画素数をdpi(Dot per inch)と勘違いしているんでは無いかい?

某オークションサイトに出品されているノートPCの説明に、
「画素数:画面に表示するドット数。1インチ(2.54センチメートル)を何個の点(ドット)の集まりとして表現するかを意味する値。(後略)」
という部分があった。
最初の部分は間違ってはいないが、その後の説明が変。
1インチ云々以降の説明はプリンタ等の解像度で出てくるdpi(Dot per inch)の説明だ。
この値が大きいほど描写が細かくなり高精細の画像の表示や印刷ができるのだが、ディスプレイの場合はあまり使わない。
特にこの説明の後半には「SXGA(1280×1024) XGA(1024×768) 」という記述があり、これはdpiとは関係が無い。
この数字の意味は横方向の画素数×縦方向の画素数であって、インチあたりの画素数にはならない。
縦横共に1インチのサイズのディスプレイならdpi値に等しくなるけど、そんな細かいドット(ドット一つの幅が20ミクロン以下で髪の毛の太さの半分以下)のディスプレイは見たこと無い。
IBMが以前販売していた22インチのディスプレイにQUXGA+(3840×2400)というのが有ったけど、それでもdpi値にすると220程度にしかならない。

確かに同じディスプレイサイズであれば画素数の多いほうがdpi値も上がり、より高精細な表示が可能となるが(同時に表示出来る情報量も増える)、ディスプレイの画素数の説明としてdpiは不適当だろう。
これが「画素数」ではなく「解像度」の説明であれば問題は無いんだけどね。
PCのプロである(ことが求められる)ショップの担当者がこれではちょっとねぇ、、、、、

←クリックしてくれると嬉しいです。

AMDの「Fusion」搭載マザーがお目見え

AMD初のGPU統合CPUである「Fusion」を搭載したマザーがASUSから発売された。
「Fusion」自体はIntelのATOMとnVidiaのIONに対抗する位置付けの製品と言える。
今回発売となったのはASUSteKの「E35M1-M PRO」で、製品自体は1月に発表されていたが、ようやく店頭に並んだようだ。
詳しいスペックはメーカーサイト”http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=qSoDxhM5mAk1F607”を見ていただくとして、主な仕様は、
CPU:E-350(Dual-Core 1.6GHz動作 TDP18W)
メモリ:DDR3-800/1066対応スロット2本 最大8GB(ただしシングルチャネル)
拡張スロット:PCI-e x16(4レーン動作)x1、PCI-e x1 x1、PCIx2
インターフェース:SATAx5,eSATAx1(共に6.0Gb/sサポート)、USB3.0ポートx2(リアパネル)、USB1.1/2.0ポートx12(リアパネルに4、ピンヘッダで2×4)、VGA、DVI-D、HDMI、LAN(Gbit)他
意外と大きい特徴はBIOSがEFI BIOSということで、これはIntel純正以外のマザーではまだ少なく、2TB超のHDDからのブートに対応していることになる。

GPUコアがCPUに内蔵されたにも関わらずTDPが18Wと低いため冷却はファンレスとなっていて、CPUとチップセットを覆う大きなヒートシンクが付けられている(オーバークロック時はファンが必要との事)。
マザー上にファンが無いので電源をACアダプタとしてストレージをSSDとすれば回転部分の無い静かなPCを組むことが出来る。
グラフィックコアはAMDなのでRADEON6000シリーズのコアで、DirectX11対応となっている。
実際のパフォーマンスはまだ不明だが、少なくともGMA3100よりは上の筈。
うーん、書いていて欲しくなってきたなぁ、、、、、、(爆)

←クリックしてくれると嬉しいです。

メモリだったみたい?

昨夜起動しなくなってしまった自宅のPCの内の1台は、どうもメモリのせいだったらしい。
CPUの交換は面倒なので、まずは2枚挿してあるメモリ(DDR2-800、2GB)の内の1枚を取り外してみたところ無事にBIOSが起動し、そのままOSも問題無く起動した。
これだけだと(あまり考えられないが)メモリスロットの不良の可能性が捨てきれないので、手元に余っていた1GBのメモリを挿してみたが、これでもきちんと起動し、幾つかのアプリを起動しても問題無く動作する。
ということは、メモリの不良だったということになるが、まだ確認していないことがある(例えば不良と思われるメモリだけを挿して起動するか等)ので、今晩にでも再度チェックしてみることにしよう。

←クリックしてくれると嬉しいです。

イー・モバイルでも計ってみた

WiMAX端末で速度測定をしてみたので、今度はライバル?のイー・モバイルの回線でも速度を測定してみた。
使用したのは昨年買ったポケットWi-Fi(D25HW)で、その他PC等の機器はWiMAXの時と同じものを使用し、接続したUSBポートも同じポート。

WiMAXと同様にBNRスピードテストで測定したところ、下りは0.7~0.76Mbps程度で安定していたが、上りが0.35~0.9Mbps程度とバラつきが多い結果となった。
この結果を見る限り今回試した場所では下りは大差無し、上りはWiMAXにアドバンテージがあるという結果になった。
それでも下りで最高40Mbpsを売りにしているWiMAXと公表値下り7.2MbpsのポケットWi-Fiがいい勝負というのはどうかと思う。
もちろん条件の良いところではWiMAXの圧勝となるのだろうけど、今回のような場所が多いのであれば、現時点ではサービスエリアの広さでイー・モバイルのほうに分があるような気がする。
なにせWiMAXは地方都市ではまだまたエリア外の部分が広くて使えないところが多い。
少なくともRSRの会場がエリアに入ってくれないと使えないんだよね(笑)<WiMAX

←クリックしてくれると嬉しいです。

意外と遅いなぁ、、、、、、

先日届いたWiMAXの端末をPCに接続してサインアップを済ませたので、実効でどれくらいの速度が出るのかを計ってみた。
場所は札幌市中央区の平地で、コンクリート造りのビルの中(窓からの距離は2m強程)。
BNRスピードテストを利用しての測定では下りで0.6~0.8Mbps程度、上りで0.7~1.2Mbps程度となった。
面白いことに何故か上りのほうが速いという結果が出たが、上りが速いというよりは下りが遅いと言えると思う。
サービスエリア内とはいえ少し外れのほうで、さらにコンクリートのビルの中という条件なので仕方ないのかも?でもそれなら上りも遅くなるはずだなぁ?
東京の鶯谷駅のホームでは下りで30Mbpsという速度が出たという記事を読んだことがあるが、それとは比べ物にならないくらい遅い。
ユーティリティの電波強度(と思われる)表示も弱かったが、せめて数Mbps程度は出てくれないかなぁ?
今回はノートPCでは無いので窓の近くに移動させての試験が出来ないのが少々残念。
今度はノートPCを使って室内のいろんな場所で試してみようかな?

とりあえず繋がることは判ったが、何故か説明書通りにはいかなかったんだよなぁ(笑)。
それでもWEBの閲覧だけならサインアップ後すぐに使用が可能になった。
ちなみにサインアップ後にユーティリティでプログラム(ファームウェア、ユーティリティ、ドライバ)の更新を行わないと、メール(pop3)サーバーに繋がらない症状が出ることがあるみたいで、ほぼ同時に申し込んだ人間がメールの受信が出来ないと言っていたが、プログラムの更新をしたら問題が解決したとのこと。
プログラムの更新はデフォルトで「自動アップデート」「毎週」「木曜日」に設定されているが、最初は「手動アップデート」にチェックを入れて「プログラムアップデート」ボタンを押してアップデートする必要がある。

接続用ユーティリティ画面

WiMAX接続用ユーティリティソフトの画面。メニューからステータスを選択する。


上の画面では端末を取り付けていないのでその旨の警告が出ているが、実際の作業時は端末をPCに取り付けておく必要がある。
アップデート設定の画面

アップデート設定の画面。これは初期の状態なので、「手動アップデート」を選択して「プログラムアップデート」のボタンを押す。

←クリックしてくれると嬉しいです。