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重さ6tの人工衛星が落下、今月末にも

NASAの発表ではアメリカが打ち上げた大気観測衛星「UARS」(重さ約6.5t)が今月下旬から来月上旬にかけて地上に向けて落下してくる可能性が高いということだ。
1991年に打ち上げられたこの衛星は2005年に運用を終了し、現在は地球周回軌道上(現在の高度は約250Km)を周回するゴミになっている。
現在は軌道修正を行っていないと思われ、そのため徐々に高度が下がりつつあり、9月下旬から10月上旬のどこかで大気圏に再突入し、燃え残った部分が地上もしくは海上に落下する見込みだという。
試算では衛星の殆どの部分は再突入時に燃え尽きる見込みということだが、26個の破片(最大で合計約532Kg分)が燃え残り、それらが800Km四方の範囲に落下する可能性が高いという。
軌道傾斜角から考えて破片が落下する範囲は赤道を挟んで南北57度の間といい、日本も全域が含まれる。
落下する破片が地上の”誰か”に当る確率は3200分の1といい、特定の個人(例えば自分)に当る確率は21兆分の1になるという。

目の前とか自宅の庭とかに落ちてきたらビックリだよなぁ(笑)。
過去にアメリカのスカイラブ(軌道上に打ち上げられた宇宙実験施設)の落下時には、落下した破片を最初にNASAに届けた人にはなにか特典があったと記憶しているけど、今回はなにもないのかな?
スカイラブの落下時は落下したオーストラリアの少年が対象になったと思う。
それにしてもオーストラリアにはいろいろ落ちるんだなぁ、大きなものではサイド1のスペースコロニーとか(爆)。

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一極集中

北海道の人口は平成23年6月30日現在で550万2944人(住民基本台帳ネットワーク上のデータ)。
このうち行政の中心である札幌市の人口が190万2522人となっている。
つまり全道の人口の1/3以上(約34.6%)が札幌市に集中していることになる。
また札幌市は10区に分かれているが、最も人口の多い北区の人口は27万6078人で、全道でもこれよりも多い自治体は旭川市(35万1989人)と函館市(28万0020人)だけとなっている。
最も少ない清田区でも11万5110人で、檜山、日高、留萌、宗谷、根室の各振興局(宗谷は総合振興局)内の人口よりも多い。

ちょっと古い資料になるが、昭和52年3月末の時点では全道の人口が542万1012人、札幌市の人口が143万8001人で、札幌市の占める割合が約26.5%だった。
人口の増加数を見ると北海道全体では8万1932人しか増えていないが、札幌市は46万4521人も増えている(なんと北海道で2番目に人口の多い旭川市の人口よりも多い!)。
つまりこの34年で札幌市への人口の集中がより進んでおり、反対の言い方をすると札幌市以外の人口が減少しているということだ。
昭和52年には1万人以上の人口(1万0812人)があった歌志内市も平成23年6月末には4千人強(4394人)にまで減少している。
人口が増えるということは商業活動も活発になり、生活が便利になっていくのだが、反対に人口減少が続いている地域は不便になり、そのためにますます人口が減少するという負のスパイラルに陥ってしまう。
現在北海道の各自治体の中には道内外からの移住を勧めようとして住宅地の分譲や、建設費用の補助制度を設けているところもあるが、中々移住者が増えていないのが現状のようだ。
田舎暮らしに憧れる人にとっても北海道の冬は大変なのかも?

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1枚8GBのメモリモジュール発売

DDR3のメモリモジュールで1枚あたりの容量が8GBのものが発売になった。
2009年にはRegistered/ECCのモジュールが1枚16万円で販売されたことがあったが、今回発売になったのはUnbuffered/non-ECCのモジュールで、デスクトップ用DIMMと(主に)ノート用のSO-DIMMの両方。
モジュールメーカーはSamusungでチップも同社製の4Gbitチップを採用している(片面8枚の両面で16枚を実装)。
秋葉原での実売価格は25,980円で容量が半分の4GBのモジュールとは文字通り桁違いだ。

気になるマザーボードの対応だが、IntelがSandy Bridgeプラットフォームでの対応を公表している他、マザーボードメーカーも独自に対応状況をWEBページで公開しているところがあるようだ。

Intel Sandy Bridgeプラットフォームのメモリバリデーション(PDFファイル)

上記の資料には今回発売になったSamusung製のモジュール以外にもElpida製(EBJ81UG8BAF0-DJ-F)やHynix製(HMT41GU6MFR8C-H9)のモジュールの名前もあるので、この2社製のモジュールも発売される可能性があるのかも?

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