トヨタの「アイシス」もモデルチェンジなしで終わりか?

トヨタの「アイシス」はデビューが2004年で、その後一度もフルモデルチェンジを受けずに間もなく10年にもなろうとしている。
現在国産で車高の低い3列シート車(車高が概ね1700mm未満)と言えば下記くらい。
トヨタ
・アイシス
・シエンタ
・ウィッシュ
・プリウスα
ホンダ
・オデッセイ
日産
・ラフェスタ ハイウェイスター(マツダのプレマシーのOEM)
マツダ
・プレマシー
・MPV
スバル
・エクシーガ
以上9車種。
このうちホンダの「オデッセイ」は昨年のフルモデルチェンジで車高が一気に150mmも高くなり、一部グレードでは1700mmを超えているので「車高が低い」とは言い難くなってしまった。
またリアドアが使い勝手の良いスライドドアなのは「ウィッシュ」「プリウスα」「エクシーガ」を除く6車種。
これら少ない車種の中でも長生きだった「アイシス」だが、どうもモデルチェンジ無しで販売終了となる可能性が高い。
「アイシス」の販売チャネルは「トヨタ店」で、トヨタの人気ミニバン「ノア」「ヴォクシー」の扱いが無かったが、もうじき「ノア」「ヴォクシー」の兄弟車として「エスクァイア」が発表され(発売は2015年初頭)る見込みで、それと入れ替わりに車種廃止となることが決まっているということだ。
しかもこの「エスクァイア」はハイブリッド専用車となると言う話もあり、実際に発売されれば売れ筋になると思われる。
現在トヨタ店で販売しているミニバンは「アイシス」の他は「エスティマ」と全チャネルで販売している「プリウスα」だけで、他のチャネルのような人気車種が無い。
そのための新車種投入なのだろうけど、「アイシス」を廃止するのは残念だ。
確かに売れ筋では無いとはいえ、もっと売れていない「アヴェンシス」もあるのに何故「アイシス」なのか?
発売から10年が経過し、累計販売台数も30万台前後になり、開発費もある程度の回収出来たと言うことなのだろうか?

「アイシス」は私も今の車に(新車ではなく中古で)買い換える時に検討した車で、もうちょっと燃費が良ければ買っていたかもしれない。
あのセンターピラーレス構造とスライドドアは便利そうで良かったんだけど、エンジンが1.8Lもしくは2Lで自動車税がそれまで乗っていたK12マーチより高くなるのと、先にも書いたように燃費があまり良くないのが決定的で、結局はフリードの4WDを買うことになった(1.5Lとはいえこちらも燃費は良くないけど、全長は短くて駐車場で楽そうだったし、その割には天井が高くて荷物が積めそうに思えた)。
プリウスと同じTHSIIを搭載して燃費を良くすれば使い物にならない3列目シートを載せている「プリウスα」より売れるようになる気がするね。

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

One comment to this article

コメントを残す