市電ループ化開業は12月下旬の予定

札幌市電のループ化工事が進められているが、駅前通りの南一条から南四条の新規開通部分の開業が12月下旬に予定されていることが分かった。
これは札幌市が開業予定を12月下旬とする方針を固めたことによる。

工事は10月下旬には完了する予定だが、11月上旬から試験運転をおよそ一カ月に渡って実施し、沿道を歩く歩行者や並走する自動車の安全等を検証する予定。
正式な開業日はその試験運転の状況を見て11月中旬にも決定して発表する予定とのこと。

今回新規開業する部分はこれまでの路線とは異なり線路が道路の両端に敷設されたため、
・歩道を通行する歩行者に近い
・違法駐車等があると簡単に進路を塞がれ運行できなくなる
といった不安点があり、試験運転でこれらが実際にどれくらい影響があるのか実証することになるのだろう。
道路中心部を運行している今でも無理に軌道を横断する車に運行を邪魔されることも多いので、「ちょっと停めただけ」の車に邪魔されることが多くなりそう。
営業運転ではそういったことが無くなるように車の運転者や歩行者に対する啓蒙の意味合いも含んでいるのではないかな?

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