NIKONのFマウントって意外と面倒だったのね

NIKONの古いレンズを譲っていただくことになってどう使おうか考えているうちにNIKONのデジタル一眼のボディも手に入れてしまおうかとも思い始めた。
そこでこちらも古いD70辺りをターゲットにしてみたところ、実は古いレンズはそのままではデジタルのボディに付かないとのアドバイスを頂いた。
なんでも古いレンズ(非AIと呼ばれるらしい)をデジタルのボディ(というかAI化以降のボディ、F2フォトミックA、ニコマートFT3以降)に付けようとすると、マウント付近で物理的に干渉する部分があるとのこと。
デジタル一眼レフで正式に非AIレンズに対応しているのは「Df」ただ一機種だけだそうで、こんなFXフォーマットの新しい機種はとてもではないが手が出ない。
ネット上でさらに調べていくと、NIKONではこの非AIレンズを改造して新しいボディでも使えるようにする”AI化”改造を行っていたが、それも1997年で終了していたらしい。
ところがD70は露出計連動レバーが無く、レンズによってはマウント正面向かって左下の最小絞り設定警告レバー部分のみが干渉するのみなので、レンズ側のその部分を削ってしまえばAI化改造を行わなくても付く場合があるらしく、それどころかその改造すらも不要なレンズもあるらしい。
今回譲っていただくレンズがAI化改造も含めてどのような状態なのか不明なので、まだなんとも言えないが少しは希望が見えてきたかな?

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2 comments to this article

  1. 千歳

    on 2015 年 5 月 11 日 at 3:12 PM -

    マウント自体は不変なんですが、付くのと使ええるのは別の話で…
    キャノンが、バサッと「ここまでは使えません」「ここから使えます」と明確に切ったのと正反対ですね。

    私にはどの辺に境界線があって、どの機種で使えるのかサッパリです。
    ニコンの方が優しいようで、なんか使い辛い感じの印象ですw

  2. tan

    on 2015 年 5 月 11 日 at 3:38 PM -

    >千歳さん
     猫鉢さんに教えて頂いたサイトを見ると、NIKONの戦略は「いつのまにか作戦」らしく、仰るようにはっきりとした境界線は設けずに変更をしてきたらしいですね。
     非AIからAIへの変更時はさすがにユーザーに便宜を図ったようですが、その後は少しずつ変更をして、いつの間にか新しい仕様が普及していると言う・・・
     おかげで古い資産を活かすのにはそれなりに負担がかかってしまうようになったらしいですね。
     AFモーターのボディへの非搭載化はそれまでのAFレンズの切り捨てとまでは行かなくても、それに近いものがあるかと。
     NIKONのボディの仕様を読んでいると使えるレンズと使えないレンズの説明が沢山あって判り難いですね(PENTAXも同じことが言えますが)。

     あとこの記事とは関係ありませんが、例のブツ(ひもではありません)をようやく仕入れたので、近日中に発送しますね。

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