今日も珍しい車を見たなぁ

今日は天気が良くて暑くなったので、午後から子供と一緒に前田森林公園に行って来たんだけど、行く途中で珍しい車を見かけた。
”珍しい”というのは生産数が限られているとかではなく、単純に売れ行き不振で販売された数が少ないためで、特に希少車というわけでもない。
で、その車はなにかと言うと、トヨタの「マークXジオ」。
4ドアセダンの「マークX」と名前が似ているけど、駆動方式からして異なる全く別の車(「マークX」はFR、「マークXジオ」はFF)。
「マークX」の先代モデルである「マークII」には「マークIIブリット」「マークIIクオリス」(これは「カムリグラシア」と同じ車のデザイン違いで、「マークII」との共通点は無い)といったステーションワゴンがあったので、その後継車種と位置付けられている。
しかもただのステーションワゴンでは無く、3列目シートを備えたミニバンのような車。
ところがこの3列目シートが殆ど使えない代物で、ポルシェ911(963)のリアシートよりも狭いんじゃ無いだろうか?
一度トヨペット店で展示車を見せて貰った時にセールスマンの人に訊いたら、3列目シートをたたんで使っている人が多いとのことで、思わず納得だった(笑)。
そんなこともあり、デビュー時にはそこそこ売れたけど、発売三ヶ月目には既に販売目標を大きく下回ることになってしまい、結局発売から6年少々で生産終了となってしまった。
現在このクラスの3列シート車としては「プリウスα」の7人乗りがあり、こちらも最初は売れたけど現在では2列シート車のほうが売れている。
やはり中途半端な3列目シートは使えないので売れなくなるんだなぁ、という良い見本かと。

話を戻すと「マークXジオ」は札幌市内でも時々見かけることがある車だけど、今日は前田森林公園に行く途中だけで2台も見かけてしまった。
普段は月に数回程度しか見かけ無い車を一日で2台も見かけるなんてねぇ・・・
天気が良かったので出掛けることにした人が多かったのかな?

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