マツダネタをもう一つ。
現在マツダの乗用車ラインアップの中でSKYACTIVテクノロジーを導入していないのは「ROADSTAR」「ベリーサ」及び「MPV」の3車種。
この内「ROADSTAR」は次期モデルをフルSKYACTIVで開発しており、そのプラットホームをイタリアのアルファロメオに提供することが発表されている。
残る「ベリーサ」と「MPV」に関しては公式の発表はされていないが、モデルサイクルから考えると両方ともそろそろフルモデルチェンジをしてもおかしくない時期だ。
「ベリーサ」は2004年6月の発売なのでそろそろ満10年、「MPV」も現行モデルの発売が2006年2月で既に8年を経過しているので遅過ぎる感もある。
「MPV」はマツダの中でも不人気車らしく、ディーラーで価格の話になると最初から70-80万円の値引きを提示されることもあるという話だ。
#もちろん全てのディーラーでこの金額を提示するとは限らない。
その「MPV」もフルSKYACTIV導入で新型を開発しているとの話もあり、来年にでもフルモデルチェンジがあるかもしれない。
「プレマシー」よりも1サイズ上で他社では余り見ない全高1,700mm以下のミニバンがフルSKYACTIVでどう変身するかちょっと楽しみではあるな。
少なくとも現行で10.0-11.0Km/Lという燃費(Lクラスクラスが一つ下でエンジンが少しだけ小さいミニバン「ビアンテ」の14.8Km/Lよりだいぶ悪い)がかなり改善されるのは間違いないところだろう。
#2014/05/28追記:「ビアンテ」と「MPV」のクラス分けにクレームが入ったので表記を修正。
2 comments to this article
NOKKY
on 2014 年 5 月 28 日 at 4:30 PM -
『ビアンテ』はLクラスミニバンの区分ではなく、
Lクラスは、MPVの方です。
燃費の差は2.3Lと2Lのさでは?
『ビアンテ』は、Mクラスミニバンです。
(ノアヴォク、ステップワゴン、セレナクラス)
tan
on 2014 年 5 月 28 日 at 4:54 PM -
>NOKKY様
コメントありがとうございます。
ご指摘の様に車体サイズから見てもMPVの方が大きいので、クラス分けをするとMPVのほうがLクラスと言えるかと思います。
ただしビアンテのサイズも5ナンバー枠を超えているのでエンジンが2LでもMクラスと言うよりもMとLの中間と感じます。
燃費の差は単純に排気量の差だけとは思えません。
車高が高く前面投影面積が大きい「ビアンテ」のほうが高速燃費は不利ですし、発信加速に影響の出る車体重量の差は80Kg程度で全体の5%弱にもかかわらず燃費が30%ほども違うのは、エンジン・駆動系やボディの設計の古さが原因だと考えられます。
クラス分けに関してご指摘の部分は修正しておきました。