マザーボードを交換した(同時にメモリも)

先日来不調になっているPCだが、原因がメモリでは無いことが判明した。
試しに外したメモリだけを挿して電源を入れたところ無事に起動し、memtest86でチェックしてもエラーが出なかったのである。
さらにメモリスロットを変えて試してもメモリからはエラーが出ない。
ところがmemtest86でチェックしている際に妙なことに気がついた。
念のため他のメモリもチェックしてみたのだが、どのメモリでもメモリクロックの表示がおかしく、スロット3ではクロックが415MHzと表示され、スロット2と4では277MHzと表示される(BIOS上の表示はどれも400MHz)。
少なくとも3本のメモリの全てで同じ表示になるので、メモリが原因とは思えない。
試しにスロット3と4に同容量のメモリを挿してmemtest86を実行したところ、最初のテストでリセットがかかってしまいテストが実行できない。
ところが同じスロットでも異なる容量のメモリの組み合わせでは問題無くテストが出来た。
つまりデュアルチャネル動作をさせると問題が発生するらしいということだ。
表示されるクロックが正しいとすると、同時に2つのメモリモジュールへのアクセスをしようとしてもタイミングが合わないのでは無いだろうか?
とすると、今回の不調の原因はマザーボードでは無いか?と思えてきた。

というわけで急遽マザーボードを交換することになり、この際なのでメモリもDDR3にすることにして今日の昼間に買ってきた。
買って来たのは2軒のショップをみた中で最安だったMSIの「785GM-P45」というマザーボードでお値段4,980円也。
メモリはDDR3-1333の4GBの2枚セットで、こちらの値段は5,980円だった。
チラシではメモリの値段は6,380円となっていたが、店頭では値段が変更されていてさらに安く買うことが出来た。
買って来て早速組み替えたが初期不良も無く無事に起動し、Windows7が自分でドライバを組み込んでくれてとりあえずは使える状態になった。
前のマザーボードも同じMSIの「K9A2GM-FIH」で、チップセットがAMD780G+SB700の組み合わせだったのに対し、今回のマザーボードのチップセットはAMD785G+SB710とそれほど違いが無いのとSATAポートがIDE互換モード(初期値)になっていたので無事に起動したものと思われる。
起動後に付属のDVD-ROMからドライバをインストールし直し、Windows7の再アクティベーションを済ませてようやく元の通りに使えるようになった。

前のマザーボードでもメモリを2G+1Gという組み合わせで使えてはいたので、無理に交換しなくても良かったのだが、いつ壊れるか判らないという不安を抱えたままで使いたくなかったのと、そろそろ(安くなっている)DDR3環境に移行したかったので、今回思い切って両方とも買い換えた。
特にメモリはこの先値上がりの可能性があるので、安くなっている今の内に買っておきたかったので、ちょうど良かったのかも?(笑)

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