=240m)が舞台。
この際だから4戦とも優勝して欲しいな。

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高梨選手は総合5位でシーズン終了

スキージャンプ女子のワールドカップの最終2戦が先週末の3/12-13にOberhof(オーバードーフ、ドイツ:HS=100m)で行われた。
ここまで総合ランキング5位の高梨沙羅はポイント的に4位を狙えたが、4位と7位という結果で総合順位は5位のままでシーズンを終えた。
過去10シーズンは最低でも4位には入っていたので、5位は自身にとって最も低い順位となってしまう。
それでも世界で戦って5位なのだから素晴らしいと思うんだけど、過去の成績が良すぎるためかもっと上(出来れば総合優勝)を期待する人も沢山いるだろうし、そういう人たちから見れば物足りないのだろう・・・
来季に向けて本人は明言していないが、まだまだ引退するような年齢では無いと思うので出来れば競技を続けて欲しいところだな。

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高梨が今季3勝目

スキージャンプ女子のワールドカップ個人第17戦が3/6にノルウェイのOslo(オスロ:ヒルサイズ134m)で行われた。
この大会で日本の高梨沙羅選手が1回目に130mの大ジャンプを飛んでトップに立ち、2回目も128mを飛んで逃げ切って今季3勝目、通算63勝目を挙げた。
また日本の伊藤有希選手が123mと127mを飛んで3位表彰台を獲得、伊藤選手の表彰台は4季ぶり。
二人ともおめでとうございます!

今季も残すところは今週末に行われるドイツのOberhof(オーバーホーフ、ヒルサイズ100m)での2戦のみ。
総合ポイントで現在5位の高梨と4位の選手のポイント差は44ポイントなので十分逆転が可能。
W杯創設から昨季までの10季は最低でも4位(2018-2019,2019-2020)だったので、なんとか逆転して欲しいな。

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高梨が今季2勝目!

昨日未明にスキージャンプ女子ワールドカップの14戦がノルウェイのLillehammer(リレハメル、ヒルサイズ140m)で行われ、日本の高梨沙羅選手が逆転で優勝した。
高梨選手は北京五輪後初のW杯出場で、1本目は130mを飛んで2位につけ、2本目では132mと距離を伸ばし逆転した。
これで今季は元旦のLjubno(リュブノ、ヒルサイズ94m)で行われた第9戦以来2度目の優勝でW杯通算62勝目となった。
昨日(日本時間の今日未明)の第15戦は惜しくも4位に終わったが、W杯ランキングは5位に上昇している。
おめでとうございます。

今季も残すところOslo(オスロ、ヒルサイズ134m)での2戦とOberhof(オーバーホーフ、ヒルサイズ100m)での2戦の合わせて4戦となり、総合優勝は不可能となったが計算上はまだ2位の可能性がある。
実際には無理だろうけど4位との差は127点なのでまだまだ逆転可能かと。
一つでも上の順位で今季を終わって欲しいな。

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高梨は総合優勝ならず!

スキージャンプ女子ワールドカップの個人最終第13戦Chaikovsky(HS=140m:Russia)が行われ、総合優勝争いでトップに立っていた日本の高梨沙羅は7位で総合優勝はならなかった。
1本目で126mを飛んで7位に沈み、強風のために2本目がキャンセルとなって順位がそのまま確定となった。
優勝争いをしていたNika KRIZNARが131.5mを飛んで3位にはいったため、高梨は逆転され9点差で総合2位となり男女通じて最多の5回目の総合優勝はならなかった。
残念だけど、女子ワールドカップが創設されて10季目の今季も2位に入ったことで総合3位以内が8回目(優勝4回、2位2回、3位2回)となり、男子のJanne Petteri Ahonen(優勝2回、2位2回、3位4回)と並んで最多タイとなった。
また来季の活躍を期待したい!

#4位のDaniela IRASCHKO-STOLZがあと50cm飛んでいれば3位4位が入れ替わって高梨が総合優勝だったんだけどなぁ(汗)。

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高梨は最多表彰台記録を更新!

スキージャンプ女子ワールドカップ個人第12戦が3/26にChaikovsky(HS=102m:Russia)で行われた。
日本の高梨沙羅は1本目に94.5mを飛び2位に付けると2本目も94.5mで順位を守り2位に入った。
これで高梨の表彰台登壇回数が109回となり男女通じての最多記録を更新した。
また総合優勝争いでもこの日3位に入ったNika KRIZNARを逆転して15ポイント差で首位にたった。
残る試合は3/28に行われる第13戦Chaikovsky(HS=140m:Russia)のみ。
この試合で優勝するか、少なくともNika KRIZNARよりも上位に入れば男女通じて最多となる5度目の総合優勝となる。
ただ、現在66ポイント差で3位のMarita KRAMERが好調なので、逆転されないためには7位以内に入る必要がある。
最終戦がラージヒルでの戦いになるので昨年3/9のLillehammer(HS=140m:Norway)以来ラージでの優勝がないのが気にかかる所。
それでも期待して応援したいと思う。

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小林陵侑が今季3勝目!

スキージャンプ男子ワールドカップ個人第23戦フライングヒルが3/25にPlanica(HS=240:Slovenia)で行われ、一昨年のW杯総合優勝の小林陵侑が優勝した。
小林は1本目に235.5mを飛んでトップに立つと、2本目は最終ジャンパーでこの日唯一となるヒルサイズ越えの244.5mを飛んで逃げ切った。
これで今季3勝目、通算では19勝目となり自身の持つ日本人最多優勝記録を更新した。
このPlanicaでのフライングヒルでは一昨年に自己ベストの252mを飛んで優勝したこともあり、相性の良い台なのだろう。
翌26日にも行われたフライングヒルでも優勝こそ逃したが、2位に入りこの2試合で180ポイントを上積みして総合でも5位に浮上した。

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高梨は”一日天下”

スキージャンプの女子ワールドカップ個人第11戦が前日に続いてNizhny Tagil(HS=97m:Russia)で行われ、日本の高梨沙羅が3位に入り通算表彰台回数が108回となり男女通じての最多タイとなった。
優勝は前日と同じくMarita KRAMER(Austria)で、2位は高梨と総合優勝争いをしているNika KRIZNAR(Slovenia)で、高梨を逆転して総合首位に返り咲いた。
高梨は”三日天下”どころか一日で首位を明け渡すことになったが、点差は僅かに5点なので残り2戦で十分に逆転可能。
個人戦で残るは今週末に行われる第12戦(HS=102m)と第13戦(HS=140m)。
連勝すれば文句なしで総合優勝となるし、そうでなくても2戦ともに3位以上で順位が上回れば優勝となる。
来週早々には良いニュースを聞きたいものだなー。

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高梨が2位で総合トップに浮上!

スキージャンプのワールドカップ個人第10戦がNizhny Tagil(HS=97m:Russia)で行われ、日本の高梨沙羅が1回目の4位から2回目で順位を上げ2位で表彰台に登った。
この登壇で通算の表彰台回数が107回となり、男女通じて最多の108回にあと1回と迫った。
また、W杯総合ランキングでもこの日3位に入った総合トップのNika KRIZNAR(Slovenia)を逆転し15ポイント差でトップに立った。
今季の残りは日本時間の今夜行われる第11戦を含めて3試合。
さらにRussiaラウンド2大会での4試合8本のジャンプの合計ポイントで争うRussia Blue Bird Tournamentが行われている。
高梨と2位の点差は僅かなので最終戦までどちらが優勝するかは予想は難しいが、高梨が優勝すると4季ぶり5度目となり、5度目の総合優勝は男女通じて最多となる。

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小林陵侑が通算勝利で葛西を抜いた

FISスキージャンプワールドカップ男子の個人第22戦(ルシュノフHS=97m:ルーマニア)で女子の第9戦と同日に行われ、小林陵侑が優勝した。
小林は1本目で7位につけ、2本目に最長不倒となるヒルサイズ越えの98.5mを飛んだ。
競技終了時点では2位だったが、最後に飛んだ1位の選手がスーツ規定違反で2本目の成績を取り消され29位に落ちたことで繰上りでの優勝となった。
小林は今季2勝目で通算では葛西紀明の17勝を抜いて日本人単独トップ18勝目となった。
葛西が24シーズンかけて築いた記録を僅か3シーズンで塗り替えたことになる。
今季の残り試合はまだまだあるので、この好調さを維持すれば今期中の通算20勝も射程距離に入ってきたのでは?

ちなみに小林がワールドカップのノーマルヒルで優勝するのはこれが初めてで、これまではラージヒル(15勝)及びフライングヒル(2勝)でしか優勝したことが無かった。
飛行時間が短いため空中で受ける風で距離が左右され難く、踏切と空中姿勢の重要さが増すノーマルヒルでの優勝は技術的にも進歩し安定してきていると評価する専門家もいる。

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