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三菱の「アイ・ミーブ」の売れ行きが良かったようだ

三菱の軽EV「アイ・ミーブ」の2月の販売台数が多かったようだ。
発表された数字は2月に239台を売ったとなっていて、これは1月の販売台数(55台)の334.5%増し。
昨年の2月には377台売れているのでそれには届かなかったが、なかなかの数字だと思う。
日産の「リーフ」もそうだけど、EVは購入時に補助金が出るとはいえまだまだ高価だし、航続距離が短いのがネックでそれほど売れていない。
そんな中でこれだけ売れたということはまとまったオーダーでも入っていたのかな?

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日産「デイズ」が軽自動車月間販売台数2位に躍進(?)

昨日(3/6)に発表された2月の軽自動車販売台数(速報値)によれば、日産の「デイズ」が20,697台を売り上げ1月の5位から3つランクを上げて2位となった。
1位は1月同様ダイハツ「タント」で23,166台を販売。
1月に2-4位だった「N-WGN」「N-BOX」「ワゴンR」はそれぞれ順位を一つずつ落としている。
上位の各車とも2月は1月よりも台数を伸ばしているが、その中でも「デイズ」は6千台以上も増えていて率にして47.1%の伸びを記録。
上位5車の内これほどまでの伸びを示したのは「デイズ」のみで、他は3.1%(タント)から多くても17.9%(N-BOX)の伸びに留まっている。
「デイズ」だけがこれほど伸びた理由は2月13日に発売した新型の「デイズルークス」も”同一車名”として販売台数に含んだため(同じことを三菱も「EK」「EKスペース」でやっている)。
ハイト系とスーパーハイト系の2車種の台数を統合するというある種の”裏技”を使ってまで順位に拘るのはなかなか凄いな(笑)。
日産は「シャシーは同じだから同じ車種だ」と主張しているらしいが、消費者から見ると同じ車とは思えないし、ターゲットとする層も異なっている筈なんだけどなあ。
ホンダも「N-BOX」と「N-BOX+」の台数を合算しているが、この2車は同じスーパーハイト系だし外見も似ている派生車種なので問題無いと思うけど、「デイズ」と「デイズルークス」はジャンルも用途も異なるので”同一車種”とするには無理があると思うけどね。

2月の「デイズルークス」の販売期間は実質的に半月しかなかったので、この分だと3月の販売台数は凄いことになってしまうかも・・・

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日産「ジューク」のマイナーチェンジ版を発表

日産が小型クロスオーバーSUV「ジューク」のマイナーチェンジ版をジュネーブショーで発表した。
直前に公開されたテザー画像で判明していたようにフロントマスクの意匠が変更され、特徴的なライト類のデザインが変わったことが明らかになった。
これら外観も変更もあるが、今回のマイナーチェンジ最も大きく変更されたのはパワートレインだ。
今回発表された新しいモデルには今までの1.6LのNAエンジン(ヨーロッパ仕様は1.6Lエンジンなので)に代えて直列3気筒1.2Lターボエンジン「DIG-T」を搭載している(所謂ダウンサイジングターボか)。
スペックは最大出力115ps、最大トルク19.4kgmを発生し、アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費は18.2km/Lとなっている。
このエンジンが日本仕様にも搭載されるかは現時点では発表されていないが、可能性としては考えられる。
とはいえ日本で3気筒エンジンが受け入れられるかなぁ?

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インサイトの生産中止をようやく公表か・・・

ホンダのアメリカ法人がハイブリッド車「インサイト」について「2014年夏に生産を打ち切る」と発表した。
「インサイト」の生産中止は先月中から噂になっていたがようやく認めた形だ。
1999年に発表された初代は新開発の3気筒1Lエンジンにホンダ独自のハイブリッドシステム「IMA」を搭載し、軽量化のためのアルミボディ(一部樹脂製)を採用するなどして低燃費(5MT車で10・15モード35.0Km/L)を実現。
軽量化のために乗車定員を2名とした(リアシートが不要)こともあり、車重は今の軽自動車並みの820Kgしか無かった。
ただし専用設計の部品が多くコストが掛かり過ぎ、1Lの2シーターとしては高価(5MT車で210万円、CVT車で218万円)な車となり販売は振るわなかった。
それでも当時は「売れば売るだけ赤字」と言われたくらいだから、一体どれだけコストを掛けたのやら・・・
この初代は2006年まで販売されたが結局のところモデルチェンジをせずに一度生産終了の憂き目をみている。

現在販売されている2代目は初代の生産終了後2年余り後の2009年2月に発売され、2ヵ月後の2009年4月には10,481台を売り上げハイブリッド車初となる月間販売台数トップの座を獲得。
ところが販売台数が目標(月間5,000台)を上回ったのは発売の年の4月から12月までと翌年の3月だけで、トヨタがライバルのプリウスを2009年5月にフルモデルチェンジをして発売するとあっという間に販売台数は逆転し、後は差が開くだけとなってしまった。
#これはトヨタが「プリウス」の価格をかなり低く設定した販売戦略によるところも大きい。
その後販売のてこ入れ策として1.5Lエンジンを搭載したエクスクルーシブを追加したり、評判の悪かった後席の天井の低さを補うためにリアシートと天井の形状を見直すなどしたが、販売が上向くことも無く2012年4月以降の国内での月間販売台数は常に3桁という状況。
似たような形状で決して後席のスペースが広いとは言えないプリウスが常に1万台以上(αを含むが)販売しているのとは対照的だ。
ということでホンダとしても売れない車を作り続けるわけにもいかないという状況になってしまったということか。
ホンダはこの「インサイト」の様に先進的な車を出すことがあるが、なかなか後が続かないことが多い。
「インサイト」も初代と2台目には共通点が殆ど無く、せいぜい搭載するハイブリッドシステムがホンダ独自の1モーターIMAであること程度で、モデルチェンジと言うよりは新型ハイブリッド車に初めて出したハイブリッド車の車名を引き継がせただけと言える。

「インサイト」と同じように販売不振(国内の月間販売台数は2桁と3桁を行ったりきたり)のCR-Zはヨーロッパでの販売を終了すると発表されているが、日本国内を始めとする他の地域では販売は継続するとのこと。
これはハイブリッドのスポーツカー(と言ってよいのかはこの際おいといて)の灯は消したくないというホンダの意思表示か。
来年になればハイブリッドスポーツカーのフラッグシップとなる新生「NSX」が発売される予定だが、価格は1,500万円超とも噂されているので庶民には手が届かない(だからフラッグシップなのだろうけど)。
つまり庶民が購入出来るハイブリッド搭載の量産スポーツカーはしばらくの間CR-Zのみということになるが、そこに存在意義があるのだろう(GT300にも参戦しているし)。

ホンダは一般的なハイブリッド車は下は「フィット」「フィットシャトル」「フリードハイブリッド」に、ミドルクラスは「アコードハイブリッド」、上級サルーンには新型の「レジェンド(未発売だがもうじき発売が予定されている)」を置き、この内旧型のハイブリッドシステムを搭載する「フィットシャトル」と「フリードハイブリッド」は今年後半から来年にかけてフルモデルチェンジし、それぞれ販売の核として行くと思われる。
さらに今年後半にフルモデルチェンジが予定されている「ステップワゴン」にも「アコード」と同じ2モーターのハイブリッドシステムが搭載される可能性が高く、そうなるとモデルチェンジしたばかりの「ノア」「ヴォクシー」のハイブリッドと良い勝負をすると思われる。

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1360psもの出力を発生するスーパーカーが発表された

スウェーデンのケーニッグセグ(Koenigsegg)社は2/28にスーパーカー「アゲーラ(Agera)One:1」の概要を発表した。
3/4から始まるジュネーブショーで実車を公開するとのこと。
この「アゲーラOne:1」は同社の「アゲーラ」(5LのV8ツインターボエンジン搭載で940psを発生)をベースにした20周年記念モデルということで、量産市販車として初めて出力が1MW(1360ps)を超えた。
車重はベースとなった「アゲーラ」より若干重くなって1,360Kgだが、パワーウェイトレシオはこれまた量産市販車初の1.0Kg/psを達成。
1,000psオーバーの市販車と言うとブガッティの「ヴェイロン」(736kW=1,001ps)や同じブガッティの「ヴェイロン スーパースポーツ」(882kW=1,200ps)があるが、これらを上回りなおかつ軽量(ヴェイロンは500Kg以上重くて1,800Kgを超える)なのでサーキットを走らせれば「ヴェイロン」よりも速いことが予想される(最高速は未公表ながら理論的には440Km/hが可能とのことで、これが本当なら「ヴェイロン スーパースポーツ」や「ヘネシー・ベノムGT」を上回る)。
ただし駆動方式が後2輪のみなので4WDの「ヴェイロン」に比べると発進加速やコーナー立ち上がりでは不利となりそうだが、その”軽さ”でブレーキングは有利になると思われる。

ま、「量産される市販車」と言っても一般人には全く無縁な車だけどね(笑)。

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ETCのマイレージ

NEXCOのETCマイレージポイントがようやく1,000ポイント貯まった。
3月末には前々年に取得したポイントが消えてしまうので、例年それまでには1,000ポイント分を還元して無料通行権を得ていたが、今年は高速道路をあまり利用しなかったのでなかなか貯まらず、今日付いたポイントでようやく合計1,000ポイントを超えた。
これで8,000円分の無料通行権を得ることが出来るのでほっとした。

今回は一昨年の暮れにかけて高速を利用する機会が多かったのでなんとか貯めることが出来たけど、今年はあまり遠出をする機会が無いと思うので、来年はどうなるかなぁ?

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ホンダがヨーロッパでの「インサイト」及び「CR-Z」の販売を終了する予定

ホンダがハイブリッド専用車である「インサイト」及び「CR-Z」のヨーロッパでの販売を終了する模様だ。
これはヨーロッパホンダの広報担当がメディアの取材に対し「インサイトとCR-Zは、現在の欧州での在庫分を最後に、販売終了となるだろう」と明かしたことが取材したメディアのサイトに載せられたことから判明したもの。
販売を終了(半ば打ち切り)する理由は単純に販売不振よるものらしく、事実両車の2013年のヨーロッパでの販売実績は「インサイト」が1,242台、「CR-Z」に至ってはそれよりも少ない僅か695台で対前年比は60%以上の減少。
これではさすがに販売を継続することも出来ないと判断したのだろう。
もともとヨーロッパではハイブリッドよりもディーゼルエンジンがエコカーの主流で、ホンダもヨーロッパ向けに小型のクリーンディーゼルエンジンを開発し2013年のフランクフルトショーで発表している。
今後はヨーロッパ向けではディーゼルを主流に据えることになることも考えられる。

ちなみに「インサイト」は日本でも販売不振ということもあり、また春には「フィット」ベースの4ドアセダンである「シティ」の発売が予定されているので日本での販売も終了するという情報もある。
発売当時はハイブリッド車で初の月間販売台数1位に輝いたのだが、初代同様一度もモデルチェンジをすることなく消えていくことになりそうだ。

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自動車メーカーのフェラーリが久々にターボエンジン搭載モデルの概要を公開

イタリアの自動車メーカーであるフェラーリは5年前に公開していた「カリフォルニア」をモデルチェンジし車名を「カリフォルニアT」として概要を公開した。
「カリフォルニア」に搭載されるエンジンは4.3LのV8で過給はされていなかったが、「カリフォルニアT」は形式こそ同じV8だが排気量を3,855ccにダウンサイジングしターボで過給することで従来よりも高いパフォーマンスを得ている。
現行の「カリフォルニア」は最大出力490ps、最大トルク51.5kgmだが、新しいターボエンジンは排気量が440ccほど少なくなっているにもかかわらず最大出力560ps、最大トルク77kgmを発生させるとのこと。

フェラーリが市販車にターボエンジンを搭載するのは1987-1992年にかけて販売した40周年記念モデルの「F40」以来22年ぶりとなる。
つまり21世紀に入ってからは初のターボエンジン搭載車となる。

実車の公開は3月のジュネーブショーということで、お披露目はもうちょっと先になる。
到底買える車では無いので、実際に見かけるようになるのはしばらく先だろうなぁ、、、

旧型になる「カリフォルニア」でも私が買えるのはこのくらいかな?(笑)
1/43ダイキャストミニカー フェラーリ カリフォルニア
B007JETSSK

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日産が新型軽自動車「デイズ・ルークス」を発表

日産は三菱自動車と共同で設立したNMKVが開発した軽自動車第二弾となる「デイズ・ルークス」を発表した。
かねてから流れていた情報の通りカテゴリー的には超ハイト系ワゴンとなり、ライバルはホンダ「N-BOX」スズキ「スペーシア」ダイハツ「タント」となる。
月間販売目標は5千台と控えめで、日産はこの分野でトップを取ることには興味が無さそうだ。
スペックを見ても控えめで注目される燃費はNAのFFで26.0Km/L(免税対象)、ターボのFFで22.2Km/L(50%減税対象)とクラストップの「スペーシア」(NAのFFで29.0Km/L、ターボのFFで26.0Km/L)に及ばない。
この点に関して開発担当者は「お客様の関心のひとつは、(自然吸気モデルで)免税になるかどうかにある。そこにはしっかり対応した」と話しているが、反対に言うと「そこまでしか出来なかった」と言うことか。
しかも日産のNAエンジンは他社より出力もトルクも1割前後小さいので、重くなったボディを走らせるには少々力不足かも。
ということはターボエンジン搭載車を選ぶことになるが、そちらの燃費はクラス最低レベルとなる。
まだ実車を見たわけでは無いので内部の広さや内装の質感等はわからないが、現時点で積極的にこの車を選ぶ理由は見当たらない。
別にこの「デイズ・ルークス」が悪いと言うわけでは無く、ライバルのほうが魅力的だということだ。
同じことが第一弾で発売された「デイズ」と三菱の「EK」にも言え、両方とも今までの両社の軽自動車より売れているとはいえ、上位3社にはまだまだ敵わない状況だ。
スズキの「ハスラー」のように消費者を「あっ!」と言わせる車は開発できないものなんだろうな。

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ホンダの小排気量ターボエンジン

ホンダは昨年の技術公開(自動車関連のマスコミや評論家対象に毎年実施されているもの)で、3種類のターボエンジンを公開した。
排気量はそれぞれ2L,1.5L,1Lで、3気筒の1L以外は4気筒で2LはVTECとなっている。
この内2LのエンジンはシビックのTYPE-Rに搭載されニュルブルクリンクで市販車FF最速のラップタイムを目指している(現在はルノーメガーヌRSの8分強が最速)。
すでに8分を切りNSXのTYPE-R同等の7分56秒を記録している言われている。
1.5Lエンジンは180ps程度の出力と言われ、大体2.5Lクラスのパフォーマンスを持っているということだ。
実際にはアコードクラスの車に搭載されても重たいボディを問題無く走らせることが出来ているよう。
1Lエンジンはパフォーマンス的には1.5L~1.8Lクラスのエンジンと同等と思われ、日本ではストリームやフリードに搭載されても問題無く走らせることが可能だろうが、フリードへの搭載は無いだろうな
#2014/07/26追記:その後次期フリードにはこの1Lターボが搭載されるという話が出てきた(汗)。ついでに次期ステップワゴンには1.5Lターボを搭載するとの話もある。
この1Lエンジンの特筆すべき点はレギュラーガソリン仕様であるという点。
VWやメルセデス等のヨーロッパ車のダウンサイジングターボエンジンはその殆どがハイオクガソリン仕様。
ヨーロッパ車はオクタン価が95程度(ドイツでは主流のオクタン価)のガソリンを使うことを前提に設計されているためにレギュラーガソリンのオクタン価が90程度の日本ではハイオク(オクタン価100程度)指定となってしまう。
もちろんハイオク仕様の車にレギュラーを入れても動かないわけではないが、ノッキング対策のため点火時期を遅らせるなどで本来の性能は出ないうえ、一部の車種ではエンジントラブルの原因ともなり得ることが考えられる。
それに対してホンダの1Lターボは最初からレギュラー仕様なので、燃料費が安く済むし、万が一ハイオクを置いていないスタンド(日本には殆ど無いけどね)があっても問題無く給油が出来る。
このことは燃料事情の良く無い一部の国では有利ではないのかな。
具体的に搭載車種等は全くの未発表だけど、今後ホンダが開発&発表する車のどれかには載せて来て貰いたいと思う。
もしかして「S660」(ビート後継として発表された)の拡大版もしくは「S2000」の後継に載せて来るかも?
いや、「S2000」の後継ならパフォーマンス的に1.5Lターボかな?

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