今週末も3TBのHDDが10,980円

ツクモ札幌店のWEBチラシを見ると今週末の特価品(台数限定有り)の中に3TBのHDDがあり、価格は10,980円となっている。
通常時の価格は1万5千円~1万6千円程度だからこれは破格の値段。
ま、5台限定なので朝から並ばないと買えないとは思うけどね。
同様にDDR3-1333の4GB2枚セット(合計8GB、5セット限定)は今週も2,180円で、過去最安の1,980円には及ばないもののかなりの低価格。
他には16GBのSDHCカード(Class10、在庫限り)が980円とか、CrucialのSSD(64GB、5個限定)が6,980円とかがある。
SSDはもう1個くらい欲しいけど、とりあえずは無くても良いから今週は特に食指が動く商品は無いなぁ。

ん?ASUSのH61マザーが3,980円かぁ、、、、、ちょっと気になるかも(汗)。

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4GBものVRAMをなにに使うんだろう

InnoVISIONから4GBをVRAMを搭載しながらも低価格のグラフィックボードが発売になった。
「N43K-3DDV-M3CX」がその製品で、VRAMは4GBもあるが搭載されているGPUはローエンドの「GeForce GT 430」なので3D性能は期待できない。
では4GBものVRAMをなんのために使うのだろうか?と思ったが、動画のエンコードはGPUに行わせるほうがCPUの負荷が少なくてよいのでそのためではないかと思われる。
録画したTV番組等をiPod等で楽しむためにはエンコードをしなくてはならないが、そのためにはVRAMが多いほうが有利だからではないかと。
もちろんそのためにはCUDA等に対応したソフトと、高速なストレージ、そこそこのCPUが必要なので、このビデオカードを買ったからと言ってエンコードやトランスコードが速くなるとは言えないけどね。

でもなぁ、VRAMが4GBって、、、、、、、メインメモリですら自宅にあるPCで4GB以上を載せているのって3台しか無いよ(汗)。

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Windowsからftpサーバへの接続メモ

先日から「(Windows標準の)エクスプローラーから簡単にファイルサーバにアクセスしたい。」という要望を実現すべくいろいろ試行錯誤していたのでその時のメモ。

WindowsXP以降のOSには標準でftpクライアントが実装されたので、それを使ってftpサーバに接続してファイルのアップロードやダウンロードが出来るようになった。
エクスプローラーのアドレスバーに「ftp://(サーバのアドレス)/」と入れればanonymous(匿名)ユーザーでのアクセスを許可しているサーバならログイン可能だ。
接続できない場合はanonymousログインを許可していないかサーバ側の設定が間違っていることになる。

今回使用したサーバはvsftpdを利用していたので、以下はvsftpd用の設定メモ。
anonymousユーザーのホームディレクトリ(ftp rootになる)はデフォルトで/var/ftp/なので、これを他のディレクトリにしたければ/etc/passwdファイル中のftpユーザーのエントリを書き換えてvsftpdを再起動すれば良い(kill -HUP 1を実行する必要もあるか)。
ここで気をつけなくてはならないのは、ホームディレクトリに一般ユーザーの書き込み許可があるとvsftpdはログインを許可しないので、エクスプローラーからの接続が出来ない。
Linuxから接続しようとすると、
500 OOPS: vsftpd: refusing to run with writable anonymous root
のエラーメッセージが出て接続が拒否される。
なので、ホームディレクトリのパーミッションは755もしくは775にして置く必要があり、ファイルのアップロードを許可するには書き込み可能なサブディレクトリを作成しておく必要がある。
当初はこのことに気付かず実際にアクセスさせたいディレクトリをホームディレクトリに変更したところログインできなくなって焦った(というか変更は出来ないものかと思った)。

なお、接続時にユーザー名を指定して接続する場合にはその必要は無い。
接続時にユーザー名を指定するにはアドレスバーに「ftp://ユーザー名@サーバーのアドレス」と入力し、パスワード入力を促すダイアログボックスが表示されるので、そこでパスワードを入力すれば(そしてパスワードが正しければ)サーバへ接続できる。
下はパスワード入力のダイアログボックス。

ftp接続時のダイアログボックス

ftp接続時のダイアログボックス。


2回目以降も同じユーザー名とパスワードで接続するなら下の「パスワードを保存する」にチェックを入れておけば入力の手間が省ける。

とりあえずここまでやって目的のサーバーに接続できるようにはなった。
今現在少々悩んでいるのがファイル名の文字コードで、sambaユーザーがアップロードした日本語ファイル名がことごとく文字化けして全く意味不明だということ。
読めないだけならまだしも、フォルダ名が日本語の場合にフォルダの中は見れてもファイルを開こうとするとアクセス出来ないのは困る。
この文字コードを統一したいのだけれど、まだそこまでは調べが付いていないので現在も調査中。
まぁ、sambaとftpを別個に運用することも出来るので、どうしても無理なら諦めることにしよう。

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TDP3.5Wのモバイル用CPUを載せたマザーが登場

JetwayからファンレスMini-ITXマザー「NF9C-2600」が発売された。
CPUオンボードのマザーで搭載されているのはTDPが僅か3.5Wの「Intel ATOM N2600」(以降N2600)で、動作クロックは1.6GHzでL2キャッシュ容量は1MB。
このCPUは製造プロセスが32nmでMobile向けとされている製品。
32nmで製造されているATOMとしてはD2700(動作クロック2.13GHz)とD2500(同1.86GHz)があるが、こちらはデスクトップ用としての位置付けでTDPは共に10Wとなっている。
N2600はTDPが3.5Wと低いがデュアルコアでハイパースレッディングも有効なので計4スレッドの実行が可能(この辺りはクロックも含めD510と同じだ)。
命令セットは64ビットなのだが、最大メモリ容量が2GBと少ないので64ビットOSを入れる意味は無く、先に発表されているN2700と同様に64ビット版のドライバの提供は無いのではないかな?

今回発売になった「NF9C-2600」はボード上に冷却用のファンが一切無いファンレスモデルで、電源もACアダプタに対応しているので、電源ファンも無い構成とすることが可能(というか24ピン電源コネクタが無いのでATXorSFX電源には非対応)。
メモリソケットはDDR3-SODIMM用1本で、拡張スロットはPCIとMini-PCIeが1本ずつ。
変わったところではストレージ用にCFast card socketが1つ装備されている。
その他のストレージ用としてはSATAポートが合計で3ポート(内2つはSATAIII (6Gb/s)に対応とのこと)。
USBポートは2.0/1.1対応ポートがリアパネルに3つとマザー上にピンヘッダが4ポート分用意されていて、USB3.0ポートは無し。

省電力&静音PC用として魅力的な製品だが実売価格が15,800円とATOM+NM10マザーとしては少々高めなのがネックかなぁ?

メーカーサイトを見る限りCPUが上位モデルのN2800になっている製品もありそうだ(メモリソケットが2本になっている)。
N2800は動作クロックが1.86GHzとなり、最大メモリ容量も4GBとなっている(TDPは6.5W)ので、こちらのほうが使い勝手は良さそう。
Windows7の32ビット版のみが対応OSとなっているが、それでもメモリは多いほうが良いのでN2800搭載モデルも是非発売してもらいたいところだ。

メーカーサイト:「http://www.jetway.com.tw/jp/ipcboard_view.asp?productid=936&proname=NF9C-2600」
ショップ(オリオスペック)サイト:「http://www.oliospec.com/item_detail/itemCode,JETWAY-NF9C-2600/」

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マツダ、フルスカイアクティブ採用の「CX-5」を発売

マツダは16日に以前から噂のあったSUV車「CX-5」を発売した。
「CX-5」は初のSKYACTIV技術を全面採用(エンジン、シャシー、ボディ、ミッション)したクロスオーバーSUVで、注目の燃費はディーゼルの4WD車で18.0Km/L(JC08モード)と数あるSUV車の中で最高の値を達成し、100%減税対処となっている(FF車は18.6Km/L)。
ガソリン車でも15.6Km/L(4WD)~16.0Km/L(FF)でこちらは75%減税対象となっている。
燃費だけを見るとディーゼル車は私の乗っているK12マーチの14E(10・15モード燃費18.6Km/L)よりも良いということになる。

価格は最も安いガソリンのFF車(20C)の205万円から最も高いディーゼルの4WD車(XD L Package)の319万円となっており、ガソリン車とディーゼルの価格差は20SとXD(クロスディー)の比較で38万円となっている。
これはハイブリッド車とガソリン車の価格差や、日産のエクストレイルのガソリンとクリーンディーゼルの価格差よりは小さいのは評価できると思う。
ま、それでも高いとは思うけどね。

この価格差を燃料費で回収するにはどの位走行する必要があるのか?と思って試算してみた(実燃費をJC08モードの70%、燃料価格は軽油:128円・レギュラーガソリン:140円とした)。
10,000Km当りの消費燃料はガソリン車で約916L、ディーゼル車で約794Lとなり、燃料代はガソリン車で128,240円、ディーゼル車で101,632円でその差は26,608円となった。
車両価格の差(38万円)をこの数字で割ると約14.3となるので、14万3千Km走行すると元が取れる計算になる。
実際には車両購入時の税額の違い(ディーゼルは100%減税、ガソリンは75%)や整備にかかる費用の違いがあるので、この通りにはならないと思うが、それでも10万Km前後は走行する必要がありそうだ。
つまり街乗り等で少ししか乗らないのであればガソリン車の方がお得と言うことになる。
反対に年間数万キロも走るのであればディーゼルの方が有利と言うことになると思う。
どちらが良いかは使う人の使い方によるという、至極当たり前の結果となった。

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