スバルが自動運転用の試験場を設置予定

自動車メーカーのスバルが自動運転車用の試験場を北海道に開設すると発表している。
設置するのは美深町仁宇布にあるスバル北海道美深試験場内。

自動運転に関してが日産がミニバンの「セレナ」に高速道路単一車線限定ながら運転者の操作なしに走行可能な”プロパイロット”搭載している。
日産は今後も搭載車種を増やすとしていて、今後は他社も追随すると考えられている。
スバルも2020年の発表を目指して開発中ということで、実際の走行試験用のコースを新設することにした。
場所は仁宇布の集落近くで、旧国鉄の美幸線の仁宇布駅跡に作られたトロッコ王国からも近い。
開発拠点から遠い北海道の田舎に作るのは、やはり雪道への対応だろう。
北海道の積雪時では道路表示(センターラインや車線境界線等)が見えないのが当たり前で、除雪が比較的行き届いている高速道路ですら降雪時には見えないことがよくある。
また路面には積雪が無くても、降雪時には視界が悪化するのでその影響を受けないシステムを作り上げるのも大切。
スバルの”アイサイト”は国内でもトップの性能を誇るが、それが雪道に対しても安定した性能を発揮できるようになるのか?

人間の目でも道路がどこにあるのか判別できないような状況でカメラの目で判別できるのかなぁ?
雪の積もらない地域の人には想像できないかもしれないが、積雪時は道路であってもなにが路上にあるか油断が出来ないことがよくある。
風の強い地域だと吹き溜まりが出来やすいし、除雪車がよけた雪が道路の端に積み重なって歩道が見えないなんてのは良くある話。
そういった状況で自動運転が可能なのだろうか?

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