大量のメールを削除・・・

今はもう使っていないメールアドレス宛にも沢山のメールが来ている。
メールサーバーに容量制限が無いので普段はほうっておいているが、いつまでもそのままというわけにもいかないのでたまには掃除をしている。
今回は掃除の間隔が長かったので溜まっていたメールは6千通を超えていた。
普段なら「nPop」というフリーソフトでまとめて削除しているんだけど、あまりに大量のメールを相手にするとほぼ確実に動作中にエラーで止まってしまう。
6千通もあるとサーバーからヘッダを取得する途中でコケてしまうので、今回はtelnetを使ってメールサーバーに直接接続し、削除コマンドを手動で入力してメールを削除することにした。
操作は単純で、コマンドプロンプト辺り(私はTera Termを使用)を立ち上げて、メールサーバーの110番ポートに接続。
>telnet メールサーバー名もしくはIPアドレス 110(ポート番号)
これでメールサーバーのpopプロセスが応答してくれたらUSERコマンドとPASSコマンドでユーザー名(アカウント名)とパスワードを入力する。
後は延々と削除コマンド(dele メッセージ番号)を入力すれば良いんだけど、これを手動で入力するのは手間なので、私の場合はエクセルで適当なシートを作り、最初のフィールド(A1)にdeleを入力。
一つ右隣りのフィールド(B1)には”1″を入力し、その下のフィールド(B2)は「=B1+1」を入れておく。
A2フィールドにあらかじめA1の内容をコピーしておき、A2とB2をまとめて選択してコピーし、それを必要数分(今回は5,000ほど)のフィールドに貼り付ければ準備はOK。
あとはこのエクセルのシートをスペース区切りのテキストファイルに保存し、保存したテキストファイルをエディターで開いて中身をクリップボードにコピーし、telnetで接続中の画面で貼り付ければ一気にコマンドの入力が出来る。
入力が終われば一呼吸待ってからQUITコマンドを入力して接続を切るとサーバーから削除されると言う寸法。
今回およそ5,000通分の削除コマンドの文字列を作ったので、次回以降はこれから必要数分を切り出せば良くなり楽が出来るな(汗)。

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