先週末に「プリンタの印刷が薄くて見えない」との連絡があり、今日になって正式に依頼が来たので早速現場に行って状況を見てきた。
先週中にFAXで送って貰った印字サンプルを見た限りでは印字の一部が抜けるようにも見えていたのだが、実際に印字されたものを見ると一部が非常に薄くなっていて見えなくなっていた。
なので原因はレーザーユニットのミラーの汚れでほぼ間違い無いと思われた。
そこで久しぶりにLBP-740のレーザーユニットの内部の清掃を行った。
最初にトナーを取り出しておき、まずはビスを4本(トナー格納部のカバーを開けたところに2本と後部カバーの中に2本)外してトップカバーを外して(その際に正面から見て左側に操作パネルからのケーブルがあるので、それのコネクタも抜いておく)、レーザーユニットに繋がるケーブル4本(内1本はフィルムケーブル)を抜き固定用の黒いビス4本を外せばレーザーユニットを取り出せる。
レーザーユニットの上を横断するケーブルの片端を基盤から抜きケーブル止めからケーブルを外してから金属製の蓋を固定しているビスを外せばレーザーユニットの内部にアクセスできる。
レーザー発振部近くにあるシャッター(上の写真で白丸で囲った部分に入っているプラスティックの板状のパーツ)を取り出しておき、内部のミラーとレンズの表面を綺麗に拭けば清掃は終わり。
後は分解と反対の手順で組み立てて設置場所に戻して印字テストをしたところ綺麗に印字されるようになった。