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ThinkPad R500のベンチ

先日中古で買ったThinkPad R500(2718-AY5)のベンチを軽く取ってみた。
使ったベンチマークソフトは相変わらず古いHDDベンチVer.2.61とSuperPI104万桁。

まずはHDDベンチの結果
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory
67439 200352 223838 31272 12131 11252 3140 11 50692 6834 190354
ベンチを実行してビックリしたのがScrollの速さで、今までに見たことの無いような速度でカラーバーがスクロールしていた。
その代わりというわけでは無いだろうがダイレクトドローは今どき考えられない遅さだ(笑)。
整数演算はIntel製のCPUというわけではなかろうが、AMDのPhnomII 905e(4コア、2.5GHz動作)よりもスコアが良いが、反面浮動小数点演算はPhenomIIには遠く及ばず、それどころかAthronXP2500+にも及ばない。
ここら辺がやっぱりCeleronといった感じかな?

SuperPI104万桁は37秒で昔のCPUよりは速いけど、特別どうといったことは無い。

明後日頃にはCore2Duo P8800(デュアルコア、2,66GHz動作)が届くので、CPUの交換とメモリ増設(2GB→8GB)を行う予定。
上のベンチマークの結果がどう変化するか楽しみだ。

ちなみに現状でのWindowsエクスペリエンスインデックスは下の通り。

ThinkPad R500 エクスペリエンスインデックス。

ThinkPad R500 エクスペリエンスインデックス。


こちらもどれくらい良くなるか楽しみ。

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SSDを交換した

昨年の8月にメインPCの起動ドライブをHDDからSSDに交換していたが、容量と安定性に少々不満が出て来たので、思い切って買い換えた。
今回購入したのはチラシに載っていた日替わり限定品(Intelの335シリーズ240GB)、ではなくて店頭で土日限定特価(10台限定)となっていたSamsungの250GB品(MZ-7TD250B/IT)。
単純に比較するとIntel製品の方がスペックが高いのだが、価格が2,000円(なのはの一番くじ2.5回分)も違っていたので悩んだ挙句安くなっていたSamsungの840シリーズの250GB品を購入。
帰宅後早速交換して内容をEASEUSのDISK Copy2.3で転送したのだが、これが滅法速い(笑)。
データの転送時はUSBの外付けケースを使うと手軽なのだが、DISK CopyがUSB3.0ポートに接続したHDDを認識しないので、USB2.0ポートに接続するしかない。
それでは折角の速度を活かせないので転送元と転送先のSSDを両方ともSATAポートに接続して作業したところ、平均で136MB/Secの転送速度が出た。
前回HDDからSSDに換装した際に書いた記事「メインPCの起動ドライブをSSDに換装してみた」を見ると転送元HDDをUSB2.0ポートに接続した場合の転送速度は約30MB/Secとなっているから、その4倍以上の速度と言うことになる。

換装後に早速取ったベンチの結果がこれ。

Samsung840シリーズのベンチ結果Samsung840シリーズのベンチ結果

Samsung840シリーズのベンチ結果Samsung840シリーズのベンチ結果


先の記事にアップした結果と比較するとシーケンシャルとランダムの512Kでは負けているが、ランダムの4Kの書き込みはこちらの方が速いという結果が出ている。
前回換装時のベンチマークの結果

前回換装時に取ったベンチマークの結果。メーカー公称値には及ばないもののかなり高速。

測定時の環境が異なるので単純には比較できないが、少なくとも「遅い」ということは無いのでしばらくは使えそうだ。

Samsung SSD840オールインワンキット250GB MZ-7TD250K/IT(国内正規代理店 ITGマーケティング取扱い品)
B009VSOHBU

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A10-5800Kに換えたら

昨年の暮れにメイン機のCPUをA8-3820からA10-5800Kに換えた(同時にマザーも換えた)。
最初はなかなか安定動作しなくて困ったけど、メモリを替えたところ安定したのでちょっとベンチを走らせてみた。
走らせたのは相変わらずのFFベンチVer.3とSuperPIとHDDベンチVer.2.61の3種。
どれもスコアは上がっていて、FFベンチはLowで8000前後だったのが9000強に、Highは5600前後から7000前後にそれぞれ上がった。
HDDベンチはスコアが安定しないのでまだ評価できる段階では無く、SuperPIの104万桁は何秒か速くなって27秒くらいになってたかな?
動作クロックが2.8GHzから3.8GHzへ35%も上がっているのだから、SuperPIはもっと速くなってもよさそうなものなんだけどなぁ、、、、

FFベンチの結果がA8-3820にRADEON HD6670を搭載した時よりも良くなっているので、A10-5800K内蔵のHD7660DはHD6670よりも性能が上と判断して良いのかな?
うーん、一度A10-5800KにもHD6670を載せて試してみないとなんとも言えないか(汗)。

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A8-3820とHD6670を組み合わせてみた・・・

先週末に特価で買ってきたRADEON HD6670搭載のグラフィックカードをA8-3820搭載のPCに載せてみた。
AMDの公表している通りならばA8-3820内蔵のGPU「HD6550D」とDual Graphics動作をさせれば「HD6690D2」相当となるのでパフォーマンスアップが期待できる。
ケースが小型なうえ、マザー上のコネクタの配置の関係でケース内のケーブルとグラフィックカードが干渉してしまい、取り付けに少々手間取ったがなんとか取り付けることが出来た。
早速PCを起動したところ以前インストールしておいたドライバが自動で適用され、問題無く表示されるようになった。
それではDual Graphicsの設定をして・・・・・と思ってAMDのユーティリティ(「AMD VISION Engine Control Center」)を起動したところ、バージョンが古いので新しいのをダウンロードするようにとのメッセージ。
言われるままにAMDのサイトから最新版のドライバ&ユーティリティをダウンロードしてインストール後にようやくDual Graphicsの設定が出来るようになった。
早速Dual Graphicsを有効にしてベンチマーク(FFベンチ3)を走らせたところ、なんとA8-3820単体の時よりもスコアが低いうえに画質も劣っているように見えるでは無いか。
まぁ、これは考えてみれば当然で、DirectX9以前ではDual Graphicsの恩恵が受けられないので、その世代のソフトしか走らせないのであれば不要ということになる。
しかも私の場合ディスプレイをマザーボード側のコネクタ(当然ながらA8-3820側の出力コネクタ)に接続したので、せっかく買ったHD6670の恩恵を全く受けていなかったということになる(汗)。
Dual Graphicsの場合は高パフォーマンス側の出力(私の環境の場合はHD6670側)に接続するほうが効果が大きいらしいので、次回はディスプレイをHD6670側に接続してなおかつベンチもDirectX11対応のソフトに変更して試してみようと思う。

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メインPCの起動ドライブをSSDに換装してみた

先日安かったCFD販売のSSDをメインPCの起動ドライブとしていたHDDと入れ替えた。
HDDの中身はいつももごとくEASEUSのDISK Copy2.3でフルコピーしたので、換装前後での環境の違いはほぼ無し。
この状態で換装前と換装後のWindows エクペリエンスインデックスを比較してみる。
まずは換装前

SSDに換装する前のエクスペリエンスインデックス

SSDに換装する前のエクスペリエンスインデックス。プライマリハードディスクの値が一番低い。


次は換装後
SSDに換装後のエクスペリエンスインデックス

SSDに換装後のエクスペリエンスインデックス。プライマリハードディスクの値が最高の7.9に上がっている。


換装後にとったベンチの結果
メインのPCで取ったベンチマークの結果

メインのPCで取ったベンチマークの結果。メーカー公称値には及ばないもののかなり高速。


この製品の性能(メーカー公称値)は読み込み最大500MB/Sec、書き込み最大460MB/Secとなっており、パッケージに書かれているメーカーでの測定値は
シーケンシャルリード:507MB/Sec
シーケンシャルライト:374MB/Sec
ランダムリード(512KB):439MB/Sec
ランダムライト(512KB):361MB/Sec
ランダムリード(4KB/QD=1):38MB/Sec
ランダムライト(4KB/QD=1):106MB/Sec
ランダムリード(4KB/QD=32):249MB/Sec
ランダムライト(4KB/QD=32):261MB/Sec
となっているので、512KBのランダムリード/ライト以外はそれを下回っているものの中々の結果が出ている。
測定環境が違うので一概に比較は出来ないが、購入価格(6,980円)を考えると非常にお買い得だったと言えるだろう。

ちなみにデータコピー時の平均のコピー速度は1.75GB/Min(約30MB/Sec=240Mbit/Sec)でコピー元のHDDをUSB2.0で接続したことを考えるとかなりの速度が出たことになる(コピー元のHDDの読み出し速度がネックになったのかも?)。

今回は個数限定の特価品を運良く買うことが出来たのはラッキーだったけど、どうも訳あり品のようでメーカー保障が受けられず、ショップによる初期不良交換のみだった筈。
それでも無事に動作してくれたのでヨシとしよう!

シー・エフ・デー販売 TOSHIBA製SSD採用 2.5inch SSD 120GB CSSD-S6T120NTS2Q
B007SSZXRW

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USB3.0接続のフラッシュメモリ

先週末ツクモでUSB3.0接続のフラッシュメモリが安かった(8GBのが680円)ので買って来た。
USB2.0接続のものと比べて少しでも速くなることを期待してのことだったが、実際にはどうなんだろうか?
というわけで、簡単にベンチを取ってみた。
使用したベンチマークソフトは定番のCrystal Disk Mark3.0.1
測定に使ったPCのスペック(主なもの)は下記の通り。
M/B ASUS F1A-75M(ソケットFM1)
CPU AMD A8-3820(2.8GHz動作)
メモリ DDR3-1600 8GB(4GBx2枚)
OS Windows7 Pro 64bit版
まずはUSB3.0での接続時の結果。

USB3.0接続時のベンチ結果

USB3.0接続時のベンチ結果。


上の結果を見るとシーケンシャルリードと512KBのランダムリードの場合にUSB2.0の速度(規格値で480Mb/Sec=60MB/Sec)を超えている。
反面書き込みは桁違いに遅く、ここら辺はさすがに安物というところか?

次にUSB2.0での接続時の結果。

USB2.0接続時のベンチ結果

USB2.0接続時のベンチ結果。


USB3.0接続時に比べるとシーケンシャルリードと512KBのランダムリード時の速度がほぼ半減し、その他のリードも55%~60%へ低下している反面元々遅かったライトは殆ど変化していない。
4KBのランダムリード時の速度低下はコマンドの転送にも時間がかかるようになったためなのかな?

比較用に計測したUSB3.0接続のケースに入れたHDD(WD15EARS)のベンチ結果。

USB3.0接続HDDのベンチ結果

USB3.0接続HDDのベンチ結果。


シーケンシャルライトと512KBのランダムライトはUSBメモリを大きく上回るが、4KBのランダムリード/ライトは桁違いに遅い結果となった。
やはりHDDは細かい単位でのリード/ライト(ヘッドが細かく動く動作)は苦手ということだ。
実際に使用していても大きなファイルの書き込みに限ってはUSB2.0接続時に比べてストレス無く行えるようになったと感じている。

こうやって見ると同じ半導体メモリとはいえSSDのほうが書き込みが桁違いに早いことがよく判るなぁ。
参考までにKingstoneのSSD(ThinkPad T60にて測定)のベンチ結果。

SSDのベンチ結果

SSDのベンチ結果

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メモリ設定を変えたら少しだけスコアが上がった

1月に組んだA4-3400ベースのマシンのメモリは当初DDR3-1333だったのをDDR-1600に入れ替えている。
入れ替えた直後にFFベンチIIIとHDDベンチ(Ver.2.61)を走らせてみたが殆どスコアの向上は無かった(というか反って下がっていた項目もある)。
これはおかしいと思ったので先日メモリの設定を見直してみたところ、DDR3-1600のメモリを入れているにも拘らずBIOS上での認識はDDR3-1333のままだった。
なるほどこれではメモリの速度が上がるわけが無い訳だ。
速攻でメモリの設定をDDR3-1600に変更してベンチを取り直してみたところ、結果的に多少のスコア向上は認められた。

FFベンチIIIは変更前はLOWで7,000を超えるか超えないかのところ(6,990-7,050辺り)だったのが、常に7,000を超えるようになった、といっても最高でも7,200程度で低いときは7,060程度なので殆ど誤差の範囲か(汗)。
HDDベンチは数値の変動が大きくDDR3-1333の時よりも低い数値が出たりもするので判断が出来ない。
everestのメモリベンチでは数値が向上したのが判ったが、それでも数%ほどなので体感的には全くと言って良いほど速くなった感じはしない。
なお、Windows7のエクスペリエンスインデックスのメモリ項目のスコアは0.1だけ上昇した。

やはりこの辺りは自己満足の世界だなぁ(笑)。

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AMDのA4-3400で軽くベンチを取ってみた

ようやく組んだA4-3400ベースのPCにOS(Windows7)を入れたのでHDDベンチ(Ver.2.61)とかFFベンチIIIを走らせてみた。
まずはエクスペリエンスインデックスは次のようになった。

エクスペリエンスインデックス

A4-3400ベースPCのエクスペリエンスインデックス。


これを見るとAERO用のグラフィックスが若干低いが、その他は通常使用には支障の無いスコアだ。
メモリのスコアが高いのは8GB(4GBを2枚)搭載しているためと思われる。

その後Super piの104万桁を走らせたところ29秒だった(あんまり速くないなぁ)。

HDDベンチの結果は次の通り。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
120753 351015 359886 44462 38682 51908 18584 74 93944 7545 247730 C:10MB
ざっと見たところ演算系はD510の約4倍、描画系もメモリもそこまでの差は無いが速くなっている。
まぁこのベンチは2Dのみなのでパフォーマンスの参考にはならないかも(汗)。

参考までに過去に取ったD510のスコアは以下の通り。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
60376 79992 93394 34343 9322 43435 452 29 162539 59534 91532 C:10MB

最後にFFベンチIIIの結果だが、Lowで7,000程度、Highで4,500程度なのでRADEON HD4670(+Phenom II 905e)に比べると少々スコアが低いか。

動画の再生もしてみたけどフルHD解像度の動画もストレス無く再生可能だった。
こんなマザーとCPUが1万円台前半で買えるなんて良い時代だなぁ思う。
AMD A6-Series APUs A4-3400 TDP 65W 2.7GHz×2 AD3400OJGXBOX
B005IMJ18M
ASUS F1A75-M ASUS
B005GJC6LQ
このマザーは安かったけどSATA6Gbpsポートが6ポートあったり、USB3.0ポートがリアパネルに2ポート、ピンヘッダで2ポート分が用意されていたりするのでコストパフォーマンスは高いと思う。

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T60のベンチ

昨日届いたT60にとりあえずHDDを搭載してメモリも予定通り3GB入れたので、早速ベンチマークをとってみた。
使ったベンチマークソフトはいつものごとく「HDD bench 2.610」。

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
70415 171698 183348 57952 15216 40333 572 59 50442 43759 189653 C:10MB
72720 178350 200279 53594 15425 39361 553 59 50442 43759 211070 C:10MB

上の行がCPUがCore Solo T2300(1.66GHz)の時のもので、下が今回測定したCore2Duo T5600(1.83GHz)の結果。
常駐しているセキュリティソフトが異なるので正確な比較にはならないけど、演算系とメモリの数値はCore2Duoのほうが良く、HDDに関しては全く同じ、描画系はCore Soloのほうが良くなっている。
まぁマルチスレッドで動くソフトでは無いので、デュアルコアになったからといって数値が上がるわけではないからこんなものか。

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T42とT60でベンチを走らせてみた

先日手に入れたThinkPad T60は我が家初のCoreアーキテクチャのCPU(Core Solo T1300 1.66GHz)を搭載している。
ならばと一世代前のCPUを搭載したThinkPad T42(Pentium-M 735 1.7GHz)と比べてみた。
使ったベンチマークソフトはいつもと同じHDDベンチのVer.2.61。
下がその結果だけど、上の行がT42で下の行がT60。

  ALL   浮    整    矩      円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
52974 172445 159067 17274 19208 12540   116  59 22705 20438 166144  C:10MB
50693 102936 111105 73072 11355 43433   646  59 34477 28523 114030  C:10MB

なんと総合スコアではT42がT60を上回っている。
T42のOSがWindows VISTAでT60はWindows XPという違いがあるが、それでもこの結果には首を傾げたくなる。
演算系はクロックの高い(と言っても僅かだが)T42が圧勝で、2Dの描画系は”円”の項目のみT42が勝っているが他はT60の圧勝。
HDDはRead/WriteともSATAのHDDを搭載するT60が勝っているが、メモリーの項目は何故かDDR-333のメモリを搭載するT42のほうがDDR2-667のメモリを搭載するT60より速いということになっている。
うーん、この結果をどう捉えれば良いのだろうか?
描画系の数値は解像度の違い(T42はSXGA+でT60はXGA)も理由の一つとして考えられるが、だとすると”円”だけが速い理由が判らない。
HDDベンチのバージョンが古過ぎるのかなぁ?
とりあえずWindowsXPのT42で解像度をXGAに落として走らせてみようかな。

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