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次期プリウス(4代目)は40Km/Lが目標?

今朝の報道でトヨタのハイブリッド乗用車「プリウス」は次期モデル(4代目)の燃費目標が国内最高となる40Km/L(JC08モード:以下同)を目標に開発されているとか。
現時点での最高は同じくトヨタの「アクア」で35.4Km/Lで、現行プリウスは32.6Km/Lと先日スズキが発売した「アルト エコ」の33.0Km/Lに抜かれていた。
国産車初(というか世界初)の量産ハイブリッド車というプライドにかけても軽自動車には負けるわけにはいかないということか。

40Km/Lというと、今年の9月頃にフルモデルチェンジすると言われているホンダの「フィット」のハイブリッドも同じく40Km/Lを目標としているという噂だ。
この新型「フィットハイブリッド」は現行モデルのハイブリッドシステム(IMA)とは全く違う新しいハイブリッドシステムを組み込み、さらには変速機をDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)にして動力伝達効率をアップさせて来るらしい(既にマスコミ向けの技術発表で公開済み)。
この「フィットハイブリッド」が噂通りに40Km/Lを達成させたとすると、トヨタも対抗上それ以上の数字を出してくることが予想される。
実際にトヨタの関係者は「アクア」の燃費にはまだ余裕があるという趣旨の発言をしているらしいので、新型「フィットハイブリッド」に対しては「アクア」のマイナーチェンジで対抗することも予想される。

それにしても40Km/Lかぁ、、、、、、、凄い数値だなぁ・・・・・・・・・
ウチの車(2008年型フリード4WD)なんて13Km/L程度なので、その3倍かよ・・・・・・・実燃費はどれくらいになるんだろ?

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プリウスにコンセントが付いた

トヨタ自動車のHV車「プリウス」とPHV車「プリウスPHV」がマイナーチェンジされ、共に100Vの電源(最大1500W)を供給出来るコンセントがオプション設定された。
両車ともフロントコンソールトレイ内とラゲージスペースに1500Wまでの電力供給が可能なサービスコンセントがオプション設定され、プリウスは今日10/22から、プリウスPHVは11/1から発売される。
なおこのコンセントを選択できるグレードは”Lグレード”(プリウスPHVには今回のMCでグレード追加)を除く全グレードとのことだ。
これにより屋外でのレジャー時や災害等による停電時には車から電源を取るのが容易になり、このコンセントが東日本大震災の被災地で重宝したように災害時には有用なオプションと言えるだろう。
1500Wと言うと電気釜や電子レンジ等の調理用機器の使用も可能になる容量なので、屋外でのレジャー時でも炊き立てのご飯を食べることが出来るようになるし、デスクトップPCを屋外に持ち出して使うことも出来るようになる。

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意外と(?)売れているんだな

トヨタのプリウスシリーズ(プリウス・プリウスα・プリウスEX・プリウスプラグインハイブリッド(以降PHVと表記))は国内新車販売台数でトップを走っている。
2012年4月の販売台数も4車種合計で21,906台(自工会発表値)でトップを維持している(2位はアクアの18,481台)。
プリウスの販売台数の内訳は雑誌「ベストカー」の記事によれば、プリウス10,623台、プリウスα10,042台、プリウスEX178台、プリウスPHV1,069台となっている(合計が21,912台となって自工会発表値と食い違っているが誤差の範囲だろう)。
実際には共通部分の殆ど無い4車種(プリウスとプリウスPHVは外見は良く似ているが)なので、それぞれを別車種として考えるとどの車種もアクアの販売台数に届かないことになり、実質の販売台数1位の座に輝くのはアクアではないかと思う。
まぁそれはおいとくとして、面白いのは出たばかりのプリウスPHVが1,069台も売れているということ。
月間販売台数が3桁の車種も多いのに、ベースになったプリウスよりも約100万円も高い(補助金が出るので価格差は縮まる)にも関わらずこれだけ売れているのは素晴らしいことでは無いだろうか?

ちなみに1,069台と言う台数はダイハツが今年に入ってから売った乗用車(登録車)の台数(1,048台)を上回るものだ。
現在ダイハツが販売している乗用車は「クー(BB,デックスのOEM元)」「ブーン(パッソのOEM元)」「ブーンルミナス(パッソセッテのOEM元で販売終了が決定)」「ビーゴ(ラッシュのOEM元)」の4車種。
5月からはこれらに加えてトヨタからカムリのOEM供給を受けて「アルティス」の販売が始まっているが、今回の統計には入っていない。
まぁダイハツは販売のメインが軽自動車だから登録車が売れていないのも仕方が無いのかも?

さらに旧型プリウス(NHW20型)の継続販売であるプリウスEXも3桁売れている(3月で生産を終了した模様なので納車が4月になったか在庫販売なのだろう)のだから、多少なりとは言え需要はあるんだなぁと思った。
装備が簡略化されているけど価格が安いから法人関係とかの需要があるのだろうか?
実際には身近に個人でプリウスEXを買った人もいるし、ネットで探すと同じように個人で購入した人を見かけるので、結構個人ユーザーにも売れたのかもね(汗)。

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「プリウスc」の名前が「アクア」に決定か?

トヨタ自動車が開発を続け、今秋の東京モーターショーでお披露目した後に国内発売の予定だったコンパクトクラスのHVカーの車名がプリウスブランドではなく「アクア」となるらしいことが判った(ヨーロッパではヤリス(日本名ヴィッツ)HVとなると思われる)。
以前から雑誌等では「プリウスc」として記事にされていた車種で、燃費も量産車初のリッター40Km越えを達成するものと予想されていた。
今回判明した燃費は10・15モードで40Km/Lを超え、JC08モードでも40Km/L弱だとのことだ。
現在量産車で最も燃費の良いのは同社のプリウスで10・15モードで38Km/L(JC08モードで32.6Km/L)(最廉価グレードのLのみ、他のグレードは35.5Km/L(JC08モードで30.4Km/L))だが、これを大きく上回る燃費を達成したことになる。
HVシステムそのものは新開発ではなく、先代のプリウス(及び現行のプリウスEX)で採用されている「THS-II」とのことなので、その部分に関わる開発コストはかかっていないのでその分価格が抑えられ、巷の予想では150万円台からの価格では無いかと言われている。
これはライバルと目されるホンダのフィットHVの159万円を下回り、マツダのデミオスカイアクティブの140万円よりは高い値付けとなる。
フィットHVよりも安くて燃費が遥かに良いとなると現在販売絶好調のフィットHVの売れ行きに大きな影響が出ることが予想される。
ホンダがインサイトを189万円からの価格で発売した時もトヨタは現行プリウスを205万円(インサイトの中間グレードである”L”と同価格)からという衝撃的な価格で発売し、その結果インサイトの販売が落ち込んだということがある。
今回もトヨタは同様な手段で顧客を奪おうというのだろうが、消費者からすると良いものが安く買えるようになるのは歓迎だ。
なんにせよトヨタからの正式発表が楽しみだ。

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プリウスにLPG仕様があったなんて

同じマンションに30プリウスで個人タクシーを営んでいる方が住んでいる。
先日エレベータに乗り合わせた際に最近の石油製品の値上がりについて少々話をしたのだが、その時ガソリンの値上がりで商売に支障が出ているのではないかとの私の問いに、
「いや、ウチはガス(LPG)だから。」と仰っていたので、「えぇ?プリウスにLPG仕様ってあるの?」と思ったが、それを質問する前にエレベータが目的階に着いてしまったので聞けなかった。
気になったのでその後調べてみるとメーカー純正ではないが、LPGとガソリンのデュアルフューエル化改造をしている業者があるらしいことが判った。
なので、ガソリンの値上げはあまり影響は影響は無いのかもしれない。
プリウスの例ではないけど、LPGのほうが燃費が良いらしいので、ただでさえ燃費の良いハイブリッドなのにLGP化したら一体どれだけ燃費が良くなるのだろうか?

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箱根駅伝の伴走車

昨日と今日と箱根駅伝の中継を見ているが、各選手の後ろにいる伴走車は「プリウス プラグインハイブリッド」ばかり。
一部には発売されたばかりの新型ヴィッツの姿も見える。
その他にも燃料電池車(いくらするんだ?億単位だろうな)も投入されているが、いったいトヨタは何台の所謂「エコカー」を提供しているんだろう?
そしてその総額はいくらになるんだろう?(笑)
それにしてもこんなに多くの「プリウス プラグインハイブリッド」を目にする機会はしばらく無いだろうなぁ。

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「フィット」はハイブリッドorノーマルのどちらを選ぶか?

今月8日にマイナーチェンジ&ハイブリッドが追加されたホンダの主力車種である「フィット」は、発売後の受注が順調だそうだ。
発表後の20日までに合計で21,000台を上回り、月間販売目標である14,000台の1.5倍を受注したとのこと。
この内目玉のハイブリッドは7割超の15,000台だそうで、これはメーカー予想の4割を大幅に上回る。
ハイブリッドは指名買いが多いそうだけど、果たして本当にハイブリッドは経済的なのだろうか?

まず車体価格はベースグレードとなる「13G」が123万円なのに対し、ハイブリッドは159万円と36万円も高い。
ハイブリッドは自動車取得税と初回の重量税が100%減税(つまり免除)となるが、「13G」も75%の減税対象なので自動車取得税額は52,700円の25%の13,175円という計算となり、自動車重量税も当初3年分が45,000円のところが11,250円となり、合計では24,425円となるので、購入時の価格差は僅かしか縮まらない。
#取得税額は車両価格から算出したので、実際とは異なる可能性があります。またオプション等の価格やその他の費用は両グレードで同じと仮定しています。
残った価格差は335,575円となるが、これを燃費の差で取り返すのはちょっと難しいかもしれない。

両グレードの燃費はカタログデータで13Gが24.5Km/L、ハイブリッドが30.0Km/Lとなっているが、実際の使用ではここまでの差が出るのだろうか?
早速某雑誌で燃費チェックをしていたが、その記事によると一般道での計測では13Gが19.2Km/L、ハイブリッドが23.6Km/Lとなっていた(高速道路ではもっと差が無いと思われる)。
#この燃費の比率はカタログデータとほぼ同じなのが興味深い。
もちろんこれは1例に過ぎないが、仮にこの数字が実際の燃費だとした場合、年間12,000Km(月間1,000Km)走行するとして1年間に消費するガソリンの量は
13Gは12,000Km/19.2=625L
ハイブリッドは12,000Km/23.6=508.5L
となり、その差は116.5Lとなる。
1L単価を140円とした場合年間のガソリン代は
13G:87,500円
ハイブリッド:71,190円
でその差は16,310円にしかならない。
これは購入時の価格差335,575円の1/20足らずと言うことで、20年(24万Km)乗り続けても元が取れないということになる。
もちろん年間の走行距離が倍になれば10年少々で元が取れることにはなるし、13Gではなくもっと車両価格の高い13Gスマートセレクションや13L等と比較した場合はもっと早くに元が取れることになる。
特に豪華仕様の13Lともなると車両価格が10万円しか違わないので、取得税(15,950円)等を考慮すると、購入時の負担額の差は72,800円程となり、これだと約4年半(走行距離にして54,000Km弱)で元がとれることになる計算。

まぁ、こうやっていろいろ計算してみるとハイブリッドだからといって飛び抜けて経済的とは言えないことが判るが、これはベースとなったフィットそのものの燃費が良いからで、他の車(特に燃費が12~13Km/L以下の車)と比べるとやはり経済的であることに違いは無いと思う。
トヨタのプリウスは実燃費もかなり良いようで、フィットハイブリッドを大きく上回るようだが、その分車両価格も高価なので価格差を埋めるには長期間かかるものと考えられる。

まぁ車は燃費を始めとする経済性だけで選ぶものでは無いから、気に入ったのを買えば良いのだけれど、経済性は選択基準の中で上位にくるものではあると思う(「燃費なんか気にしないよ」と言う人もいるだろうけど)。
ここはトヨタが来年当たりに発売するという噂のコンパクトクラスハイブリッドや、マツダのG-Skyを搭載するデミオあたりを待つのも手かな?

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自動車税減免

昨年11月にTOYOTAのプリウスを買った友人が、「自動車税が安くなった」と大喜びで納付書を見せてくれた。
そこには確かに¥17,000少々の金額が書かれている。
今はハイブリッド車を購入した場合、登録翌年の自動車税の概ね50%が免除されることになっているから、排気量1000cc超1500cc未満となるプリウスは年額¥34,500の約半分の上記の金額になることになる。
(今日発売になる3代目プリウスはエンジンが大きくなり1800ccになるので、自動車税も上がるんだろうなあ)
昨年までは1800ccの車に乗っていて年額¥39,500だったので、年間で¥22,000超の差額となり、これはけっこう大きい金額だと思う。
残念なのは減免措置を受けられるのは、登録の翌年だけだということだな。
本人にそう言うとかなりがっかりしていた。一緒にいた人の中には3代目を購入した人もいたが、その人も残念がっていた。
翌年度以降も継続して減免されるように税法の改正がされないかなぁ?

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